神奈川県立美術館そばに「しおさいこみち」と言う、今で言うなら「エモい」道があるらしいので美術館のあとにそちらへ行ってみた。
インスタなどで有名らしく訪れた時も女性二人がここかなと言う感じでスマホを覗き込んでいた。
美術館の後に訪れる方が多いようだ。
オヤコフンさんも訪れているので、こちらもぜひ読んでほしい。とてもわかりやすく、いつも参考にさせていただいている。
美術館からも入れるし、葉山しおさい公園に面した道からも入れる。
しおさいこみち
どう?この構図。ありがちで、撮りがち。でも撮りたい衝動を抑えられない。
露出を変えて12枚撮りのうちの2枚も撮ってしまった。
ここはひっきりなしに人々が訪れている様子で、人が途切れるのを待っていると、次に撮りたい方に迷惑がかかるほどなのでさっと撮って移動したほうがいいかなと。
アクロスのISO100だったのでどうしても露出が厳しくなってしまったが、f2.8あれば1/125ぐらいは稼げた。
こう言う時に"f3.5"って、微妙に足りないかなーって思ってしまうよね。
たったの半段なのに。f4だとキビシーって思ってしまう。夕暮れ時の露出の1段はとても重要かと。
1/30か1/60かって聞くと絶対に1/60を切りたい。
一色海岸にて
しおさいこみちを抜けて、一色海水浴場の海辺に出た。
どうだ、この立体感!欲しいだろ。このレンズとカメラ。
とても綺麗な夕陽で多くの方々がスマホで写真を撮っていらした。
アクロスって本当に滑らかだなって。改めて思う。生産終了が勿体無いフィルムだ。
しかし!ISO400のプレストは再生産して欲しい!!ISO100もいいけれどISO400が欲しい!!
波はそこそこあったが、風がそんなに強くなく、撮りやすかった。
この立体感はZenzanon 100mm f2.8らしさなのか、それとも中判フィルムのフォーマットゆえか。
そのどちらの要素も必要なのかなとか。
海を背にしているのは、しおさい公園から葉山の御用邸へと続いている。
とても穏やかな日だったので、近所の方々の散歩場所になっているようだった。うーん、ここはもう少し絞りたかった。
平坦に撮りたいと思うと、f8とかの方が良かったけれど、流石にISO100でf2.8、1/60~125だったのでf8になると3段絞るので1/8~15?三脚が必要になる。
すると人と波が動体ブレして、意図とは変わってしまうか。
するとISO400でf5.6、1/60のほうがいいな。手ブレが怖いけれど。
夕暮れはスマホで撮るものになって久しい?
でも、この夕陽を見る、撮ると言う行為はほんと昔から変わらないなと思う。みんなが足を止める。
わんこを連れて散歩されている方も多かった。
思惑通り、シルエットください!と思いながら露出設定したのが撮れて良かった。
「シルエットください!」についてはこちらを参照のこと
最後の一枚も思惑通り撮れて良かった。
こう言う絵がフィルムを自家現像して、リールから出した時に見えるとやった!と思う。これは自家現像している人だけの喜びよ。
この喜びはバッハ。村治佳織好きだったなー。衝撃的なデビューだったよね。
また聞いてみようかな。
自家現像して気に入ったものをプリントするともっといい気分になれる。
Bronica S2とZenzanon 100mm f2.8
しおさいのみちにて。いやー、かっこいい。
NOKTON 35mm f1.4もいい感じ。これはフィルムでも使ってみたい。
久しぶりのZenzanon 100mm f2.8だったけれど、やっぱり写りはすごかった。
東京光学=TOPCON製と言われている、このZenzanon 100mm f2.8はいつも期待を裏切らない。
カラーもいい発色する。
換算28mmのNikkor-H 5cm f3.5も手に入れて、広角はあと換算22mmほどのNikkor-D 40mm f4を手に入れたい。
また、中望遠はKOMURA 200mm f3.5があるので満足している。
こちらのレンズも素晴らしい写りだ。また航空基地に行きたい。
ブロニカS2はガション!ってシャッター音がして「撮ってるなー」と言う気分にさせてくれる。
よくステンレス板を抜かずにシャッターボタンをこれでもかと、指が痛くなるほど押し込んでいる時があるのはご愛嬌。
このステンレス板、どうしてる?毎回、毎回、入れたり出したりしている?HASSELの時はしていたけれど、今は一気に12枚撮ってしまうから1回抜いたら出しっぱなしかな。
葉山はとてもいいところだった。夏は混みそうなので、また初夏の頃などにも来たい。
今後のISO100の120フィルムはトラディショナルなFP4+か、
現代版のフィルム、DELTA100かかなぁ。
最近コダックがイマイチなんだよな。T-MAX100とか使いやすかったんだけれど。
カラーネガで撮った。