草深の森から、近くの「結縁寺」に移動した。とても古いお寺のようだ。
到着してすぐにこの風景が入ってきて思わず、「おおっ」と声を上げてしまった。さらに誰もいないという。すばらしい。
「結縁寺」はこれもなんと読むか!?「けちえんじ」だ。
ここは彼岸花で有名かな?
かの"行基"の開山とか。奈良の大仏様とどっちが先だったんだろうか。
その後、平家に敗れた源頼政の首を持って家臣が逃げ延びたのだが、その首が重くなっちゃって、これでは逃げ切れないと思い「首」を埋葬する(近くに頼政塚がある)。
そして家臣は"結縁"すると言う流れ。
"結縁"とは仏門に入ると言うこと。いわゆるラブラブ縁結びではない。仏とラブだ。
密教的にここで結縁灌頂が行われていたとのことだ。春秋に行われていたと言われている。
目次
結縁寺
立派な銀杏が紅葉していた。
これはf5.6の1/1000。かちーっとしていて立派ね。遠景は絞った方が綺麗ね。
水面に映るお寺が有名?
f2.8と1/1000だったかな。
この両脇を彼岸花が並ぶ写真が有名ね。両サイドには池があって蓮の花も咲くみたいだ。
そんな結縁寺は穴場で大変よかった。のんびりと紅葉を楽しむことができた。
f2だったと思う。天気がすごくよかったな。
これを撮っていたら、後ろに自転車でサイクリングしていた男性が到着して記念撮影を始めた。他には誰もないし、車も通らない。
ここだけ人里離れたところって感じ。
最初、現像した時、このコマだけ真っ黒で驚いた。そうか、真っ黄色の銀杏をオーバー目で撮ったんだった。
黄色く感じるかな〜。というか見る人の中の銀杏の黄色になるんだろうな。それもありだけれど、撮った写真からありのままの黄色を感じられるのようなモノクロが撮れたらいいなと。
開放。柔らかい冬の日差しって感じが簡単にこのレンズなら撮れるな。レンズに頼って何が悪い。金で解決できるぞ。滲みレンズ買おうぜ。
開放じゃない・・・な?f2ぐらいかな。真っ赤なモミジ。こっちはアンダーに撮るべきだったかな。
ふわふわ〜。頭もふわふわ〜。
なんかさ、いい歳して何言ってんのって。時々思うのね。やっぱりこの年になると。
哲学とか人生のためになることを年寄りは言わないとダメか?
いやいや、もうちょっと楽に生きて行きたいわ。
かなり寄った記憶があるがあまり寄れてないな。開放にしてはよく写っていると思わない?
皇帝ダリアだなんてすげぇ名前だな。
f2.8で逆光。これ以上開けられなかった。f2.8でもこんなにフレアっぽいのか。
ただ、カチッとしている感じはあるね。
もろ、秋。秋しか感じられない。地面に落ちた銀杏の葉っぱとか。黄色の絨毯。
幹に反射したにじみとか最高な。あと左の手水舎の手拭いとか。
こういうの撮りたかったんだよ。で、どうするの?って聞かれても別にどうってことないんだけれど。これでいいのよ。うぉーすげーって。自画自賛して自己肯定感を高めるの。そのためのライカ。
俺ライカでこんなボケふわ写真とってる、かっこいいって。
しまいにはライカビットだしな!
モミジ、イチョウ、紅葉だよ。開放で滲ませれば簡単にいい写真。
黄色く感じるだろ?なぁ?俺が一番黄色く撮れるんだ。上手に撮れるんだ。
ここは日差しが強くて、さらに黒っぽい石だったのでオーバーにできなかった。
なんとf4。最短1mぐらい。いいレンズだろ〜?いいボケだろ〜?ライカっぽいレンズだな。このレンズ。
ライカレンズはズミクロンとこれ持っていたら十分だな。
結縁寺周辺で
開放だな。ここを降ってきたところにお寺があった。本当に人気がない。日中なのに。
熊野神社
近くに熊野神社があって"入定塚"もあった。
びっくりだよ、入定塚だなんて。だって、例の生仏でしょ?即神仏。
誰が入場したのか調べたら、なんと頼政を慕った女性が伊勢国から没後350年後にここに訪れ入定したらしい。
なんという推しへ想いなのか。そもそも伊勢からここまで来るのに15世紀の日本なんて生きるか死ぬかレベルだろ・・・。
この案内板を見た時、え?まさか・・・あの入定?と思ったら本当にそうだった。石碑には何か文字があったけれど掠れてしまって読めなかった。
Googleで調べるとあちこちに入定塚あるのな・・・。やっぱり今みたいに疫病とか流行ったりして、世の中を案じて自ら入定したとかもあるのかな。
結縁寺池
ここはf2で1/1000だったかな。逆光だったし、もっとアンダーでピシーッと撮ってもよかったかもな。
静かな池だったけれど、鯉が結構いた。
ここも紅葉がちらほら。黄色いだろ?赤いだろ?ほら、そこ、ここ。な?開放だからわかるんだよ。
崩れ行く紅葉かな。少し日陰だったのでいい塩梅かなと。
この先裏手に「頼政塚」があったようだ。ここらへんの住所も「結縁寺」だ。古い集落だな。
八手の花が咲いていたので野望を持って開放で撮った。思惑通り。
キリッと咲いていたけれど、フワッとさせてやったわ。なんか・・・結構コントラスト高い?このレンズ。それとも解像度が高いの?葉っぱ見ていると混乱してきた。
秋は開放だねぇ。真っ黄色の葉っぱ。紅葉だねぇ。白くなるだろうなと思ったら案の定白くなった。黄色がなんで白になるんだろうな。
池の周りは散策路になっていて、撮っていて飽きなかった。
結果ここでもかなり撮って、この日は2時間ほどで36枚撮り切ってしまった。
草深の森、結縁寺とその周辺はとてもよかった。また近いうちに訪れたい。印西、侮れないわ〜と思った。
よくよく調べるとカフェとかもかなり多い。
とりあえず、行きたいところがいっぱいだからまだ死ねないわ。もっと色々知りたいし。
M2とVITとSummilux 35mm f1.4 1st
今回は現像成功して、綺麗に撮れていてよかった。
ビットがあるとかなりノリが良くなってしまって、もういっちょ!って感じでサラサラ撮ってしまう感じになる。ビットは楽しいね。
M2は本当に必要十分という感じで何も足さなくていいし、これ以上引けないかな。あ、90mm枠はいらないという人もいそうだけれど、あっても全て独立しているので問題ないな。
巻き上げも軽やかでとても使いやすい。M2の時代は結構好きだな〜。
Summilux 35mm f1.4の1stについてはどうだろう。
2nd後期とストッパー付きを使ってきたけれど、大きな違いはなかったような気がする。ストッパー付きはなんだかコントラストが高かったような気がする。気がする。
開放はすごいボヤボヤね。いつか飽きるのかな。
デジタルのミラーレスとかでも遊べるといいかなと思ったりもしてZ 6とかお薦めということで探しているけれど高いよね・・・。今。
無理してデジタルを使う必要もないかなとか思ったり。Dfもあるし。
いいじゃないの、大人の遊園地、寺社仏閣でフィルムカメラでのんびりとか。写真撮るよりも歴史の方に気を取られたり。
当時の人たちは何を感じてこの銀杏を見ていたのかなとか。そういう空想するのがとても好き。なんでこんなところにお寺さんがあるんだろうとか。
ネットのおかげですぐに情報にアクセスできるようになって本当にいい時代に生きてるなーって思う。
さて、今度はどこに出かけようか。M3でも持って行こうか。
天気がいい日はこれぐらいの感度が使いやすいね。
買い足したのが今日届いたぞ!