外房を色々と巡ってきた。
今回のカメラは我らが日本が誇る、NIKON Fと初代f1.4のNikkor-S Auto 5.8cm f1.4にベルビア100。
今回もHektor50さんがお供してくださった。
こちらもレンズをお借りできたりと大変有意義でした!
目次
釣師海岸へ
釣師と書いて「つるし」と読むらしい、釣師海岸へ行ってみた。
ここではカメラを出すことはなかった。
まぁ、結構ハードなところで息も絶え絶え。でも絶景だったし、社会経験にはなった。
ちょっと、これからの季節は薮も大変かもだけれど、ビーチも大変かも。あとはヒル。
検討の結果、砂浜までは降りなかった。
どうしたらいいのかわからないというのが正直なところ。
小浦海岸へ
開放。1/30だったかな。
釣師海岸の後に、以前訪れた「小浦海岸」を再訪した。
ここも開放、1/30ぐらい。
小浦海岸の駐車場に着いたら、なんと満車では入れなかった。
近くのコンビニに行ったら、ご飯ものは全て売り切れていた。
御宿の海岸は人が多くいた。
そして小浦海岸までの道のりも結構な人とすれ違った。
開放。1/125ぐらいか?
以前訪れた時は真冬で人もいないし、変な"野獣みたいな叫び声"は聞こえるし、緑も全くなかった。
今回は結構緑が出ていて眩しいぐらい。これ以上伸びたら歩きづらいかも?
開放だと緩いな〜。
小浦海岸の穴
f8と1/250。ぴったり。見たまんま。
日陰は日陰として撮れることの大切さ。
ここが二つ開いている穴の入り口。ここから左が山奥。どこかで読んだブログでは先程の釣師海岸へと続いているらしいが、かなり厳しい道なのでお勧めできないと書いてあった。
f4の1/250ぐらいだったかなー。あーん、オーバー。もっと絞ればよかった。
でも露出計で測ったのが恐らくシャドウ部分でこれぐらいだったのかなと。
Hektor50さん、落ちないでと思いながら撮った。
押すなよって冗談もできないほど、ギリギリ。
あと、この穴に入るのに順番ができていた。次から次へと人が来たのは驚いた。
これもオーバーだったな。f4と1/125ぐらい。
空向けるんだから、もう2段ぐらい絞ってもよかったな。
ここが先程の穴。下からも見られる。
男子に声かけられた
穴のそばで。f5.6と1/500だったかな。晴れでf8と1/250の露出だった。
ここで若い男性二人組に声をかけられた。見た感じと話し方で高校生ぐらいかと。
「あのう、この先って行けるんですか?」と。
一度行ったが、終わりがない感じなので危険だよと伝えつつ、足元を見るとハーフパンツにビーチサンダル。
それだと無理かもと言ったら、驚きの返事が。
「それが今朝、お父さんが行ってきたって」とスマホを見せてきて、ラインの画像を見せてくれた。
その画像を見ても一体どこへ行ったのかわからないが、どこかへ行ったのだろう。
そして少年たち(少なくともそう見えた)はそこへ行きたいという。つまり山奥。
過去に訪れた時に行ったが、それこそ際限なくいける感じでどこかで引き返さないといけないと思った。
それにお父さんが言っている場所がわからないので、かなり危険だと思うと伝えた。
「まじすか」
「うん」
「じゃあ、行けるところまで」
「そうね、それぐらいにしておいた方がいいかも」
「はい、わかりましたーぁ」
「はーい、引き際が肝心よ」
「はーい」と言いつつ森の中へ。
そして、聞こえてきた。
「引き際だって・・・云々」
それが彼らにとってそうか、引き際も大切だよなと捉えてくれたこととして祈ったけれど、引き際だって、馬鹿じゃんと思ったかもしれない。
無事を祈るわと思いつつ見送った。
復路にて
f1.4の1/125ぐらいかな。やはり空は露出が難しい。
少し変わった写りになった。かなり緑が増えていて、気持ちよい。
この辺りでも結構な人とすれ違った。簡単なハイキングコースにはなっているが、普通に家族連れ、デートできているカップルとかも多かった。
f2.8ぐらいだったかな。落ち着いた写りだよね。硬くもない。
海はプレジャーボートが沖合いに結構な数が出ていたのが印象的だった。
f1.4開放だったかと。1/500ぐらい?
なんで開放で撮ったのかは、当時の私に聞いてくれ。周辺は死んでるな。
f1.4開放。1/250ぐらいかな。
露出計のでためより一段アンダーにしたらいい塩梅になった。
背景を沈めて、白い花を浮かび上がらせるつもりだった。
いいね!
今日の露出大賞。
開放で最短60cmあたり。
そう、この頃のレンズは最短が60cmが多いのよ。
あんまり寄りすぎるとピントも薄くなるし、ボケがキツくなると思う。
ここまで寄ってボケがこんなにひどいことになってるし。
開放ね。いいよね〜。こういう写り。50mm f1.4はどんな写りだったっけ?
比較してみたい。
f1.4の1/60。恐らく一段アンダーにしている。そのおかげで?白いバラが浮かんで見えるかも?
想定通りかな。
トゲを見つけたのでバラだと思う。トゲは痛いよ。
f1.4開放で1/30だったな。f2だと1/15になるから、f1.4でよかった。
ちょっと赤みが強いな。これベルビアだからだろう。
これも開放、1/30だったかな。
往路よりも復路の方が光が綺麗な感じがしたので枚数が進んだ。
開放、1/30だな。あれ?手ブレ?
それとも収差みたいなの?うーん。ピントがない感じ?一度整備出した方がいいかな?
背景ボケを狙って。開放で。ピント来ているね。
開放、1/60かも。
今度はISO400のモノクロでもここに来てみたいかな。今度は秋ごろになるか。
道端で一枚
f5.6と1/125。
道端にあった草。なんだか模様が面白かったので絞って撮ってみた。
グワーン!と解像してるね。
ルーペで覗いてもこれはすごいと思った。
光の当たり具合もいい。露出もバッチリ。
本日のBest shot of the day。簡単に言うと一等賞。
このあと、ドン・ロドリゴ上陸地の記念碑、「日・西・墨三国交通発祥記念之碑」を訪れたら、なんと先程の少年たちと再会。
再度挨拶すると、驚くことに「(目的地まで)行けましたよ」とにっこり。
ええ!?本当に!?と。
若さっていいなぁとか。ね。
鵜原の理想郷へ
小浦海岸から、陽の落ち具合を見ながら鵜原の理想郷へ移動。
もしかしたら、青の洞門が見られるかもしれないとのこと。今まで何度か訪れていているが、一度も引き潮に恵まれず、見たことがなかった。
しかし!今回は完全に引いていた!
思っていたより小さかったが、これはこれでいい。
自然に穴が開いたのかどうか。
結構波が当たってきていた。
ここに至るまで結構磯場を歩いてきたのも楽しかった。
体幹鍛えたい。グラグラ。
奥に勝浦海中公園が見える。f4ぐらいかな。
開放で撮ってみた。開放で滲んでる。いやBPの神様だから滲んで見えるのか?
結構やばいところに立っているように見えるけれど、かなり潮は引いていた。
今回もHektor50さんのおかげで楽しく撮影ができました。ありがとうございました!
ここで撮り切った。
かなり風も強くなってきたのと寒くなってきたので撤退。
NIKON FとNIKKOR-S Auto 5.8cm f1.4
このNIKON Fも買ってからかれこれ、2013年なので8年目か。当時OH済み品を買ったが、何も不具合が出てこない。
NIKON Fに関しては万能感ある。本当に壊れない。
F2は洗練されたというか、完成形だし、F3は超絶高性能という感じ。
Fは荒削りなのが使っていて面白いと思う。
NIKON Sシリーズを半分に切ってくっつけた的な感じが好き。
今回はAR-1を外して、格好つけてみたが、撮りづらいのなんのって。レリーズが結構奥にあるのね。
NIKKOR-S Auto 5.8cm f1.4に関しては想像通りの写り。
開放はゆるく、絞ればシャープ。開放からキリッと写る、NIKKOR-S Auto 5cm f2やNIKKOR-H Auto 5cm f2とは違う。
かなり頑張ってf1.4にしました。だから58mmですって感じで好感持てる。
案外50mm f1.4より好みかもなぁと。
レンズもf1.4あればISO100のリバーサルでも、少し暗いところで撮れるかなと。
やっぱりISO100だと50mm f1.4とか欲しくなるね。
かっこいいのは50mm f2だな。
50mm f2。シュッとしていていい。スタンダード。
50mm f1.4もいいんだけれど、やっぱり重いね。
あー、でもこれもいいか!
最近、使えてないのがパンケーキのGN 45mm f2.8。
これは薄くていいんだけれど、ISO100だと不安。f2.8なので。
今度は45mmを使おうか。
やっぱりカメラとレンズも数多く持っていても使える限界あるなぁと。週に一回撮りに行くかどうかで、1本撮り切れるかどうか。
だとすると1台、2~3本で良いわけで。
でも、そういうわけにいかないのが趣味よね。楽しい〜。
今度はライカ使いたいな〜って。
M3とSummicron 50mm 1本とか憧れるわ〜。
あ、バルナックDIIIとElmar 5cm f3.5だけも。
え?こんなに使ってなかった?Dfで使ったりしていたか。