杉自塚と吉高宗像神社をモノクロフィルムで撮った後に、LEICA M MONOCHROM TYP246とSummar 5cm f2で松虫寺を撮ってきた。
同じ印西市の吉高宗像神社ではモノクロフィルムと50mmで、こちらはモノクロセンサーと50mmで。
Summar 5cm f2はTYP246では初めてだ。果たしてどんな感じか。
いきなり開放でこの写りで驚いた。なんだ?このフィルムとの違いは?と。
いい塩梅ではないか。
この周辺が流れ気味なのは、Summarだなと。
これも開放だったと思うが・・・。そう思えないぐらい写ってる。
よく写るなーと思うと、逆光気味になった途端フレアっぽくなった。これがSummarかな。
まぁーいい写りだこと。とても1930年代のレンズとは思えない。フィルムとデジタルでは雲泥の違いか?
ちょっと寄ってみる。これも中心部の竹の写りたるや。細かーく分解している感じ。つまり解像度が高い?
以前、フィルムでも6つ切りに引き伸ばした時に遠くの文字が読めたのは驚いたが、やっぱりSummarは侮れない。
だれよ、ボケ玉とか言うのは。
この立体感。ピーカンのところで撮るのを好まないが、こう言うところでこう言う見た目通りに写ってくれると楽しくなっちゃうわ。
最短1m近いところで開放。周辺は流れているけれど、そんなに激しくないな。中心の花の写りはすごい。
ひと絞りぐらいすればよかったかも?いや絞ってるか?わからなくなった。この写りを見ていると。
f4.5ぐらいに絞った記憶。周辺もそれほどキツくないよね。いいセンサーです。いいレンズです。
これもf6.3とかに絞ってるはず。この感じ、絞って正解な。な?
少し空を入れると、この通りフレアっぽい。絞ってもゴーストは出るだろうし。
ひと絞り絞ればよかったか。かなりのフレアになってしまった。これこれ、これがSummarとも思ってしまったが。
これも少し絞っているか。f6.3ぐらいか?デジタルだとなんか忘れるな。
これもf3.2とかかな。まー、よく写るわ。Summar、Summitar、Summicronの流れは面白い。
こう言う写りってモノクロセンサーならではなのだろうか。
ちなみにY1フィルターを噛ませてある。フィルターで違いがあるのかどうか。Y2ぐらいまでいかないとダメか?
この鳥居の木目の写りは素晴らしい。ライカレンズの面目躍如って感じ?
手前の枝葉のボケは撮る時に見えないが、なんとなくこんな感じかなと想像しながら撮る。このプロセスが楽しいのかと思う。
今回、TYP246に初めてSummar 5cm f2を使ってみた。"FIGRO"Y1フィルターもつけてみたが、それほど影響はなかったと思う。Y2ぐらいつけないとダメかな。
ちょっとフードが仰々しいが、これぐらいじゃないとダメというのが製造時に決まっていたんだろうから今でも使うべきか。
FIKUSとか伸縮フードにするか。それともElmar用のFISONとか?
いずれにせよ、逆光には甚だ弱いレンズなのでフードは必須かと。
こんなに濃く感じるのかY1フィルター。
まー、TYP246、Mデジタルは使いやすい。これに尽きる。普段のM型ライカと同じように撮れる。液晶はいつも消してるので撮影時には全くみてない。
何を確認すべきか、あまり確認することがない。RAWで撮ってるのでどうにでもなるって感じで油断してるんだなと。
モードはマニュアルモードで気持ちアンダーで撮ってる。ただ、そろそろ適正値という露出でも撮ってみてもいいのかなとか。
結局どこの露出を採用するのか、意図とするのかという問題なのでAEだとちょっとロックかけたりするのが面倒というか。
意図した場所の露出で決めればあとはどうにでもなれと。
さて、そろそろ現行、新しめのレンズでも撮りたくなってきたぞ。
カラーでも撮りたくなった。
こちらは1928年から1930年のレンズ