M2にFUJINON 3.5cm f2をつけて、フィルムはリバーサルフィルムのプロビア100Fで撮ってきた。
リバーサルの仕上がりを見て、ちょっと驚いた。よく写っているんだ、これが。いやー、これはいいレンズかも。
見てよ、この質感。ルーペで覗いてびっくりしちゃった。f2.8かな。
びっくりしちゃった。忠実な発色。流石FUJINONレンズとプロビアは相性がいい?
開放だったような気もするし、f2.8ぐらいだったような気もする。開放よりだと背景が回り始める。
f4かな。しっかりしているわね〜優等生!
久々の35mmで広いわーと思った。
いすみ鉄道といえば菜の花?
少しハイライトが滲んでる。これも良いですね〜。好きな写りですね〜。
はい、OK。ピシっと。ちなみに廃校。旧中川小学校。2017年に閉校。
開放で。立体感があって驚いた。
開放で。ぐるぐるボケが出ている。そのおかげか立体感を感じる。マムシ草。周辺にいっぱい咲いていた。
周辺はぐるぐるしているけれど気にならんね。気に入った。この色味。いい!
ここの切り通しのようなところを進むと・・・。
これが特攻機「桜花」の格納庫。すごいデカかった。もともとは一式航空機に吊り下げられてグライダーのように特攻する機体だったが、終戦間際の本土決戦のために改造し、陸上基地からカタパルトで発射できる「四三乙型」を作る。
太平洋に襲来する米艦隊への本土決戦のために作られたカタパルトで、1945年7月26日にカタパルトが完成。しかしながら、そのまま「桜花」は来ず8月15日に終戦。
おそらく格納庫から出てきて、旋回盤で回転させて、現在の旧中川小学校方面に向けて発射し、太平洋上の上陸軍へ攻撃予定だったのか。
復路の切り通しで一枚。開放。落ち着いた写りなのかなー。
札森地区に桜並木があると知り行ってみたが、こんなところにポツンと。いかにも日本的で良い。
開放で。かなり鬱蒼とした古い神社という感じ。なんかFUJINONレンズいいな。
雰囲気良いね。
スッキリとした写りね。いいわ〜。
穴と桜。穴好き。f4ぐらいだったかな。日中の外ならISO100って使いやすいな。
瀧口神社の鳥居。往路に見る鳥居と復路に見る鳥居は全く違う雰囲気だな。
ここも味わい深い神社だったな。f4ぐらい。
f2.8だったな。嫌味のない写りというか、癖がない?とにかく立体感が気に入った。
何のためのトンネルかわからなかったが、なかなか興味深い。この場合の露出をどっちに取るかは悩ましいわな。立っている位置で露出を取って、トンネル付近の暗さを出してみた。
いすみ市の指定天然記念物。f2.8だったかなー。赤の発色が良いね。
これもf2.8ぐらいかな。フードがなかったので恐々撮ってみたが、これぐらいの日差しならゴーストフレアも出ない。
左下の笹の部分の写りが好みだ〜。
開放だ。この立体感、なんか中判かと思った。いいレンズだわ〜。
f4かな。周辺の幼稚園か保育園の子どもたちの声が聞こえていた。
f4かな。お、なんか出てる?ゴースト、フレア?イノシシの檻が生々しかった。
f2.8。やっぱり立体感だな、このレンズ。あと赤の色が印象的。
FUJINON 3.5cm f2はトータルでとてもいいレンズだと思う。同じスペックのSummicron 35mm f2の8枚玉よりコスパがいい。
神話に手を出すか、実用性に手を出すか。・・・両方だよ!
もっと生産数があればなーと思わざるを得ないけれど、当時にこのスペックは大変だったんだろうなと。
しかし、今回初めてFUJINONレンズを使ってみて、FUJINON 50mm f2や50mm f2.8も使ってみたくなった。
この写りは素晴らしいと思った。外観もさることながら写りも良いいいレンズ。
派手さはないけれど、よいレンズ。