M2のセットのリベンジのつもりで再度持ち出した。無事現像できて、ホッとしている。
今回も失敗したら、もう自家現像やめようかとか、舌噛み切って首を吊って死のうかとか色々考えていただけに良かった、良かった。
ボロボロのM2だけれどOH済みなので完調だ。レンズも同じ修理屋さんが行っているので相性バッチリ。よしよしと。
フィルムは天気も良く、外だったのでFP4+で。
森の中でもSSが1/250あたりでf1.4開放が撮れた。時には1/1000とかもあったけれどISO100あたりは日中晴れでは使いやすいかも。
ISO400だと開放で撮れない時が多かったかもしれない。
開放万歳。絞る勇気がないので絞りはいりません。
現像はギリギリ足りたT-MAX液で。
やっと入荷した!買い足した!
足りなくなると思ってRodinalも買っちゃったよ。
目次
草深の森
「草深」はーい、何て読むのでしょうか!
「そうふけ」でした。他に近場の難読地名としては神々廻(ししば)とか安食木杭(あじきぼっくい)か。
この辺りは江戸時代(1600年はじめごろ)から開墾で入植者が結構いたようだ。
周辺はまだ里山、谷津が残っている。
これだよ、これ。自家現像で目指していた感じ。普通に撮れていること。それだけ。
綺麗に現像できたとか、トーンが豊富とか温度を幾つにしてみたとかない。
普通に説明書通り。T-MAX現像液の1:4で20度、8分。それだけ。
草深の森はかなり鬱蒼としていて雰囲気抜群。
森に埋もれてる。
でも開放なのが効いているのか、浮き上がって見える?いいねぇ。開放。
これも立体感すごいな。f2の開放よりf1.4の開放の迫力。
日差しも暖かく、とても11月とは思えない気候。
森は結構深く、大きく、まだまだ続く感じ。
f2.8に絞った。f2.8と1/1000しかどうにもならなかった。イエローフィルター欲しい。
少し寄っているのでこれ以上絞りたくなかったし。ある程度のボケは欲しかった。
ここで絞ると平坦な写真になってしまいそうで。怖い。そういう時は撮らないという選択肢も選べるようになりたいものだ。
森の外れで見つけた紅葉。真っ赤っかなのと黄色と緑が入りじまっていた。新緑にも見えるな。"心の目"で見るんだ。「写真」は「写心」だろ?な?
「逆光で色が透けていてカラフルなステンドグラスみたいだった」と言うのを感じられただろうか?
f1.4と1/1000。1/1250ぐらいを露出計が出していたかな。f2になると1/800とか?それならf1.4でオーバーめに露出をかけて葉っぱを透かしたい。
滲みまくりで楽ね。あーすごい写りって。
f2.8とかに絞っていくとこのレンズを使う意味が見出せなくなっていくし・・・。
f5.6などに至ってはSummaronなどでも十分なわけで。
むしろf8とかならSummaronの方がいいかな?
赤く見えないか・・・。開放でぼやーん。楽ね。開放で撮ればそれっぽくなるから。
絞り値の理由
問題は絞った時よね。どう言う写真にするのか。
f10の写るんですなんてすごく難しいよね。あ、写ルンですも"絞り開放"か。
なぜ開放ばかりなのか?開放が楽しいからに決まってんじゃんねー。
絞って普通に写ったからなんなんだと。絞り開放だからこそ、このレンズの価値があるとさえ思う。レンズを楽しむために撮っているからね!
開放こそレンズの個性があると思う。
それが例え現行レンズであってもだ。
だからこそ、絞る理由もきちんと持っていたい。
ちょっとこの日は時間に限りがあったので半分ほど回って引き上げた。草深の森は大変面白かったので、再度訪れてみたいと思う。
Googleカメラ結構すごいよね。
さて、結構な撮れ高になったので、この後に訪れた「結縁寺」をつづきに。
外ならこれで十分だな。これからはHP5+とこれを買っていこうか。
つづき〜