NIKON Fを持って印西市の鎌苅宗像神社と栄福寺薬師堂へ

印西市の松虫寺と杉自塚周辺を散歩した後に「鎌苅宗像神社」へ。移動した。

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NIKON FにNIKKOR-S AUTO 5cm f2とILFORDのFP4+で。

まだ10枚程度しか撮ってない。

鎌苅宗像神社

思っていたより綺麗に整備されていて驚いた。氏子さんたちが整備しているのかな。

綺麗な参道。

摂社が参道両脇にあった。

ちょっと石段が味わい深い。

何個ぐらい摂社があったんだっけ。森もいい雰囲気。

社殿は比較的新しい。灯籠は明治のものが多かった。

灯籠に鹿。

本宮

本宮の彫刻が素晴らしかった。

こういう立体的に彫れるのすごいよね。

周辺にはドクダミの花

これはマムシグサかな。咲き終わった様子。

栄福寺へ。ここは栄福寺・熊野神社・印西大師の3つがある、神仏習合の場所。

これは栄福寺にある「栄福寺薬師堂」

春に訪れた、「宝珠院観音堂」にも似ているとのこと。

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行基(668~749)の開基と言われる。ここにも行基。松虫姫を印西に連れてきたのも行基。

なお、棟札に「寛正七年六月柱立 応仁三年霜月上棟 文明四年二月二十三日成就」と墨書銘があり、建立年代の明確な県下最古の建造物です。(注意)寛正七年:1466年、応仁三年:1469年、文明四年:1472年

栄福寺薬師堂[国指定重要文化財(建造物)] | 印西市ホームページ

千葉でとりあえず一番古いとわかっている建物!1466年というと?室町時代、1467年に応仁の乱。2024年現在、558年前の建物。

考えてみたら武家政権って「軍事独裁国家」なのな。

いやいやかなり立派。

左甚五郎が一夜で彫ったという、ビンズル大師。

ビンズルとは賓頭盧と書き、釈迦の弟子の一人。おびんず(づ)るさん、おびんず(づ)るさま、上方ではえべっさん。

神通力のある「なで仏」として、撫でると病気や怪我を治してくれるという。

と、これしか写真がない。カメラでは一枚も撮らなかった。

理由は、地元の子達と遊んで話し込んだから。

角田集落にある栄福寺前の広場に車を止めて降りたら。すいーっと二人の男の子が現れた。小学生ぐらいの男の子二人。

すいーっと現れた理由は、ローラーブレードを履いていたから。

こんにちはと挨拶すると、こんちは〜と。

写真撮りに来たの?と即座に言われた。そうだよと答えると、ここは有名なところみたいで写真撮りにくる人が多いんだよと教えてくれた。

二人は兄弟とのことで、上の子が小学2年生、下の子が幼稚園生。

上の子があのね、桜が咲く時によく写真撮りにくる人がいるよ。私がぶら下げていた、NIKON Fを見ながら、カメラ見てすぐにわかったよと、話しながら広場でゴーっとローラーブレードを走らせる。弟君も危ういがゴッ、ゴッと何とか走ってる。

あとね、紅葉も黄色くて赤くなるからその時も写真撮りにくるよと。見ると、確かに大きな桜の木と紅葉の木があった。

お父さんがここのお寺の行事に参加したりするので、お堂の中も見たことあるよという。

その後は境内でカエルを捕まえたり、アリの巣を覗いたり、小学校まで歩いて30分かかるとか(小学校、スマホで調べてよとか言われた)、このローラーブレードは「ジモティ」で買ったとか、お父さん、お母さんが私より10個ぐらい年下ということが判明したり。

二人のあのねー、あのねー、とお話は止まらず。あっちの道は行き止まりだよとか。

やべーこんな小さな集落で大人に見られたら通報されるとか怯えながらも、楽しく遊んでもらった。

ほんといくらでも話しそうなので、んじゃそろそろ行くよ〜と。40分ぐらいはいただろうか。最初から最後まで一緒だった。

また、紅葉が赤くなる頃に来るよ〜、それまでもっと(ローラーブレード)上手くなってろよ〜と言うと、うんわかった〜と。車から手を振ると「ばいばい〜」と手を振ってくれた。

秋頃は大きな銀杏の木があったのでその頃にまた訪れてもいいなと思った。

時々、こう言う散歩をしていると、人と出会い、楽しい時間を過ごせるのが面白い。

もう少し写真を撮ろうと思い、行く宛もなかったので松虫寺に戻ったのだった。

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