とても暑い夏の日にM10-PとTopcor-S 5cm f2で佐倉市立美術館を撮ってきた。
暑くて、何枚撮れるかわからないのでとりあえずのデジタル。
とりあえず1枚目。シャキッと写ってる。f2開放。
単体露出計を持って行った。ISO1600でf2、1/160と。
やっぱりこっちの方が楽だな。そして思った通りに撮れる。しかし露出計入っているのに勿体無いという気もするが・・・もっと使いこなそう。
カラーは色がなんか変なのでモノクロにしてみた。WBをマニュアルで設定しないとダメだな。
いい立体感。奥行きある感じ。とても古いレンズとは思えないよね?
フラットな感じ?開放。いやよく写るわ、このレンズ。
こちらはカラーで。開放だったと思う。
周辺光量が落ちてるのかと思ったら、ライティングかな?もっと外とかで撮らないとわからないか。
これもシャープに写ってる。どことなく、キヤノンの50mm f1.8みたいな安心、安全という感じがする。ライカに置き換えるのならSummicron 50mm f2かなと。
外で。ISO100でf2.8だったかな。キリキリと写っていると思う。いいレンズ。
開放で寄ってみた。ピント面はシャープで解像感ある。ボケは少し崩れ始めてる感じ?
f2開放で最短1m付近。結構なボケ。電球はレモンになってるけれど、全然問題ない。
電球も破綻がほとんどなく落ち着いて写ってるのすごいよね。1950年代のレンズだよ?
なんだろね、この写り。どこに不満があろうか?今度はフィルムでも撮ってみたい。
2時間ほどで24枚撮ってきた。無駄な写真が多い感じ。
どう?このレンズ。不満をぶつけるところがほぼ見当たらない。Super Rokkor 5cm f2はレンズ構成がSummicronと同じだったけれど、Summarっぽい写り。
あと、このレンズの前のモデルのTopcor 5cm f2は空気レンズを採用していたが、このSと甲乙つけ難いほどよく写る。どちらも不満はない。
1本持っていれば、ほとんどのものを何事もなく撮れると思う。
NIKKOR H.C 5cm f2の沈胴は開放ではホワホワ。このレンズのような写りは望めない。
同じゾナー型のTANAR H.C 5cm f2も少し抑えられてはいるものの、古臭さを感じる。
最近、50mm f2がどんどん増えているが、レンジファインダーレンズの50mm f2には安定感と軽快感がある。
最短1mで十分。自分の距離感は中~遠距離っぽい。そんなに寄らない。
なので、最初にピントリングを無限方面に回しておいて、構図を見つけたら微調整してシャッターを切る感じ。
これが一眼レフだと、ボヤッとした感じが見えてしまうのでピント合わせに追われる。
レンジファインダーは性に合っているんだなと思う。
カルシウムが足りてなくて短気なので、ピント合わせも大雑把。でも被写界深度でなんとなく合っているという感じで。2400万画素でよかったと思うわ。
最終的には沈胴Summicron 5cm f2でアガリという感じになりそう。
今回、このTopcor-S 5cm f2を使ってつくづく思った。50mm f2はいいなと。f1.4になると途端に大きく重くなる。
Mボディと沈胴Summicron 5cm f2だけというのもいいよねぇ。ちょっと探そうかなとか。
国内メーカーでレンジファインダーカメラ出してくれないかなー
いいレンズです