LEICA M MONOCHROM TYP246とSummicron 35mm f2 ASPH.で九十九里浜の木戸浜を撮ってきた

LEICA M MONOCHROM TYP246とSummicron 35mm f2 ASPH.で九十九里浜の木戸浜を撮ってきた。

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山武市の柴原地区岩塊から海を目指した。

久しぶりにSummicron 35mm f2 ASPH.での撮影。

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デジタルだと現行レンズが安心感あるね。5thが欲しくなる。フードがかっこいいしなー。

到着した頃は夕暮れ時になっていて、ISO400でほぼ開放で撮ることができた。

最初の一枚目で驚いちゃった。すげーって。この距離でも立体感ある。目を見張るって感じ。

周辺光量落ちが結構ある方。現像時にコントラストを上げると出やすいかな?

手前ボケからの中心のピント部分、周辺光量落ちで立体感が強く出るのかも。

何かギュッとした感じ。この写りってなんだろね。ずっと古いレンズばかりだったのでとても新鮮。

遠景もこの通り。

ここまで風景が広いと50mmでもいいかなと思わなくもないけれど、35mmは万能感ある。f2あれば十分かと。何よりも小型であることがいい。

寄ってみた。まー綺麗に写ること。人それぞれ「写りの良さ」の基準があるかと思うけれど、私はこれで十分良いと思う。

結構ドライに写る感じなのかなー。なんだろうなー。シャープであることは間違いない。

モノクロームセンサーとも相性が悪いわけでもなく。つぶさにあるがままを写している感じかな。

35mmは横構図にするとすごいワイド感が出る感じ。

拡大していくと人がいるのがわかる解像度。

霞まで写してくる。その場の雰囲気が写る感じ?

右側に太陽が沈んでいく。コントラスト高め。

波も飛沫が写りそう。

結構寄っている感じはあるが、実際の写真を見ると寄り切れてない感じもする。

それでいて、ボケがあって立体感もある。

風が強く、ぎりぎり砂が舞うかまわないかぐらい。

足元の風紋。開放だったと思うが、ここまで写れば申し分ない。

f2.8まで絞ったかな。この辺りの絞り値も美味しいかも?

砂が舞わなくてよかった。それにしても寒くなってきた。

そつなくこなす万能レンズって感じね。

逆光にも強いし。地面の草もチリチリと写っている。

良い、大変良い。

とりあえず、初めてのレンズはこのSummicron 35mm f2 ASPH.で間違いないと思う。

滅多に見上げたりはしないのだが、あえてこの角度で撮ってみた。月がボケている。

いいんじゃないでしょうか。このレンズ。

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この時から、すごいなーとは思っていたけれど、1950~60年代の古いレンズとは一線を画しているのは間違いない。1997年設計の古いレンズ?の割にすごく良く写る。

5群7枚で後ろ玉がでかい、独特なレンズ構成。対称系とかではなく、ディスタゴンみたいな感じ?前玉が凹レンズ。非球面レンズは1枚。

35mm f2でこれだけコンパクトなのが大変良い。扱いやすいのが一番いい。現行とかの35mm f1.4のSummiluxになるとかなり大きくなってしまうのがネックかなと。

かと言って、小型で大口径の球面Summiluxになると写りが苦しい。結果的にキリッとした写り、携帯性の良さで選ぶと、Summicron 35mmかなと。

特にデジタルではISO感度を途中で変えられるのでかなりのアドバンテージがある。

どうしても大きなボケが必要とかでなければf2で十分とは思える。

35mm f2では双璧のBiogon 35mm f2もちょっと試したいかも?とは思えてくる。

新品で8万円ぐらい。

こちらは47万円。(2023年5月時点)

この価格差はどういうものなのかは、Bigonを買って使ってみないとわからないんだろうなと。

しばらくこのレンズをTYP246にはつけっぱなしにしてみようか。

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このセンサーもすごいんだろうなと