M2とTANAR H.C 5cm f2にモノクロフィルムで木更津市と君津市を撮ってきた。
最近M2の出番が多いな。どうもM3はBPなのでつい、BPのSummicron 50mmと合わせたくなるので出番が減ってしまっている。また今度な。
レンズは最近手に入れた、TANAR H.C 5cm f2。
フィルムはILFORDのFP4+。
モノクロフィルムで細々と続けていくかね。
木更津の御嶽神社に着いた時の光景。神々しくて驚いたわ。f2開放だったかも。
光源の滲みがいい塩梅。
これもf2だったかな。ISO125だとこのくらいの露出になるかなと。
少しフレアっぽいものの好みの写り。
紙垂をとってみた。こういう塩梅ってデジタルでは出ない感じだな。
鳥居を振り返って。これもf2かな。
ここはf2.8だったと思う。滲みもなくてスッキリかな。
逆光の露出はいつも悩まされる。カメラ内臓露出計だとアンダーになるし、入射式だとオーバーになる。f2と1/125。これでも絞ってみたんだが。
もう2段絞っても良かった。
どぎつい逆光が伝わればよし。
木の根元には石祠が多くみられた。これはこれで開放でも落ち着いてるな。
開放かな。収差で横の祠が歪んでる?左の真ん中ら辺の本宮はしっかり写っている。
なかなか神秘的なところで撮っていて飽きない。
古くて大きな木に惹かれる。
本宮裏手にも大きな木。結構古い神社なのかなと。ここはf2.8だったかと。
君津市の大日堂と怒田神社へ。ここはf5.6。等間隔絞りじゃないので、絞るのが大変。
f8に絞るのは難しい。
ここも露出で悩んだな。少しアンダー気味に撮ってみた。シルエット狙いで。外の露出に合わせつつも少し開けるぐらい。だって、この鐘のあたりはf2で1/8だもん。外はf4の1/1000とか。多分、ここはf2と1/250ぐらいかなー。。
いつも思うけれど、適正露出は自分しか持っていないのよね。
ここはf2と1/125って覚えてる。なんか少し開いた。
ただヘビという被写体からするとアンダーでも良かったかなとか。
待ってー!と言いながら絞った。f4と1/500。カチッとしているかな?f5.6まで絞ったら普通のレンズになるな。
大日堂の隣にある怒田(ぬた)神社。
開放かな。ハイライトが飛んでるのでもう一段アンダーでも良かったかな。
日当たり良くてね〜。
怒田神社から見下ろした、大日堂。結構立派なお堂。
こちらもf4に絞ったかも。若干ハイライトが飛んでる?
怒田神社の鳥居を逆光で。一応汎用のフードはつけていたんだけれど、やっぱり激しくフレア、ゴーストが出てる。カラーも面白そうね。
神社の拝殿。こういう光が遮られたところでのこの写り。開放で、これ。びっくりですよ。ボケ以外、現代のレンズっぽさある。
再び鳥居を。結構日差しが強くて、f4まで絞ってる。かちりとしていて好ましい。
トプコールともいい勝負な気がする。レンズ構成が全く違うけれど。
半逆光で。いいねぇ、この立体感。f2.8かな。f4かな?
はい、ゾナーって感じ。f2開放。最高ねこういう写り。
鳥居を見上げて。こちらもf2開放かな。
改めて階段を。ここはf8と1/500で試してみた。ガチガチだ。
すごいわ。
改めてM2の使いやすさを実感。巻き上げは楽だし。M2って今まで何台か触ってきたけれど、なぜか滑らかな個体が多い気がする。結構使われてきた個体が多いのかなとか。
M3の廉価版なんて言い方もあるみたいだけれど、なんか違うと思う。M2は必要があって作られたものと思える。35mm対応は大きい。
そこで35mm、50mm、90mmの枠しかでなくても問題ないし、単体で出て来るのはとても見やすい。
かなりおすすめなM型。今一番出番が多いM型ライカ。
今回、デビューのTANAR H.C 5cm f2は予想通りの写りで、大変満足。これが2~3万円とかで手に入るのかと思うとお買い得かと思う。
開放でも結構スッキリ写ってる。ボケはf2だけあってでかいし。嫌味っぽくない。
田中光学のレンズは性能がいいとは聞いていたが、そう思う。f1.8、f1.9はどうなのと思う。
色々ライカレンズで遊んだ人はこういうのもいいのではと思う。作りも結構いい。そして街の職人さんならOHにも対応してもらえる。これがライカのASPH.レンズになるとそうはいかない。ライカジャパン行き。
サイズも小ぶりで、さっと持ち出せるのもいい。そして写りもいい塩梅に古臭い。
これでカラーもどうなのか試してみたい。あと最短も45cmぐらいまで寄れるのでミラーレスで遊ぶのもいいと思う。
はー、次から次へと欲しいレンズが出てきて大変よ。楽しい〜。
フィルムも週に1本ならいいんじゃないの?