天気も良かった日にモノクロフィルムが入っていたNIKON FとNIKKOR-S 5cm f2で房総を撮ってきた。(そろそろボウソウと打ったら「暴走」じゃなくて「房総」と出て欲しいぞ、Macよ)
これの残りね。
この日は晴天と言ってもいい日だったが、なんだか空が青くなくて少し黄ばんでいたように見えたのは黄砂だったのかなと。
しかし、日陰が全くないので暑いぐらいで、ISO400のモノクロフィルムでf11の1/1000だ。
NIKON Fは1/1000までしかないので絞るほかない。さてどんな感じだったのか。
目次
ランチはシラハマ校舎にて
シラハマ校舎は旧長尾幼稚園・小学校の校舎をリノベーションをして廃校利用した、オフィス、宿泊、レストランなどの施設が入ったところ。
校庭にはちょっと有名になった?「無印良品の小屋」がある。
(※2021年4月8日現在、なぜかHPがPCだと開かない、スマホだと問題なく開く)
ちなみにシラハマ校舎の分は完売したそうだ!300万円〜とか。
この日はみんな入居しているという感じでもなかったかな?
この時は校庭はガラガラだったが、今回はほぼ埋まっていた。
コロナ禍のため2020年4月現在、要予約。伺ったところテーブルが私たちの他に2つ用意されていたが食べ終わるまで来客はなかった。
ランチセットを注文。
キッシュと生ハムっぽい?お肉とサラダ。
とてもおいしかった!
この後、食後のコーヒーとデザートもあって、1400円!
かなりお腹いっぱいになった。食べきれないほど。
他に海鮮カレーとリゾットがあった。ランチはこの3つの中からだった。
ここはおすすめ。
ここに1泊も面白そう。
野島崎灯台へ
f11の1/1000。
房総半島最南端の地にある、野島崎灯台へ。
ピクニックをしているのは小学生高学年から中学生ぐらいの子達だった。まだ桜が残っていて、その向こうに灯台。
前回来た時とは反対側から回ってみた。
f2.8と1/1000で。
ひと絞りでこれほど解像感が出るのはニッコールらしさなのか、このレンズがよく写るのか。
ここもf11の1/1000。ド・ピーカンだと、f16の1/1000ぐらいになるのかな。
右側に廃墟になった霧笛舎があったのだけれど、調べたら2018年に解体されたようだ。
ここもf11、1/1000。絞りギリギリ。
このベンチ、なんか有名らしい。
https://www.instagram.com/explore/tags/野島崎灯台/
f11の1/1000で。
モデルさん、入りまーす。
オッケーでーす。
ここに至るまでの岩場を登る姿は撮ってはならない。滑稽というか。足元注意だ。
ちょっと東映のオープニング見たいと思った。(最近エヴァを見たからか)
あ、東映のオープニングは犬吠埼灯台の下の遊歩道で撮ったんだって。
「荒磯に波」ってそのまんまだけれど。
もうこれは絞るしかないとf16に1/1000。これ以上絞れない。
まだオーバー気味?晴天時にISO400は逆にきついな。減感してISO200かなぁとか。
f11と1/1000。
あ、そうか1/1000って言っても、機械式だと厳密に1/1000出てないか。1/750ぐらいかな。
それなら同じ条件ならf16にした方がいいかも?
遊覧船は結構利用者がいたと思った。
安房国一之宮 洲崎神社(あわのくにいちのみや すのさきじんじゃ)へ
洲崎灯台に行こうかなと思ったが、コロナ禍で閉鎖されていたので、こちらにした。
前、洲崎灯台に行った時にちょっと気になっていたところ。
奥の階段を登ったところからの風景がいいらしい。
f11と1/1000かな。
もう少しコントラストがあってもいいかなと思う。現像方法かな。
多分さー、津波とかの時にはここへ逃げろって意味合いもあるのかなとか。
はい、開放最短。f2、60cm。
寄れないなーと思いながらも、これ以上寄るとピント外しそうとか。
果たして、これは何色でしょーか!
赤!
信じられんが、赤に見えてくるでしょ?
f11の1/1000かな。
心臓破りの階段。その数147と書いてあった。
ヒッ、ヒー、フー(それラマーズ法)と登りながら、心臓破れるとどうなるのかなと思った。
竹を切った、杖を借りられたので使ってみたが思いのほか、いいのね、杖って。
3本目の足だよ。
あ・・・真ん中に"ビッグマグナム"な"3本目"があるので4本目の足だな。
ビッグマグナムを階段に突きながら登っていくの痛い・・・。
銃口やられる。
ま、いいや。
f16と1/1000。完全にシルエット狙いだったが、当てが外れるほど日差しがあった。
ここは浜鳥居というらしい。富士山が眺望できるところと立て看板があった。
お決まりの"恋の鐘"みたいなのがあったので鳴らしておいた。
鐘鳴らしながらBPズミクロン!と叫んだ。
養老寺のオタマジャクシ
富士見の鳥居を下ると養老寺と書いてあったので向かった。
すると、そこは境内の中が幼稚園?になっていて、ちょっと気まずかったが、バケツみたいなところに、桜の花びらが散っていて、その中にいっぱいのオタマジャクシがいた。
オタマジャクシ・・・一瞬自分のを想像する。あれは白かとか。
G・Wぐらいにはカエルになるかな。
NIKON FとNIKKOR-S 5cm f2
いや、なかなかどうしていいですよ、これ。
NIKON Fと50mm f2ってバランスが一番いいかも。お手軽でよく写る。変なボケも出ない。
f1.4だと開放で明るいので一段稼げる程度で写りはさもありなん。ボケもキツくなる。
描写として扱いが難しくなる。
でも、この50mm f2なら全く問題がない感じ。
クラシックな写りだし、それでいて破綻していないし。いいレンズ。
やっぱり、AR-1は少し邪魔に思えてきた。付けるとかっこいいんだけれどね。
NIKON Fもそろそろ8年目だからOH出してもいいかなとか。でも、光学マークの黒も欲しいんだよねって。
レンズ、NIKKOR-S 5cm f2は初期の7枚玉で9枚絞り。ほぼ円形の絞りだ。のちに6枚絞りになって、さらにレンズ枚数が6枚になってNIKKOR-H 5cm f2になる。どうやらHの方が写りがいいのかなと。
どうみても断面図見るとHの方がスッキリしているよね。
でも希少性でSの方が人気があるとかないとか。2~3万円?
HだとOH済みで1万切るぐらい。じゃないと買っちゃダメなぐらい。
Hも使っていたが、Sと写りが変わらないので高く買った方を残した。OHもしたのでもうしばらく使いたい。
あと絞りリングのスカートのフチが長いのでマウントアダプターやF以外のカメラには付かない。
絶対に。
なので、デジタルでは使えない。それも魅力なレンズ。逆にそれが理由で人気が落ちてきているかもしれない。
スカートが短くて9枚絞りなのも700本程度あるみたいなので狙う人は出てくるのを待つほかない。
シリアル、533988 - 534691のやつね。
参照:http://www.photosynthesis.co.nz/nikon/serialno.html#50slow
見つけたら買いたいかな。M3BPが1340台だから、約半分か・・・ないよ、見つからないよ。
ただ、NIKON FとNIKKOR-S 5cm f2かNIKKOR-H 5cm f2のセットは間違いない。
一眼レフで使いやすいし。壊れない。とにかく壊れそうにない。
レンズのグリース交換をしっかりしてあげれば大丈夫そう。スカスカなのばかりなのでOH済みを買うこと。
ボディは動いていれば大体映る感じを受ける。
寄りたい人はマクロレンズを買うか、NEWになった方のゴムリングの50mm f2なら45cmだ。
たかが15cm、されど15cmだ。
カッケーなぁ、おい。
ピントリングも金属ローレットかっこいいからいいじゃない?ねぇ?
NIKON FはOH済みを4万ぐらい、レンズはOH込みで2万ちょっとだったかな。
Hにすれば1万。5万ぐらいでかっこいいこのセットになるぞ。
黒いカメラかっこいい〜。
現像メモ
今回のフィルムはILFORDのDELTA400。
JOBOタンク、T-MAX液1:4、20度、6:30。
最初の1分は連続攪拌。その後1分ごとに3回倒立攪拌。
1分ごとだったので少しローコントラストになったのかな。もう少し濃淡が出てもいいかなとか。
色々工夫しがいがあるのが自家現像。撮影本数が減ったのでお店に出したいけれど、もう大分待たないといけないらしいので、自家現像で済ませるかなと。
今しかないぞ。
廃液処理は自治体に聞け。産業廃棄物じゃないからな。うちは染み込ませて燃えるゴミだ。