今回もカメラデビュー。
ゼンザブロニカS2にやっとみつけたゼンザノン100mm f2.8。
なんとこれがセットだったので飛びついた。無限も調整済みとのことだった。
前期型だったのでストラップを探すのに苦労した。これから狙う人はストラップ付きを買ったほうがいい。
金具が専用のようなものなのでボディを探すより苦労した。しかも思ったより高い。
フードも買い足した。75mm、100mm用なので75mmも買わないと!
"ニッコール75mmの標準セット"が多い中、まずこのレンズを使いたかったので渡りに舟だった。
それにしても、なんと言ってもでかい、重い。
最近、この傾向が強いな。でも中判だからいいの。
しかし、軽い中判もあるぞ、ハッセルのSWCとかな!
太東漁港
東浪見海岸へ行き、星の写真でよく見る鳥居がどんなものか見に行ったが、そこはサーファーの聖地になってた・・・と言うのも、そこが今度のオリンピックのサーフィン会場になるとか。
サーファーがいっぱいいる中でカメラ持った人がいると浮きまくっていたので、素直に撤収してさらに南下して太東漁港へ。
太東漁港にて。さすが100mm、立体感がかなりある。f8ぐらいだったと思う。
少し寄ってみた。f5.6ぐらい。かなり背景とピント面が離れてくる。いいね。
引きで。質感もいいし、不満がない。夕方だったので漁業関係者は殆どいなくて、釣り人か隣の浜でサーフィンをしている人が多かった。
大原漁港
さらに南下して大原漁港まで足を伸ばした。
大原漁港の下にある、小浜八幡神社を目指した。
港から歩いて神社に向かう。
小浜八幡神社
f8ぐらいで。
これを見たとき、ああ、買ってよかった!と思った。これはプリントしよう。
このボケとピントは66中判で換算55mmとは言え、やっぱり100mmだなって。
神社の中腹から遠景を。問題なし。やっぱり中判って風景に向いているなー。
あと、69判とか大きな中判でもポートレイトで思い切り背景をぼかしたい。
内陸側。ここに降りてみたかったが、進入ルートは立ち入り禁止になっていたので諦めた。
砂浜に上がっている赤っぽいのはなんだろう?コンブのようなものかな。
同じところで木をシルエットにして。f8ぐらい。きっちり写っていて堅実。
なんだろ、ハッセルと形は似ているけれど、全然写りが違う。
ハッセルのレンズは80mmのプラナーしか使ったことがないけれど、もっと線が細いって言うか繊細な感じだった。
こちらの東京光学のOEMである、ゼンザノン100mm f2.8はかっちりしている感じ。でも、硬いかと聞かれるとそうでもない。
ね、柔らかめ。多分f2.8解放。
フィルムがネガかポジかでまた感じも変わってくるだろうから、今度はポジでも試してみたい。
最近は中判にもハマり始めていて、ますますフィルム写真が好きになっている。
デジタルの出番がなかなか回ってこない。
どこかに出かけると、せっかくならフィルムで撮ろうかなって貧乏性が出てきてしまう。
今回訪れた港町は昼過ぎだったのもあって、のんびりしていてとてもよかった。また、涼しくなったらゆっくり訪れたいところ。
何か白い線が出ている・・・
12枚中、唯一、線が出ていた。
これは・・・モルトかな?なんだろうか。モルトなら全コマ出てもいいかなと思うが・・・。
Zenzanon 100mm f2.8で撮ってみて
このレンズは本当にいい。ボケも穏やかだし、ピント面もしっかりしている。
画角も55mmほどと標準に近いので撮りやすい。
75mmになると約41mmとこれは少し広めになる。
ニッコールの75mmもいつか使ってみたいが、標準域はこれで上がりっぽい。最初からこれ狙いでよかった。
次は50mm f3.5あたりも狙ってみたい。
何と言ってもハッセルに比べて安い。2万もあればお釣りがくるぐらい。
ディスタゴン50mmだとそう言うわけにはいかないからね。欲しいけれど!
ブロニカS2の使用感
いや、侮っていた。これ、とてもいい。ハッセルと比べざるを得ないけれど、全然遜色ない。
ましてや戦前のローライコードやローライフレックススタンダードを使ってからこれを使うと、はー、なんて撮りやすいカメラなんだと思う。
ファインダーも四隅までよく見えるし、ピントもよく見える。
ガシャコン!なんて音もそんなに気にならない。
都心の雑踏の中で撮っても気にならないんじゃないか。
ライカみたいにさらっと撮るのもいいのかもしれないけれど、周りに「はーい、私撮ってまーす」ってアピールするのもいいのかもしれない。
ヘリコイドが75mm用みたいなので75mmも買っておく?
66の中判が増えれば増えるほど、インスタが充実してくるのでもっと増やしたいものだ。
SWCとかな!もう止めないで。
安い。
これ買おうかな。