Leica RマウントレンズのElmarit-R 90mm f2.8がやってきた。
その中でもやっと見つけた「赤文字、2カム」。
Summicron-R 50mm f2の赤文字2カムと同じぐらい苦労した。
しかし、このレンズは相当人気がないようで検索してもほとんど出て来ず、出たとしてもM型レンズのElmarit 90mm f2.8がヒットする。
いろいろ調べたかったがやっぱり書籍にしかないことも多い。
大変だった。
スペック
重さ |
513g(実測) |
フィルター径 |
シリーズVII +14161フィルターリング |
開放値 |
f2.8~22 |
最短撮影距離 |
0.7m |
マウント |
Rマウント(2カム) |
フード |
組み込み式 |
レンズ構成 |
4群5枚 |
絞り羽 |
6枚 |
発売 |
1964~1983 |
設計 |
Walter Mandler |
生産国 |
Leitz Wetzlar , Leitz Canada |
重さは513gとそこそこ重い。カタログスペックで500gだったので2カムになっているからかな。
それでも現代のレンズと比べたら軽い方か。50mm f1.4が軽く1kgとかいく時代だもんな。
最短が0.7mというのが90mmレンズでは寄れる方だなと思う。
1965年に2000本製造されたうちの1本だが、おそらく1カムだったのを純正か何かで改造したものだと思う。
絞り羽は6枚と簡素な感じ?
コーティングはアンバー系
この後から黄色系になるのかな。
フードは組み込み式
この頃のライカレンズは組み込みフードと外付けが混在している感じかな。
個人的にはMのSummicron 90mm f2のあの2段の組み込みフードが一番かっこいいと思う。
外付けはITDOOか切り欠きのやつ。
アクセサリー集めが大変
リアキャップはまだいいとして、フロントキャップがなかったので買おうとしたらどこ探しても品番がわからない。
やっと見つけたのが"14089M"ということだった。65mm径のフロントキャップ。ない。
特にR型の細々とした情報は少ない。
見つけるまでが大変。未だに買えてない。あることはあるんだが高いのばかりなので。
どうしてもないというものではないので、2000円ぐらいで出るの待ってる。
フィルターがねじ込みではなく、フィルターリング14161を使ってシリーズVIIフィルターを押さえる。
55mmあたりをねじ込もうとしたら入らないの。笑った。この後から55mmねじ込みフィルターに変わってる。
私は赤文字にこだわったので仕方なし。
参っちゃう。全てセットで買った方が安いわ。
案外シリーズフィルターは7からが高いんだわ。安い純正が見つかったら買っておきな。ね。
48mmのUVフィルターを裏返してもいいのよ。
バレないからね。つうか、性能は上じゃないの?
でも俺はリングを外してお前のフィルターが純正か見るぞ。
カムは2カム
Rレンズのカムのことはほんとややこしいけれど、3カム買えば無敵と覚えておけばいい。
ちなみに2カムは3カムより安い。
これが無くなっているのが多いので注意。この赤ポッチだけ買うのが意外に大変。
付けた時のバランスはいい
500gと重い方のレンズだけれど、付けてみると案外バランスがいい。
50mm以上なら一眼レフの方がいいかも?
中望遠はこのほかにElmarit 135mm f2.8があるんだけれど、これも使ってみたい。
ライカレンズにしては90mmも135mmも安い。4万以下で見つけれられる。
最近、Summicron-R 50mm f2が上がってきている気がしなくもない。
そろそろSummilux-R 50mm f1.4は整備に出そうかしら。
やっぱり一眼レフの方がボケが見えたり、精密な撮影には向いていると思う。だからこそ安価だけれどよく写る、Elmarit-R 90mm f2.8やElmarit-R 135mm f2.8なんかはLeica Flex SLで使うのが良いかなと。
"正しく"撮れそう。
あと、Elmarit-R 35mm f2.8も使ってみたいし、Macro Elmarit-R 60mm f2.8も使ってみたい。
あー、あー、あー。
もちろん、28mmや35mmも一眼レフで賄っても十分いいわけで。
レンジファインダーは構造上寄れないけれど、一眼レフなら45cmとかに寄れる。これはこれでアドバンテージだと思う。
90mm f2.8開放で最短70cmなんてピント合うんだろうか。
果たして。
そろそろ買うべきかな。
M型が高騰していて、手が付けられない状態の今ならライカの一眼レフも良いと思う。まず間違いない写りがある。
なんかすごい写りだった・・・