NIKON Fを持って印西市の松虫寺・杉自塚周辺を散歩

久しぶりにお出かけ。NIKON Fを持って印西市の松虫寺周辺を散歩してきた。

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4月下旬以来のお出かけ散歩なので1ヶ月ぶりか。

今回はこちらも久しぶりのNIKON FとNIKKOR-S AUTO 5cm f2。フィルムは最近値上げのあった、ILFORD FP4+。

それでも1460円。他のフィルムに比べたら激安よね。きちんとしたブランドでこのお値段は安い。

まだまだこれなら続けられると確信。

max & son's coffee roasterでランチ。

https://www.instagram.com/maxandsons_coffee_roaster/

しらすのピザ

アイスコーヒー

デザートにエスプレッソプリン〜

とりあえず、松虫寺の駐車場へ来た。今回はお寺周辺を散策。

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去年も訪れたがなかなか良かったので、今回はぶら散歩。

イノシシ注意の看板。去年に来た時はイタチが足元をすり抜けて行った。

野生の獣を見かけることはここ10年で確実に増えたと思う。

松虫寺から5分ぐらいで杉自塚に到着。聖武天皇の皇女「松虫姫(不破内親王)」の乳母「杉自」の塚。

病気にかかったの松虫姫を奈良の平城京から、僧侶、行基(668~749)と共にここのお堂=薬師堂に訪れた、乳母である「杉自」の塚。

由来は、

ある夜、姫の夢枕に白髪の老人が現れ「私は下総の国萩原村(現在の印西市萩原)の出戸の薬師如来の使者です。お姫さまが萩原の里まで下られてご参籠なされば、その病は必ず治るでありましょう」とお告げがありました。

松虫姫の物語(寺伝) - 印西市 摩尼珠山 医王院 松虫寺

杉自はここで読み書き、養蚕を教えたという。関東の養蚕の祖と言われてる。

行基はここでもう六体の像を造って七仏薬師とし、松虫寺のご本尊「七仏薬師」と今に至る。

行基が祈願すること満願、21日目に姫の病気が治癒する。

しかし、乳母である杉自は歳よる波に勝てずといい、この地に残り、お墓は「姥塚」=「杉自塚」としてある。

姫は奈良へ戻るも短命にて病死し、遺言通り遺骨の半分をこちらの地へと運び、できたのが松虫寺という。

杉自塚

塚周辺にはおびただしい数の庚申塔。

これだけでも見応えある。

まだある。合計20以上はある感じ。

杉自塚と森へ続く道(ストリートビューもある)

道脇には様々な植物。これはフタリシズカ(二人静か)花が2本でている。1本だと一人静か。

昨年来た時より1ヶ月ほど遅かったせいか?花はあまり咲いていなかったが緑でいっぱいだった。昨年は4月下旬に訪れていた。

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いや、結構緑が深くて、ISO125だと露出が厳しいぐらい。f2の1/30とか。

これは去年も見た、ハナイカダ(花筏)、ちょこんと花が乗っかっている。

印旛村の刻印。

廃道。この先には「コメダの関東工場」があるのだった。印西市、恐るべし。これだけでも雇用が生まれるわけだし。

印西市はGoogleのデータセンターができたり、様々な企業のデータセンターができつつあり、電気量が急激に増えていると。地盤が固く災害に強いという理由がある。

また、物流センターも多く存在していて、中にはフェラーリ、アストンマーチンの新車のプールがあったりした。(コーンズ?)

www.transweb.co.jp

これだ。トランスポーターなんだ。

テイカカヅラの花。こういうの撮る時は一眼レフのほうが寄れるのでいいかも。

頭を下げないと歩けないところもあった。ここを車が走る前提なんだから恐れ入る。一台も来なかったけれど。

同じように見えるけれど、竹林の中を脇道に入って行った時。そろそろ虫が限界。顔にまとわりついてくる。

1時間半ほど散策してフィルムで10枚ほど撮影。テンポがかなりのんびりしてきたなー。

この後、松虫寺駐車場へ戻り、次の目的地「鎌苅宗像神社」へ。

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