またクジラを食べたくなって、南房総市へ行ってきた。くじら料理を食べたあとは周辺を回ってきた。
そうだ、行きがけの君津の道で野生の猿と会った。道路を渡ったかと思ったら悠然と上から見下ろしてきた。1頭だけだったので若い猿なのかな。ちとこわいな。
カメラはM2にSummilux 35mm f1.4とモノクロフィルムのILFORD ORTHO+で。
「ぴーまん」もいつかはと前回思っていたんだが、残念ながら2023年1月の火事にて店舗は閉店。
前回、訪れた時に食べた「魚」へ。こちらが混んでいたら、もう一店舗の方の当てはつけていた。
幸い、混雑することなくお店に入ることができた。とても暑い日だったが、店内の窓からは海辺から涼しい風が入ってきて気持ちよかった。
女将さんが、このホワイトボードを持ってきて説明をしてくださる。
前回はクジラカツと竜田揚げをいただいたことを伝えると、是非、しぐれ煮と南蛮揚げも食べてほしいとのことで、今回はしぐれ煮と南蛮揚げのアジ刺しとメジマグロが入荷したとのことでその刺身の定食にした。
左が南蛮揚げ、左がしぐれ煮。南蛮揚げは甘酢で揚げている。しぐれ煮はクジラの佃煮という感じ。
アジ刺しとメジマグロの刺身がついた定食。すごく美味しかった!お魚最高。クジラ最高。
あっという間に食べてしまった。
また食べに来たい。のんびりとしたところで、トンビの鳴き声も聞こえていいところ。ピーヒョロロロ〜。
ちょっと和田浦港を散歩してみた。日差しはあるもさらっとしている感じ。静かな海。
足元をよくみたら「ハリセンボン」の死体。ちょっと持ち帰りたくなる衝動を抑えた。
どういう標本にすればいいんだろうって。ちょっと想像がつかなかった。時々お土産屋さんでも売っていたりした記憶。あれは干したものだろうか。
有名な外房捕鯨株式会社の「鯨解体場」だ。
時々こちらのブログで解体情報を見ているが、なかなか日程が合わない。
その後、和田町小川の日枝神社へ向かった。暑い!
正面だが、どうしてもイノシシ除けの電気柵もあり、そして何よりもお家があって抜けられない。
脇道を見つけたのでそちらへ回るも鳥居は見えるものの近づけない・・・。
拡大。真ん中に鳥居が見えるんだが・・・。画像右側から入れるか?
切り通しのような道を進む。涼しい。
明らかに手が入っている切り通しかな?
右側の壁には穴が数個空いていたが、何に使われていたのか?陶器の?カケラが多く落ちていたが?
過去には防空壕だった?
少し進むとなんと隧道。この辺りを左なんだが・・・と見てみたが全く道の気配はなかった。
素掘り隧道でいいのか?すごいぞ、これ。よくみたらトンネル左上側に電線が入ってる!
ちなみに妻はダニ、ヒル、その他が怖いとのことで私は単独行動。過去にヒルの被害にあっているので致し方なし。私も気をつけないと。
携帯のアンテナも確認しておかないと。
この経験から、どこに行っても水辺、藪のようなところは「ヒルがいるはず」と言って同行拒否が多くなった・・・。
隧道の中は電灯がついている。ひんやりと気持ちい〜。これは・・・軽トラなら走れるか?
封鎖されていたが、これは防空壕の跡なのかな?
右側?何かある。
石仏か!?
馬?馬頭観音!?他は風化して見えなかった。
左側にも何かある?
え?これ何?三猿?だるま?わからないなー。
しかし手彫りの証の削った跡が残っている。ワクワクする〜。
調べたらわかった。「おかめ」と「ひょっとこ」の彫りがあると。これ一個しか見つけられなかったが、これは・・・おかめ?
いい雰囲気〜。写真が捗った。吹き抜ける風も涼しい。
隧道を出ると真っ直ぐは進めず、左に道があったので行ってみると、下り坂。
落ちないように降りて行ったら藪に囲まれた畑だった。こちらからも神社へは行けず。引き返すことにした。
結局、日枝神社には辿り着けず・・・。以前、フォロワーさんも辿り着けないとおっしゃっていたところがここだったのか・・・。
多分、お家の方に許可を取って入るのが正解なのかなーと。
あった。やっぱりパパゲーノさんの動画で見ていたんだここ。
「内郷隧道」というらしい。しかも公道で市道とのこと。
道路は南房総市の市道で小川5号線であること。
横穴は防空壕。
しかも明治10年にはこの隧道があったとのことで、かなり古い隧道のようだ。2017年撮影とのことだが、隧道を抜けたあたりの雰囲気はだいぶ変わっている。動画内では真っ直ぐ抜けられる様子だったが、今回は藪に阻まれて真っ直ぐ抜けられない感じだった。
6年の歳月を感じた。
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