長い!
ライカで135mmっていつ以来だろう。
4年前だ・・・。
135mmはSonnar 13.5cm f4とSuper Takumar 135mm f3.5とf2.5を使った。
特に嫌いじゃない画角だ。
レンジファインダーの135mmはどう写るのか
f6.3の1/250。f9でもよかったかなーと。
葛西臨海公園はピーカン。暑いぐらいだった。
すごい昭和な写りだなと思った。万博みたいな?
ちょっとゆるいかなー写り。でも面白いね遠くが写るのって。
なんかドライな感じがするね。135mmって。
写りはどうだろう、Hektor 13.5cm f4.5より緩め?あのレンズすごいシャープだったな。
プロビアのマゼンタがそのまま出てきた。
ノンコートレンズだから?素抜け?ほのぼのとした写りね。
露出が変わることなく。遠くに見えるのは都心部。
これでも一段絞ったのよ。キラキラが出るかなと思って。全然足りなかったわ。
でも、やさしい写りかなと思う。
もっと鮮やかに色が出るのかと思ったら・・・さすがノンコート。モノクロ向きだ。
この日は天気も良く、テントを張っている方もちらほら。
少し霞んで見えるのはノンコートゆえかなと。
手振れとの戦い。135mmなら1/125は欲しいものね。
フレアだらけになった。もっと絞ってもよかったのかー。コントラストが落ちているね。
これぐらい順光なら問題ないね。色味はあっさりしていてコントラストは低めだけれど、ルーペで覗くと顔が分かりそうなぐらい解像しているぞ。
この辺はライカレンズという感じ。
新浦安の浦安市総合公園
陽がかげったかと思って、ド・逆光でも一段開けたら大変なことになった。
見た目と全然違うのな!怖くて絞れんかったのよ。
ドギャーンってオーバー!
どうだ!これは成功だ!うれしいね、こういうふうにハマると。
どう?135mmのf4.5開放、2m弱の最短(1.5m)付近。よくボケるけど、ボケに無理がない感じ。
優しさはElmarって感じ。Hektorだともっとシャープになる感じだった。
これでも絞り足りないか?釣り人が多い感じがしたな。
絞り足りない!もう2段絞ってもよかったか。
ただ、夕暮れ時でのんびりとした時間が流れてはいた。
これはモノクロ向きなレンズだなと。階調はすごくあると思う。
2011年の6月頃に訪れた時はまた震災被害の跡が残っていて、マンホールがキノコのように持ち上がっていた。
いわゆる液状化で地面が下がったためだ。
でも新浦安の駅を超えて、さらに進んでいくと海沿いは全く被害がなかったのが記憶にある。
新しい埋立地は液状化対策をしていたんだなと思った。
あれからちょうど10年か。ここは人がほとんどいない公園だったけれど、コロナ禍とはいえかなりの人出だった。
Elmar 13.5cm f4.5
フードはFIKUSのニッケル。
このElmar 13.5cm f4.5は最初の頃の交換レンズとして、Elmar 5cm、3.5cm、9cmとともにラインナップされていた。
1930~1931年に発売開始。この個体はシリアル14万台の1932年製。持っているライカレンズで一番古いかと思ったら、旧エルマーがあったか。1926~1928年製。
最短は1.5mで結構重くて長い。ファインダーはM4で一番狭い枠。
使い勝手はイマイチだと思う。相当倍率の高いファインダーじゃないと精密な撮影は難しいと思った。
また、レンジファインダーゆえ、枠の外側も見えるのが利点とも言われているが、今回の135mmに関しては撮りづらさがあった。いろいろなものが入ってきてしまうと思った。
今までは135mmは一眼レフで撮ってきて、これなら・・・と思えたが、レンジファインダーの135mmはかなり苦労すると思う。
ボケも見えない、しっかりとしたフレーミングはかなり難しい。
その点一眼レフは全て解決する。
では!R型ライカでElmarit 135mm f2.8で良いのではないかと!
そう結論づけて、今、ワイワイしている。
ワイワイ