千葉市美術館、1階にある昭和2年に建てられた旧川崎銀行千葉支店、通称、さや堂ホールへ。
ここはいつか行ってみたいと思っていた。
一階フロアが無料開放されていて、撮影も可。
縦構図で撮るか、横で撮るか悩ましい。35mmでちょうど良かったかも?
縦構図が多くなったかな。光の具合がとても良かった。
荘厳な雰囲気。二階部分もあるけれど、ここは上がれないのかな。
フロアを全体的に見渡した感じ。
フロアに入ってくる光の具合と、ズミルックス35mmの光の拾い方の相性が良かったかな。
柱も見事で見応えがあった。こういう場所で露出計入りのカメラは楽だな。
ズミルックス35mm f1.4について
このズミルックスも10年ぐらい前に買ったんだけれど、やっぱり今の相場の半分ぐらいだった。
今の相場だと買えないレンズだなぁ。
でも好きなレンズ。
多分、M6とズミルックス35があればどうにかなるんじゃないかな。
現行のズミルックスから数えて、球面、非球面、非球面2nd、現行ということで4世代ある。
特にこの球面ズミルックスは"クセ玉"とか言われて人気がある様子。
でも高性能な35mm f1.4を求めるのなら現行のアスフェリカルか、ZMレンズのディスタゴン35mm f1,4があるし、VMレンズでノクトン35mm f1.4もある。
万が一、このレンズがダメになったら、ノクトンを買うかなぁ。
そんな「程よく写りすぎない塩梅」のレンズが好きなので、この球面ズミルックスは大好きだ。
ストッパー付きと無しがあるけれど、どちらも使ってみての判断で、ストッパー付きの方が少し良く写る気がしたのでこちらを残した。
初めてレンズの個体差みたいなのを感じたのがこのレンズかな。
プリントしても違いはあったように記憶している。
このレンズは開放で楽しいのは当たり前として、ひと絞り、ふた絞りと探って行って美味しいところを探すのも面白い。
開放からビシビシ写るレンズもたまには使いたくなるけれど、「味気ない」感じがしてしまう。
写りに湿度があるとか、本とかで読んだけれど、さっぱりわからん。
でも、好みな写りだ。
なんか、どろっとしているというか、スッキリしない感じが好み。
海外の人でボディをライカでレンズがコシナとかの人をtumblrとかでよくみかける。
ああ、なんて合理的なんだと思う。
わざわざ「写らない」レンズを選ぶ理由はなんだ?
現行レンズへのアンチテーゼと言ったらかっこいいが、M6に現行レンズをつけて撮ってみたいさー。
でも、買えないんだよー!60万だー。ちくしょー!
61万!
コスパ最高!
21万!ライカと同等かそれ以上かもしれない写りで1/3の値段だぞ!