M10-Pと沈胴NIKKOR H.C 5cm f2で千葉ポートタワーを撮ってきた

M10-Pと沈胴NIKKOR H.C 5cm f2で千葉ポートタワーを撮ってきた。

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仁戸名の森から移動して、夕暮れ時に千葉ポートタワーへ。

仁戸名の森ではバルナックライカを使ったが、まぁ少ししか撮らないだろうとデジタルに切り替えた。

 

M10-Pに50mmにハマってるかも?

バルナックの中にまだフィルムが入っているが、当分撮る機会がなさそうなので、先にデジタルの方をアップする。

なかなかどうして引きで50mmもいいじゃないねぇ?「タワー」も入っちゃう。

f2.8に絞っちゃったよ。

11月の初旬でも紅葉が始まったばかり。背景の溶けていくようなボケってゾナー型の特性なのかな?

うーん、いいねぇ。ほんと50mmにハマってる。取り扱いしやすい。今は。

これなんかは独特の写りだな。以前使っていた、戦前Sonnar 5cm f2とも似ている気もするけれど、Sonnarの方は開放ではもっとホワホワだった気もする。でもこれもデジタルだからよく写っているんだろうなとか。

こういうトーンを見つける撮りたくなるのはモノクロの眼なんだろうか。

露出計は本当に参考程度にしかならない。ここで測ると全然合わないということにやっと気づいた。多分、露出計より、マイナス2~3段なんだけれど、そのまま取り込んでも全く問題ないというか見た目に近い。暗いところを暗く撮る難しさ。

f4まで絞ってみた。普通だよね。でもここを開放で撮る勇気もないな。

落ち穂拾いならぬ、落ち葉拾い。

せっかくカラーで撮れるんだから、カラーにしたいよ。でもこんな写真撮っちゃう。

おじさん、おばさんの青春。開放最短。いいねぇ。このレンズ好きだな。壊れそうで怖いけれど。

開放で遠景。って、もう陽が暮れる寸前だから、開放以外選択肢がない。いや、ISO感度上げろって?ISO400固定なの・・・。ISO動かすと露出がわからなくなる。

でも時々、ISO1600まで上げて撮ったりすると、うれしくなる。なんだそれ。

まぁまぁ、ちょっとモノクロで見てよ。構えたら飛んでいったのでピント合わせも何もない。でも撮れちゃった俺天才。

あれ!?ピント手前のカップルにしたはずなのに滲んでる!?これが収差か!すごーい。タワーも滲んじゃってる。

さ、どうでした?このカメラとレンズ。欲しくなった?いいよ〜いいよ〜。

たけぇカメラだから怖い。もっと安価なデジタルレンジファインダーが出て欲しい。できれば国内メーカーで。でも無理だろうから、中国のメーカーでもいい。

高機能な国内メーカーのカメラは全然使いこなせず、なんか高いお金払っても勿体無いと思ってしまう。そもそもシンプルと言われている、このライカでさえ、全然使いきれてない。

なんかのアプリもあるんだが、結局使えてない。全部RAWしか使わないので、JPGで取り込んむという発想がない。JPGとRAWで撮っているけれど、滅多なことではJPGを見ることはない。保険みたいな感じ?

極端な話、液晶も見ないので、いや今回見て、あ、ダメだと思って撮り直した方がPCで見たらダメだった。液晶が役に立たないというのが正解か。

だから、液晶なしでRAWのみでもいいんだけれどな。M-Dとかは高いし数がない。

AEオートも使わないし、ISOオートも使わない。絞りダイヤルとSSダイヤルがないと逆に不便。そういう意味では消極的な選択であってもライカが残る感じ。写りよりも使いやすさ重視。

沈胴NIKKOR H.C 5cm f2はかなり柔らかい写りと思っている。おそらく、まだ撮ったことはないけれど、f5.6とかf8ぐらいまで絞ればパキッと写るのかもしれない。必要なら絞る。

でも、デジタルで使ってから気づいたのはピントが合っているところの解像度は結構ある。Summarみたいな感じも受ける。

こういうクラシックな雰囲気と写りが好きなのかなーとか。

 

しばらく、50mm f2の旅は続きそうな気配。

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