晩春の大網白里市をM2とNIKKOR S.C 5cm f1.4にリバーサルフィルムのフジのプロビア100Fで撮ってきた。
御嶽神社。かなり天気も良く、ISO100でf16、f11なら1/125あたり。なので目一杯開いても、f5.6かf4の1/1000。
おそらくf4の1/1000あたり。開放ばかり撮っていたレンズだけれど、ちゃんと写る。
隣で無理に開いてf2と1/1000で。ひと絞りでもかなり落ち着く感じ。
f4と1/1000。まぁ何も不満はない。もしかしてフードケラレてるのかな?
あれ?やっぱりケラれてる?f5.6なんだけれど。今度デジタルで確かめてみようか。
しかし、すごい解像感。ニッコールレンズってこんな感じなのか。
宮谷八幡神社にて。いい光加減。開放で。滲んでおりますなー。いいですなー。
同じく開放で。おう〜いいですね〜これです〜これです〜。デジタルで撮るとどんな感じになるんだろうか。
カラーで撮れるMデジタルが必要ね?
カラスウリが枯れたもの。手前の葉っぱのボケが好き。そしてピントの合っている真ん中部分、カラスウリがよく写ってる。
f2だとどんな感じになるんだろうかと。
開放で新緑の紅葉。柔らかい写りだ。好みだ。50mm f1.4のライカで使えるレンズなのに、ほんと安く手に入るのでおすすめ。
一段絞って、f2。途端におとなしくなる。若干フレアは出ているのだろうけれど。
開放で。どうだ!垂の部分のハイライトの滲み。これが特徴的な写り。
f1.4と1/30ぐらいで。暗部の写りにゾクゾクした。ああ〜リバーサルで撮ってよかったなーと。思ったより滲んでいない。
あらあらソフトフォーカスレンズですかというような写りになった。かたーい光だったと記憶しているが。
ちょっとオーバーかもだけれど、光の向きによってはボケるだけになる感じも。
足元の光を狙って。開放で。ピントの部分は解像しているけれど、ボケの部分は滲んでいる感じ。
おお、これまた暗部の写りに驚いた。紙垂が見える。
露出をミスったかと思ったけれど、なかなかどうしていい雰囲気。
派手な写りじゃないのがいい。ドロンとしてる。
紙垂のシャドウ部の露出に合わせてみた。手前のハイライトがギリギリ粘っていませんかね。いい写りです。好きです。
おおっと、これはすごいのでは。開放ですよ。ザ・好みのレンズ。
移動中の一コマ。f4と1/1000。やっぱり周辺減光かケラれか。なんだろね。
露出がうまくいくといいもんですね。目論見通り、爽やかに撮れた。
不安になる暗さ。いいね。
振り返って鳥居。ハイライトとシャドウの輝度差が強い時の塩梅が面白い。
滲む階段。実際、ヒーコラ言いながら登ったので目が霞んでいたかもしれないのでちょうどいい?
そしてまた振り返りと。撮っては反省、実践して検証。繰り返しですね。
やっと辿り着いた頃には目から汗が出てたので、この写りで正解。
この辺の露出はアンダーでもよかったかもなーと思いつつ眩しさの表現とすれば良いのではと。
建物も開放ね。陽の当たっている葉っぱがフレア出してる。いいねぇ、こういうレンズ。
思い切った構図だなと自分でも思うよ。いい写真だな〜最高だな〜。よくこんな構図思いついたな〜。私は天才。
最後の一枚、完全逆光になったので負けたかと思った。意外にフレア少なくて良い写り。
あれ、もしかして絞ったかも?f2.8とか。逆光でf1.4開放は無理だろー。
ともあれ結果的に万歳。
さて、どうだったかね。今回のNIKKOR S.C 5cm f1.4のリバーサル。私は好きですね。モノクロのしっとり感みたいなのも好きだけれど、リバーサルの硬めの写りも好き。硬いというか正直というか。
このまんまルーペで除けば、写真を引き伸ばした状態と同じレベルで見られるというのはリバーサルフィルムの良さなのかなぁとか。
久々のリバーサルでも露出をガツンと外すことなく撮れていて万歳。
M2も相変わらず使い勝手が良くほんとおすすめ。
メインがデジタルになってもちょいちょい使ってあげたい。あと20本ぐらいフィルムのストックがあるので1年は続けるけれど。
今回の現像はいつもの「なら写真くらぶ」さん。自前の現像機をお持ちなので到着したその日にCD書き込みまでしてもらえて発送もしてもらえた。返却まで1週間かからなかった。
素晴らしい。溜め込む自家現像より早いな。
今回はお店スキャンにした。自宅スキャンよりピントが全然いいので。あと楽したかったので。
最近リバーサルフィルムも在庫がないね。
さー買ってみよう!