Summilux 35mm f1.4 1st、通称「Steel rim(スチール・リム)」だ!
Mの35mmレンズは、この前に黒の8枚玉を手に入れたよね?
早すぎね。(もうないよ)
でも、ほんと早急に決めないとダメな感じね。
早くイかないと嫌われると思うの。
M3BPにつけてみた。ああ、M2が欲しい。
やっとここまできた。
M3もこのSummilux 35mm f1.4 1stも2006年にライカを手にして、2021年の15年目にしてやっと手にした。見て見ぬ振りしていただけかもしれない。
この前のオークションも高騰していたね。
2023.3.19 追記:純正キャップ入手
目次
- スペック
- コーティング
- CANADA製
- フード
- フードの付け外し
- 前玉と後ろ玉
- E41フィルター
- キャップは14078
- 追記:純正キャップ入手
- Summilux 35mm f1.4 1stのバリエーション
- かなりコンパクト
- スチールリムの由来
- 購入時の注意点
- 厳選されてきたボディとレンズ
スペック
重さ |
223g(実測) |
フィルター径 |
41mm |
開放値 |
f1.4~16 |
最短撮影距離 |
1m(3ft) |
マウント |
Mマウント |
フード |
OLLUX /12522 |
レンズ構成 |
5群7枚 |
絞り羽 |
10枚 |
発売 |
1960~66年 |
本数 |
7500本(眼鏡付き含む) |
私のは1730451なので1960年の1730001から始まって450本目のもの。1stロット。
設計はWalter MandlerとErich Wagner。
絞りは10枚。
コーティング
前玉はブルーに近い。
後ろ玉は少しアンバーより?
CANADA製
なんと鏡胴にはCanadaとMADE IN CANADAと"CANADA"が2つもある。
カナダ製のレンズとは言え、主張が激しいな。1960年に35mmでf1.4を出したことが自慢だったのかもしれない。
フード
OLLUX。最初期バージョン。1stロットと合わせて同じ時期のもの。
これが厄介者。無いという感じはしないが、高い。無いと揃えたくなる。
この中に赤い玉が入っているはずだった。
例の「人工ルビー」だけれど、人工ルビーじゃないみたいね。ガラス玉みたい。
例に漏れず私のもない。なくなりやすいらしい。
あるものを探すとこれまた20万コースだろうし。綺麗なの探すって、そんなに選べないし。
あれば買っておけって感じ?お金払えば買えるものではあるしね。
その辺は古い国産とか戦前ツァイスに比べると楽は楽だけれど、財布は痛い。
フードなしでもいいかなと思えるかっこよさはあるね。
フードの付け外し
多分ライカ唯一の方法だと思う。本当に最初は戸惑った。
まずは赤ポッチにフードの切り欠きを合わせる。
このリムの切り欠きにフードを噛ませる。
ここ。
ぎゅっと押し込むとパチっというのでそれでOK。
外すときは少しねじるとスポッと外れる。不安だ・・・。
しっかり止まっていて簡単に外れそうにはない。万が一落下に備えてフードはつけておこうと思う。
ボディとレンズがダメになるより、フードが潰れる方がマシ。
前玉と後ろ玉
くるんと前玉。舐めたくなるね。
ぎっちり後ろまで詰まっている感じ。
E41フィルター
これも厄介。とにかくスチールリムはアクセサリーが厄介。
41mmねじ込み。E41と呼ばれている。
Summarit刻印のものもあるが、刻印のないUVaがこれ。
これは実は4~5年ぐらい前にたまたまフィルター単体で数千円で買えた。
市場価格はゼロが一つ違う感じ。3万ぐらい?
つい最近までXenon 5cm f1.5に使っていた。
まさか自分がSummilux 35mm f1.4の1stを手にするとは思わなかったが、結果買っておいて正解だった。
フィルターのE41を持っているし、レンズはいつか欲しいなと思っていたのは正直あるぜ。
キャップは14078
ない。
これもない。
ベークライトが正解らしい。これも単体では見たことない。
今回付属したのは某店のオリジナル品らしい。無いよりマシ。
コード番号は14078だそうだ。さー見つかるかなー。
ライカ ズミルックス 35mm f1.4 (第1世代)用 フロントキャップ:とち フィルムカメラで気ままな日記:SSブログ
追記:純正キャップ入手
こちらの記事にも書いたが、ついに苦節2年。純正キャップを入手した。
Summilux 35mm f1.4 1stのバリエーション
Summilux 35mm f1.4 1stのバリエーションとしては、
眼鏡付きとなしに大きく分かれる。
眼鏡付きはM3用で最短が65cm。
眼鏡なしは最短1m(3ft=91.44cm)
さらにカラーは黒と白に分かれる。
黒の中にはリムも黒い、ブラックリムも存在し、リムがシルバーのブラックもある。
さらに眼鏡がオールブラックのものもある。
ストッパーはブラックもシルバーどちらもシルバー。
かなりコンパクト
Mボディにつけると、昨今の35mm f1.4のレンズに比べて相当小さい。
現行のSummilux 35mm f1.4 Asph.などに比べても相当小さい。
写りが開放で緩くても小さい方がいいかな。写りよりも機動性の方が重要かも。
その点、NOKTON 35mm f1.4などはいいよね。
これも買う?
スチールリムの由来
ここね、レンズの上部の縁が"鉄"でできているから。リム=淵が鉄=スチールなのでスチールリム。
リムの形は173万台と206万台で違いはあるようだ。もう一本、買って比べてみる?
購入時の注意点
とにかく、レンズがコーティングを含めてダメになっているものが多く、さらにピントがイマイチなものも多いという。
もう、わからないのでお店任せだし、とりあえず、整備済みだったので良いかなと思っている。
もしハズレを引いたら自己責任だな。
できればフードセットがいいと思う。後で探すと大変。
厳選されてきたボディとレンズ
今回もだいぶ減らした。
ライカボディはM3BPとバルナックDIIIと妻のIIIaのみ。
ライカレンズのMマウントはSummicron 50mm f2BPとSummilux 35mm f1.4 1stだけになった。
あとはXenon 5cm f1.5と旧Elmar 5cm f3.5、妻のSummar 5cm f2とSummaron 3.5cm f3.5だけ。
昔、北井さんに"35mmと50mmがあれば十分でしょ?"と言われたのを実践しているぞ。
そろそろ防湿庫は必要がないかも。北井さんも使ってなかったね。
カメラとレンズを使えば必要ないね。
M2も探したんだけれど、これ!というのが見つかってない。
追記:やってきましたよ、M2とLeicavit MP。
当面はM3BPに外付けファインダーで運用するつもり。
このレンズのためにM2とかもう一台M型ライカが欲しいわ。M7とかさ。ヘキサーRFとか1/4000もいいね!
早速撮ってきたので、次回写真をアップする。
撮ってきたよ