M2とSummilux 35mm f1.4、M10-PとSUPER ROKKOR 5cm f2 Cで東洋文庫ミュージアムを撮ってきた。
M2とSummilux 35mm f1.4は前回の東京都現代美術館で撮り残した分、M10-PとSUPER ROKKOR 5cm f2 Cはおそらく足りないと感じるだろうなと持って行った。
このレンズも久しぶりだ。Summicron 50mm f2のコピーと言われている。
M2には引き続き、イルフォードのHP5+。
SUPER ROKKOR 5cm f2 Cでデジタルカラーは初めて。
東洋文庫のオリエンタルホール。もう少し絞ってもよかったかなー。もう開放バカなんだから。
回顧の路。露出は入射光でf1.4、0.8秒。無理。光ってるところだけでも写れば良いと言うことで、1/15。普通に撮れた。
残暑の厳しい日だったので、室内で過ごせるところとして人気かな。私もその一人だ。
ここ東洋文庫はさまざまな古今東西の「知」の集まりといった感じで興味深い。
と、ここで撮り切った。
残り4枚だったとは・・・。M10-Pにスイッチ。
M10-PとSUPER ROKKOR 5cm f2 C
知恵の小径。
開放で。日差しは強かった。
アイビー。ピント面はいいよね。ボケはきつい。
このざわつくボケ、好きだなー。Summarの進化系みたい。
前ボケ、もっとうるさくなるかと思ったけれど、これはこれでいいんじゃないの?ぼやっとしたはっきりしないボケ。
こうなるときついですかねー。でもいいんじゃないのー。2万(整備済み)ぐらいでこのレンズが買えるんだから。50mm f2、いいスペックよね。
あえてこう言うのも撮り比べ。ピントはシャープなんだよ。ほんと。
これだけ、f2.8だったかも。
M2とSummilux 35mmのことは前の記事で書いたから、M10-PとSUPER ROKKOR 5cm f2 Cについて。
画角に関しては35mmから50mmにスイッチしてもそれほど違和感は少ないかな。むしろ50mmから35mmに変えると広くて困ることが多い。50mmの方が整理しやすい。
うーん、そうだな、自分の撮り方はあまり寄らない、絞らないとすると、50mmあたりでほぼ賄えるし、押さえで35mmがあればほとんどなんとかなる。
するとボディはM3かM2でいいわけで。M3なら外付けファインダーで。M2なら35も50も賄える。
今回のM10-Pも然りで倍率も0.73になって違和感は全くない。唯一、気になるのはシャッターかなー。TYP246の方が好みかなと。M10-Pは撮った感じがしない。フィルムライカともまた違った感じ。
ただ、M10-Pは赤バッチもないし、2400万画素でちょうどいいしでレンジファインダーデジタルライカとしては完成系なのかなと。
欲を言えばM-Dが一番欲しい。高いし、モノがないよね。
液晶は今回一度も見なかった。見るのも面倒だし、リズムが狂うのでほぼ見ない。RAW前提なのでなんとかなるし。まぁ露出、ピントとか外したら仕方ないよねって。
いちいち液晶で確認して撮るとどうもワンテンポ遅れる感じがする。
すると、M-Dがいいなと。はは!
高いしな・・・
今回のレンズ、SUPER ROKKOR 5cm f2 Cは初期型でフィルター枠が40.5mmのもの。
買って1年ちょっとだけれど、まぁまぁ気に入っている。
フィルムでも結構良かった。
Summicron 50mm f2のコピーとのことだけれど、Summarって感じ。
ボケはぐるぐるするし、ざわざわする。沈胴ズミクロンにも似ている。
おそらく、Summarはマックス・ベレクにしてみると達成できなかった何かがあるはず。Summitarでなんとかと思ったけれど、死んじゃった。で、弟子たちが達成したのがSummicronと。
設計者はマンドラーじゃないよ。
こぞって、国産メーカーが追いつけ追い越せとSummicronを目指したんだろうなと。
SUPER ROKKOR 5cm f2もその一つだけれど、届かなかった。この届かなかったのが良い。ロマンってやつを感じる。
使いたくなる。お値段も整備済みで2~3万とお安いし。
収差のあるレンズだけれど、楽しく使えるレンズでもあると思った。
Topcor-S 5cm f2が国産レンズ、50mm f2の頂点だと思うが、真反対のレンズとして両方持っていたい気持ちにさせられる。
canon 50mm f1.8と双璧。
あとは沈胴Summicron 5cm f2を手に入れたら上りかなと思ったら、Fujinon 5cm f2とかHexanon 50mm f1.9とかまだ使いたいレンズがあるじゃんと、もりもり湧いてきちゃったよ。
楽しいねぇ