NIKON Dfとレンズは古めのニッコール、Nikkor-P Auto 10.5cm f2.5(非Ai)で半径100m以内の写真を撮った。
つい、今はフィルムよりデジタルに手が伸びてしまう。
お出かけすると「記念に」と思ってフィルムに手が伸びる。貧乏性らしい。
Dfはコロナが来ることを知っていたかのような大活躍。
楽しいカメラだ。
目次
- Nikkor-P Auto 10.5cm f2.5はテレゾナー型
- 非Aiニッコールの使い方
- 極めて普通の写り
- 前ボケも穏やか
- 絞ればカッキーン
- 周辺減光も少なめ?
- コントラストもいい塩梅
- ボケが穏やか
- モノクロ
- 開放は柔らかめ
- Nikkor Auto-P 10.5cm f2.5
Nikkor-P Auto 10.5cm f2.5はテレゾナー型
スッとしたボケとピントが綺麗。テレゾナー型なんだけれど、ゾナー型のボケが好きだなー。
以前使った、S用のNikkor P・C 8.5cm f2に似ていると思った。
同じテレゾナーだしね。
非Aiニッコールの使い方
非Aiなので絞り優先が使えないが、まぁ、ほぼ全て解放だから問題ない。
今回やっとわかってきたのは非Aiレンズは何mmで開放値幾つのレンズを使っているかをボディにとりあえず登録し、Mモードにして、ひたすら手で入力という感じ?
Exifが要らなければAEも可能か。
極めて普通の写り
開放からしてこの写りだ。何か問題があろうか。
いざ、寄ると最短1.2mは結構遠く感じる。
レンジファインダーカメラで最短1mに慣れていると、1.2mという20cmの差は結構大きく感じる。
最短はこの辺りか?と立ってみると、結構ピントが合わず寄りすぎが多かった。
これがレンズ構成に変更のあったタイプになると1mになるわけだが、どうなんだろうかと。
まぁ、先っぽがシルバーの方がかっこいいよな。
黒いのは安いのが見つかったら試してみよう。
前ボケも穏やか
手前のボケも嫌味がなくていいかな?
f2の105mm f2Dなんてどんな写りをするんだろうか。
はー、欲しいね。
この頃からISO400からISO800にあげた。
陽が暮れ始めて手振れが怖くなってきた。
手振れ防止は「1/画角」と教えてもらったことがあるので、できれば105mmなら1/125は確保したいと思った。
そこでISO400で撮っていたので、一段上げてSSを稼ごうと言う魂胆だ。
この時で1/250。
絞ればカッキーン
どうよ、この諧調というか立体感というか、写り。
すごいね、このセンサー。DfのセンサーはD4ゆずりで当時のプロ仕様。
流石ですな。
絞ればかっちり、いい感じ。予想通りの写りをしてくれると言うのはいいレンズの証拠。
ISO800のままだった。ISO100でもよかったね。
見てよ、この望遠っぽい撮り方。楽しいね。
この前ボケをうるさいと感じるか、才能と感じるか。うふふ。
周辺減光も少なめ?
モノクロもいいね。
開放なので少し周辺減光もあるかも?
f4でご覧の写り。いいよ、このレンズ。
コントラストもいい塩梅
開放だよ?このコントラストすごいね。
ボケもなだらかだし、気に入ったぞ!このレンズ。OHに出そう。
f2.5と手ごろな感じだし。f2.8とは違うぞ。f2より重くないぞ。
外観がかっこいいぞ。
最短1.2mなんて滅多に撮らんぞ。
ボケの花?いい感じ。
うむ、赤がいい。
ボケが穏やか
あまりにボケが穏やかだから、あれ?f4ぐらいに絞ってる?って思ったら、開放だった。
ゾナー型の癖なのかなって思う時がある。
モノクロ
まぁ、フィルムでも撮ってみないとわからないか。
前も撮ったところだけれど、レンズでここまで違うのかって。
開放は柔らかめ
開放はふんわりだけれど、ピントはカチッとしているかな。
穏やかだけれど、ちょっと癖があるか。
ピントはきちっとしているけれど、ボケに癖がある感じ。
悪い癖じゃないけれど、トロンとしている。
ガウス型のような煩さが少ない気がする。
Nikkor Auto-P 10.5cm f2.5
Nikkorの105mm f2.5はロングセラーレンズで、最初はレンジファインダーのNIKON S用にNikkor-P・C 10.5cm f2.5が発売され、そのまま少しの変更でテレゾナー型のままNIKON F用にも発売された。
その後、先端が黒くなりレンズ構成も変わり、絞りも6枚(極初期は9枚)から7枚へ、最短1.2mから1mと短くなり取り扱いも楽になる。
シリアルナンバー40万番台以降がこれにあたる。
その後NEW、Ai、Ai-Sと2005年まで発売される。
ともかくよく写るレンズのようだ。
これも結構前に買ったけれど、なかなか出番が回って来ず、可哀想なことした。
しかし、ここで使ってみて、なんと穏やかで使いやすいレンズなんだろうと思った。
グルグルボケも出ないし、ピントもしっかりしている。
最短が1.2mというが引っかかるが、まぁ、中望遠でそんなに寄ることも少ないのであんまり気にしなくても良いかと。
重さも、大きさもさほど気にならない。
寄れなくてもいい、普通に写るレンズが欲しいというのなら、超オススメの105mmレンズ。
こういう普通によく写るレンズって、案外貴重だよね。
あとは、NIKKOR-Q Auto 13.5cm f3.5が欲しいんだけれど、クモリ個体が多くてなかなか、手が伸びないでいる。
あとはAuto Nikkorの200mmと300mmかなー。
どれもすんごく安いんだ。
どんな写りをするんだろうって。
同じ半径100mで、こっちは少し新しめのレンズ、Ai Nikkor 50mm f/1.2Sで撮った。