さて、Canon IVSbで撮り切った後、まだ陽も高く、廃線跡をまだ見終わっていなかったので手持ちのLeicaflex SLにフィルムを装填した。
モノクロのISO400でILFORDのHP5+。
DELTA400と違いがわかりません。
里見砂利山線という。
HPだとこんなに綺麗なのにね・・・その後、放置されたのか、前回の記事のような状態になっていた。
目次
f5.6ぐらいかな。
ここは廃線跡を盛り上げようとしたのか、後で作られた線路なんだけれど、これも廃線になってた。
なんだか残念。
HPの写真を期待していくと、全く違う光景なのでズッコケるぞ。
廃線跡はほぼ藪に埋まっていてわからず
f1.4開放かも。1/1000ぐらい。
廃線跡を辿って来たが、凹みがあるだけで全く廃線跡は見られず。
少しは整備すればいいのにと話していたら、この道から地元の方であろう、男性が降りてきて、お話を聞けた。
どうも、以前は砂利をここで掘って運んで、そのまま里見駅から五井まで運んでいたそうだ。JR、国鉄と同じ線路幅だったとか。
その後廃線になったが、もう少し小湊鐵道も藪を刈るとかすればいいのにねぇと、残念そうだった。
そうよね、ここも少し整備して廃線跡として見せてくれるのならいくらか払ってもいいのにと思った。
切ない。
風景を撮っていった
f2.8で。この絞り値が結構好き。
コントラストも出てきて、ピント面がシャープになって急激に写りが良くなる。
f1.4開放で。一段出た目よりアンダーで。
これは野薔薇っぽいけれど違うかな。
これもf1.4開放。
一度、廃線沿いの道を行けるところまで行ってみて、道が続いていて、先が見えないのでUターンしてきた。
f4だったかな。
この先まで行ってみたが、少し広くなっていて何もなかった。
先程の地元の男性はこの先に行ってしまった。お散歩かな?
他に人ともすれ違わないし、車も来なかった。
細い道へ入ってみた
f2.8。
先程の細い道に入ってみたところ、早速、イノシシの捕獲器があった。房総名物みたいなもの?
かなり山深い感じだったが、携帯の電波は入っていた。
f1.4開放。
妻はPENTAX645を担いで歩いていた。
うーむ。なんだろうかこの滲みは。右側の葉っぱにはきちんとピントが来ている気がするが・・・。
開放。やっぱり滲むのかな?ここまで離れたピントを外すってことはないかな。
f2だったかな。さらに進んでいく。
先程の地元の方曰く、「小屋を見たら左」を目指す。
開放。畑というより放棄されたところって感じだった。
これも開放なんだけれど、上の写真と似ても似つかない。
地面のピントと妻の着ている服の滲みが同じ位置か?ジーパンは滲んでないから、ハイライトが滲んでいるのか?
f2.8で。
なんか大草原小さな家って感じになってきたぞ。
あそこに住んでいる人がいるのか?
夜なんかこえーよ。
道があるから何かしらで使われているのだろう。
f2.8かな。
なにわともあれ、左に曲がった。するとこんな道に出た。
あの道のところにあるのが「小屋」っぽいんだが、何しろ人がいるのかいないのかわからない。
切り株など木はいっぱい置いてあった。軽トラも止まっていたので誰かいるのかもしれない。
開放で。やっぱり滲んでる。しかし白い服だけか?
他の田んぼなどはピシッと写ってるか?
やっと民家が見えてきた。
ここまで携帯の電波が入っていたのでGoogleマップを見ながらの移動。ほんと助かった。
開放だ。しかし、滲みはない。
一本桜で有名らしい「与市郎桜」だ。
完全に季節外れなので誰もいない。しかし、そばにはキジがいた。びっくりしなくなったな。野生のキジを見ても。
結構房総どころか、手賀沼周辺にもいる。
里見駅に戻って来た
そろそろ陽が暮れ始めていた。開放。
結構滲んでるよね。
これはf2.8かな。一段アンダーにした。
この連結部を見るのが子供の頃好きだったなー。これなんていう部品なんだろう。
f2.8かな。これも。
前の記事でも撮ったけれど、なかなか味わい深い駅だった。
滲みなのか、ピンボケなのか?
これは・・・ハイライトの滲みでいいかな?
どちらも無限ピント。開放は光源に収差?が出ていて、光が収まっていない。
f2.8の方はピシッと写っている。
開放は粒子が荒れているようにも感じる。
いつもと現像液も違うので、わからないことだらけだ。
またT-MAX液に戻ったら、開放を撮ってみたい。
いつもの。
HP5だから滲み傾向なのか?DELTAだと少ないのか?
おもしろわ〜。
ここ里見駅の廃線跡はきちんと整備したら、結構人が訪れると思うんだけれどな。
有料駐車場もあって、そこを目指したんだけれど、閉鎖されていて、駅員さんに聞いたら「あ、駅前に停めていいですよ」って・・・。
500円払うつもりだったのにな・・・。諦めたのかな・・・と。
がんばれ〜。