2021.7.25 追記:ファインダー視野率、倍率について
Leicaflex SL ブラックペイント。やっと手に入れたよ。これも。結構探してた。
あっても中々買えなかったり、悩んでいるうちに売れてしまったりと、悶々としていた。
最近、ポッと出てきたので思い切って買った。
シルバーも持っているが、塗り以外に大きな違いはないかなと。
さてどんなものか。
Leicaflex SLで検索するとどうしてもデジタルのLeica SLがヒットしてしまって大変。
目次
- スペック
- 丸みが好き
- レンズ脱着レバー
- ペイントの質
- 電池
- Leicaflex SLはOHができない
- ピント
- Summicron-R 50mm f2再び
- 2カム
- レンズアクセサリー
- フードを逆付けできる
- 赤ポッチはない
スペック
重さ |
729g(実測) |
フォーマット |
24x36mm |
マウント |
Rマウント |
構造 |
一眼レフ |
シャッター |
フォーカルプレーンシャッター |
シャッター速度 |
バルブ、1秒〜1/2000 |
露出計 |
Cds TTLスポット測光 |
使用電池 |
MR-9水銀電池 |
発売年 |
1968年 |
重さはそこそこある感じだけれど、持ってみるとすごい重いという感じではない。
視野率は探してみたけれど、どうしても見つからなかった。
追記:フォロワーさんから情報あり。横94%、縦92%の視野率で、倍率は0.9倍だそうです。
下記「R型ライカの全て」に載っているそうです。
ここには書いてあるのかもしれん。
丸みが好き
Leicaflex SLはここの丸みがあって好ましい。巻き上げの時、持つ時に手には優しい。
人間工学がどうのってより、多分作った人が持ちやすいものを選んだんじゃないのか。
レンズ脱着レバー
ここも前期?はプラの赤い部品だがよく割れたそうで、改良されてアルミ製に変わったようだ。こちらのもBPもアルミ製に変わっていた。ここは結構譲れない線だったかも。
塗装が剥げたのか一部しか赤が残っていない。
これ折れたら、直せないだろう。部品どこかにあるのかな?
ペイントの質
おそらく、M3、M2時代より良くなっていて、ハゲていてもボロボロということはない。
それ相応のハゲ方。M3、M2のハゲ方はおかしい。塗装が落ちている感じだ。
No.1244...なので1969~1970年にかけて10,000台のうちの1台。全てブラックのロットのようだ。
Leicaflex SL and SLMOT - Leica Wiki (English)
電池
右側の蓋をコインを使って開けるとバッテリー室がある。
今はなき、MR-9水銀電池なので代替品のWEINのMRB625にするか、関東カメラのMR-9電圧変換アダプターを使うかだな。
これは使ったことないけれど、どうなんだろう。
私はこっち。
変換しないのはダメよ。1.55Vとかは故障の原因。1.35Vよ。
SR43とLR43があるけれど、電圧の落ち方が違うのでスパッと落ちる、SRにした方がいい。LRだと少しずつ減っていって、気づかないと電圧が低くなって、露出計がアンダーをさしてしまって、オーバーの写真を量産することになるぞ。
バッテリーチェッカーはここ。ここを押して、下限輝度のマークのところあたりまで下がればOK。
私のはチェックするとマークまでは届かないがかなり近づいている。他の電池でも同じ動きなので、これぐらいかと。
運よく、露出計はほぼ正常。ポジの時は単体露出計も使うし、ネガならOK。
Leicaflex SLはOHができない
買ったらすぐにOH?なんて人もいるかも知れないが、買って不調がなければ(そもそも触ってダメなら買わないが・・・)私はとりあえず撮る。撮ってダメなら修理に出す。保証期間内に。
で、OHはLeicaflex SLはできないらしい。構造上。
できるのはシャッター速度の調整とファインダーぐらいらしい。
わかるかな。少しミラーが青くなってる。ファインダーが青いせいかな。
ファインダーは+1.0が最初から入ってる。視度補正の参考に。
ファインダーもダメになっているのが多いとのこと。私のシルバーも今回のBPと比べてみると、相当腐ってた。仕方ない。
ピント
ピント合わせは全面マット。スプリットが入るのはSL2から。
スプリット欲しい。
Summilux-R 50mm f1.4で結構外している気がするんだよね。
滲みなのか、ピンボケなのか。
Summicron-R 50mm f2再び
訳あって、先に買ったSummicron-R 50mm f2はすでに手放してしまい、Elmarit-R 90mm f2.8も手放している。
どちらもいいレンズだった。
90mmのElmaritは特によく写るレンズだったが、どうにも画角が合わず手放した。
"今の私には"窮屈な感じがした。50mmがいい。あとは35mm。
そこで、Summilux-R 50mm f1.4が残ったのだが、クモリを見つけたので、OHに出していていたら、ボディだけ見つけて買ってしまい、レンズが1本も無く持て余していた。
2カム
そこで今回はほぼ同時にSummicron-R 50mm f2の2カムも購入した。これはいずれ再度買うと決めていたので、手慰みのように買ってしまった。
まぁ、決めていたものだからものが出れば買うと決めてたし、全く誤差でもなんでもない。計画通り?
SLは2カムから対応。1カムだと絞り込み測光になる。3カムは全てのボディに使える。
それなら最初から3カムを買った方がいいと思うな。でもね、少し高くなるよ。
デジタルで使うなら1カムでも2カムでもなんでもよろし。好きなの買うよろし。
イエロースケール。
小ぶりな感じだがとてもよく写るレンズだ。設計はあのW.Mandlerだ。
ボディもイエロー刻印。
レンズアクセサリー
シリーズ6フィルターと14160フィルター抑え。コーティングはマゼンタ寄りかな。
フィルター装着。
12564フード。Elmarit 35mm f2.8と共用。これだとElmarit 35mm f2.8が欲しくなる。
完成形だ!
フードを逆付けできる
フードは逆さまに付けることができる。
14163キャップ。
これを被せてコロンと。
赤ポッチはない
当然?レンズ着脱指標は脱落して無くなっているので、今度、赤指標だけ購入し自分で接着だな。
なんでRレンズばかり無くなるんだろうか。Mレンズで無くなっているのって滅多に見ないよね。
さて、やっとLeicaflex SLのBPを手にした。しかも露出計も正しく動いてる。ちょっといい買い物したなと思ったり。
Summicron-R 50mm f2も揃ってよーし、撮るぞ!
果たしてどんな感じなのか。
欲しい。
こういう本、また出ないかな。