1月下旬に起きたらなんとなくだるいかなと思った日があった。その日は水溶便の下痢をして、さらにだるさが増した。
夕方過ぎにになるとさらに体調が悪化して節々が痛み出した。
あ、これは風邪の初期症状だなと思い、葛根湯を飲んで横になった。
4錠は多い。液体も用意してる。なんか調子悪い時はポカリとこれ飲んでる。
が、夜中に目が覚めるとさらに具合が悪くなっている感じだったので、パブロンを飲んで寝た。
朝、起きると節々が痛い。背中も痛い。これは・・・これから熱が上がるかもしれないと思い、食欲もないのでゼリーを飲んでパブロン服用。肩こりからの頭痛もひどい。喉は少しいがらっぽいか。
これ!他のゼリー飲料より水分が多いのか飲みやすいのよ!いつも箱買い。子供用か?
パブロンの全部入りみたいなの。
発熱相談センター
昼起きると、ああ、熱あるのかなと思い出したように検温。37.5。うわ。熱あるじゃん。でもそれほど苦しくないぞ。いつもなら結構寝込んでしまうぐらいの熱なんだが・・・。
あ・・・コロナ?
オミクロン?
冷静に我に返る。
いやしかし・・・。思い当たる節もない。咳もない。いやしかし。
発熱相談センターか。
検索。見つけた。これつながらないって聞くけれど・・・かけてみた。すんなり1コールで繋がった。
優しい保健師と思われる方が出てくれた。
事情を話す。するとどちらかというとPCR検査をしたいという感じですかねと。そうですねと。
症状は辛くないが、これで同居している家族にうつしているかもしれないし、関係者にも迷惑かけるかもしれないと思った。
コロナの疑いを消したい
まずはコロナの疑いを消したい。これだけの感染者だ。私がなってもおかしくはないと思い始めていた。今回ばかりは逃げきれない感じもしていた。
1月中旬から下旬は過去最高、過去最高ばかりだったし。
まずは「発熱外来」を勧められた。そこでの診察でPCR検査が必要かどうかは医師の判断で行うということだった。
また、市区町村の発熱外来一覧に載っていないところに行ってもいいのかと尋ねると、行ってもいいが電話してからの方が良いと思うと。PCR検査までしているかどうかはこちらでは把握していないと。
把握しているのは公表している発熱外来のところだけだという。
また、無料のPCR検査を行っているところがあるようだけれどと質問したら、無症状であることが条件であることなので、私の場合は無理。妻ならOKと。また都道府県からの委託なので表に載っているところに行ってもらうしかないとのこと。
ドラッグストアもあるがどういう感じなのかとの問いには、全くわからないとのこと。噂では朝にはキットがなくなると聞いていると・・・。
これは困ったなと。具合が悪い中、歩いて行ける範囲のところにはなかった。タクシーを使うにもなんだか申し訳なさすぎる。(しかし一人暮らしの人などはこれしかないよね)
PCR検査キットがない
結局、仮に私がに陽性ならすでに濃厚接触決定の妻に乗せてもらって発熱外来にかかることに決めた。まさに病める時にもなんとやらだなと。
妻には無症状なら都道府県の事業で無料PCR検査が受けられるようだと伝え、急遽、受けられるところを見つけて予約をとった。
私は3日目、起きたらほぼ全快していた・・・。これは・・・。肩こりのみで何も症状がないのだ。しかしな・・・と。
朝イチから発熱外来に電話する。1箇所目。すでにPCR検査キットが本日分埋まってしまっていて、もうないので受けられないと。うわー、発熱外来混んでるのか・・・。やっぱり。
次。あっさり受けられますと。一般診療とは別の枠にするので時間を決めますのでそこの時間に来てくださいとのこと。
それとともに病院HPの発熱外来のページから全てこれまでの状況などを書けるようになっているので、そこにアクセスして保険証の画像から全てアップロードしてくださいと。
ネット環境の無い人はどうするんだろうか・・・。ちなみに実家はないぞ。
発熱外来
その時間に合わせて病院へ。到着した旨電話で伝えて、用意ができたら折り返すと。それまでは車内で待機。
しばらくして電話が来て病院に入ると、もう待合室には誰もいなくなっていた。
そして個室に入るように言われ待っていると、壁に今回の発熱外来のための(?)区分分けなどの対応に保険適用があってトータル550点(=5500円)適用されていますとの紙が貼ってあった。
ああ、そうなのかやっぱり"ボランティア"じゃなくて、こういう発熱外来に手を上げたら、きちんと保険適用になっているんだと思った。これは納得できた。
つまり私のような発熱外来を受診した人がいれば陽性であれ陰性であれ、初診・再診料以外に5500円を病院がもらえることになっている。我々被保険者は3割負担ということだ。1650円。プラス初診料。
これを病院側スタッフや経営者がメリットとするかデメリットとするかで手を挙げるか上げないか分かれるのかなと。
少しすると"フル装備"の医師が入ってきて問診。そして「抗原検査」と「PCR検査」があって、まずは抗原検査だけれどここで陽性になれば陽性ということで終わるが、ここで陰性になっても外れることもあるのでPCR検査も行いますと。どうしますかと。
どっちもやってくださいと。
わかりましたと。
抗原検査は鼻にあのインフル検査の細い棒を突っ込むのと同じ感じでしばらく入れていた。インフルの時よりは辛くないが、両方の穴だった・・・。そのため時間はかかった。
そして15分程度で結果が出るとのことだったが5分以下で「陰性」ですと来た。ちょっとホッとしたが、続けてPCR検査ですねと、唾液を取りますのでここに唾液を貯めてくださいと小さなボトルを渡される。
唾が出ない
ボトルをしげしげと見ると、ここまで入れてくださいと示されたところはかなりあるぞこれ・・・と。おおよそ10ccは出さないとダメなんじゃないか?
タピオカのストローみたいなのも渡されて、ストローを加えて、がんばった。がんばった。青春時代のキスシーンとか思い出して頑張った。噛み噛みもした。でも出ない・・・。すぐに看護師さんが見に来てどうですか〜と。
その時思ったんだが、経験はないが、不妊治療の時の精子を採取するやつ、自分なら緊張して多分イケないなとひっそり思ったことがある。なんか似ていると思った。
こういう検査とかの唾液って、絶対に出ないと前々からずっと思っていたがやっぱり出なかった。
看護師さんが、あ、ちょっと無理そうですね〜と。見に来るタイミングも1分以下という感じで、とにかく素早くという感じだった。
そこで別の方法にしますねと、いい、例の"綿棒の親玉"みたいなのを持ってきた。これならいいとさえ思った。
看護師さんがじゃあ入れますねと入れてびっくり。でかいの。大きいの。
そして激しいの。ぐりぐりぐりーーーー!涙出た。何かを失った感じ?すごい喪失感?仕方ない。同意しているし。唾でないし。
ほんと、フル装備の看護師さん達には頭下がる思いで、いつも頭下げてありがとうございましたと伝えた。
別室で会計まで全て終わり、いろいろな冊子などを渡された。
トータル15分程度といった感じだった。他にも一人来ているようだった。
PCR検査の結果は"外注"なので普段は次の日には出るが、今は混み合っているので2~3日かかるとのことで、結果が出るまでは陽性者として行動しようと思った。
妻もPCR検査
その後、妻は無料のPCR検査に行き、無事帰宅。妻の方は当日中にラインで返事が来るシステムとのことだった。
妻が先にわかるので可能性として考えられるのは、妻が陰性なら私も陰性の可能性が高いということ。妻が陽性ならほぼ確実に私も陽性。妻は無症状ということになる。
そして妻が陽性で私が陰性だと、これはおかしいどちらかの検査が間違っている可能性。
あと妻が陰性で私が陽性だと妻は無敵なのかと。これも検査がおかしい。
その夜。妻のラインが鳴った。運命の時だ。
スマホを見てにんまり笑う妻。
陰性〜と。
ほっとした。
しかし、私の結果はまだ来ていない。これが来るまでは気を抜けないのだ。
無症状になって自主自粛4日目
そこから待つこと3日。連絡が来ない。まさか伝えた電話番号間違えた?などと思いを巡らせ、こちらから電話をすると、申し訳ございません、検査の業者からは中3日ほどかかるとのことでして・・・と。いやいやこちらこそ申し訳ないですと。すると明日か。
自主自粛4日目。コーヒーを淹れてのんびりお昼ご飯を食べていたら、きた!
はい。
結果は陰性です。
はい、ありがとうございました。
しかし一言あった「この検査でも確実とも言い切れないので、発症から8日間、解熱から3日間は療養してください」とのこと。
計算するとその日を含めて3日もあった・・・。
自主療養
仕方ない。じっとして過ごすか・・・。それでも無症状なので、なにもすることない。ネット三昧の日々を過ごしていたら、毒ね。体は鈍るし、いろんな情報が入ってきて。
さくっと、AI AF Micro Nikkor 105mm f2.8Sが6000円だったので買ってしまった。
やっぱりすごいね、マイクロニッコールは。ジーコジーコピントがなかなか合わな時は、MFで合わせてる。
これなんか全然手前にピント来ないのね。MFで撮った。
105mmでここまで寄れるとほんと楽。これから物撮りはこれにしよう。
あと、Leica X2もいいな〜って。ずっとこのブログ始めた頃(2014年ごろ)から欲しいなーとか呟いていた。しかし高いよね〜って。
中古見たら10万ぐらいか・・・。
いいじゃんね。シャッターダイヤルがあるのがいいのよ。絞りはレンズにあって欲しかったが・・・。
しかしだ。買ったとしてそんなに使うかなと。ここは似たようなカメラのバルナックIIIbの方がかっこいいんじゃないかと。
いや、X2なら軽いからと言って妻も持ち出すかもしれない。(あれ?私は?)
買うための言い訳ならいくらでも出てくる。
ライカピストルがあるので自分専用のバルナックが欲しいのだ。IIIb。IIIaだと流石に自分でも辛いと思う。
あれ?Leica Xなんていうのもあったんだ。
こっちは高いのね。f1.7なのか。うーん、ISO感度上げられるし小さい方がいいからX2かなーとか。
でもなー、使う頻度からいったらバルナックの方が使いそうだしなー。
今は持ち出すのはフィルムカメラの方が確実に多い。週に1回。
さらにバルナックで撮影となるともっと少ない。デジタルとなればもっともっと少ない。じゃあバルナックか?
一体どっちが欲しいんだ?言ってみろ。両方です!
自主療養したんだから10万欲しいです!