真夏の日中でもモノクロフィルムCMS20IIをISO16で撮ったら全て開放になった

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バルナックライカのDIIIとニッケルヘクトール 5cm f2.5だ!かっけー!

前日は台風で撮影に行けないかなと思っていたが、台風明けの朝、曇りだったので日中に撮りに出かけようと外に出てしばらくしたら、酷暑に変化。

厳しい日差しの中なんとか撮ってきた。

今回もAdoxの高解像フィルムCMS20IIを使ってみた。

前回はISO20で撮ったが今回は説明書に書いてあったISO16を試してみようと思った。

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よりシャドウを表現したい場合、天気のよい日は ISO 12/12° 、曇りの日はISO 16/13°-ISO 20/14°での撮影をお勧めします。 

http://www.silversalt.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=1_2&products_id=492

"よりシャドウを表現したい場合"に惹かれた。

予想外の暑さ

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DIII Hektor 5cm f2.5 (CMS20II/EI16)

開放、f2.5で1/100。ISO16はここまで低感度だ。

CMS20IIの公称値はISO20だが、前回の現像の結果からするとISO20はないかなと思ったのでISO16ではどうかな。

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こちらも開放f2.5で1/60。

この日も続けて海上自衛隊の下総航空基地へ向かったが、台風の影響か一機も飛んでいなかったので、急遽手賀沼へ向かった。

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手賀沼に着いた途端に急激に晴れてきて日差しもきつくなってきた。暑い!

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ちょっと日陰に逃げると、途端に露出がなくなる。

f2.5開放で1/30をやめて1/60にした。

露出計の出た目は1/30だったけれど奥の光に合わせて木を木陰にしたかったので、一段アンダー。

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1/60で撮るとここではオーバーだったかな?

それでもシャドウ部分とハイライトへの繋がりはいいように感じる。

ISO20の時はストンとした感じだった。

やっぱり基本は露出たっぷり現像あっさりだな。

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びっくり。夏に白鳥を見た。ここは渡らないで定着したのか。

白のハイライトが飛んでいる感じがHektor 5cm f2.5っぽい。

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静かな池。台風一過だったので風が強かったか。

1/20ですよ、シャッタースピード。

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こちらはかなり日陰になっていたので1/8だったがブレたような気がして、保険で1/20でもう一枚撮った。

やっぱり1枚目は激しくブレていて、こちらの少しアンダーの方が好みだった。

こちらの方が見た目に近い。

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日向に出ると死んでしまうほど暑かったのでこういう小さな木の木陰に逃げる。

ちょっとこの立体感すごい。

開放f2.5で1/60ぐらい。一段絞ってf4で1/30も試しておけばよかったか?

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ああ、Hektorって感じ。

Elmarだとボケがもう少し穏やか。

Hektorは3群(6枚)レンズなので若干シャープな感じがする。

それでもElmarのf3.5よりも一段明るいのは同年代のレンズとしてはすごい。

ツァイスはf1.5のSonnarを出していたけれどね・・・。

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開放で1/200ぐらい。

よくこの天気で座っていられるなーと思うほど暑かった。

白が飛び気味なのが古いレンズっぽい。

Hektorは絞りを動かすのがめんどくさいんだよね。

フィルターを外して、爪でよいしょって感じ。

まだElmarの絞りリングVOOLAが付いている方がいい。

1/200を超える露出になりそうだったら絞るか。

1/500とか1/1000はバルナックでは厳しいし。

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あちあちあち。本当に日向に出るときつい。若干オーバーだけれど夏っぽい?

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こんな日差しのもとでも開放で1/200で撮れた。

ISO16おそるべし。f5.6ぐらいまで絞りたいところか。

真ん中の傘にハレーションみたいなのが出てる?

いいね、こういう描写・・・って思ったりするけれど若干クモリが出始めているかも?

こんなところにオープンカフェが出来てた。びっくり。

いつから手賀沼はオシャレスポットになったのだ。

やはり汗だくになりながらカフェでのんびりというわけにはいかないのか、お客さんはおらず。

ISO16と1930年代のレンズの相性は?

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どうだろう。古臭いけれど普通に写ってる感じ?

 現像はマスコタンク500ccでAdotec II 現像液を1:14で希釈し2回目の使用で20度、10分。ISO12だと8分30秒。

ISO20で10分なので2回目であること、中間のISO16であることで何となく10分にしてみた。結果は良好。

高解像のフィルムなので粒子が見えないほど微粒子なんだが、ピント面は開放で撮ったためか少し緩い。

もう少しシャープにピントがきているかもと思っていたが、もしかして要メンテナンスか?と思えるほどゆるい。

以前OHしてもらった時に修理屋さんに2~3mあたりのピントが外れていると言われたが「気になっていますか?」と言われて「全くわかりませんでした」と答えた私だ。

「それならこのままでいいと思います」と。「と言うか、構造上直せませんが」とも。あれ?そうなんだ。

今回、これだけの高解像フィルムを使ってみると開放のピンボケというかピント面の滲みっぷりに気づかされて、ちょっと時間も経っているし(買ってからちょうど10年だ!)どうかなというところ。

コーティングのある新しい方のレンズでも試してみたい。

1960~70年あたりだと結構モダンな写りをするから、Summicron 50mm f2の2ndあたり?

このHektorはシリアルが刻印されているのでそれほど古くない。1933年製だ。

前回のSonnar 5cm f2は1934年製。

同時期のライカはSummar(1932 or 33年)のf2が限界だったがツァイスはf2とf1.5のSonnarを1932年に発売している。

ライカのf1.5はXenon 5cm f1.5(1936年)をシュナイダーからOEMしてもらっている。

完全に自前になるのはSummarit 5cm f1.5(1949年)まで待たないといけない。

この発売の年月差はSonnarとXenon(しかも自前ではない)で4年、Summaritだと27年もある。

今のメーカー同士に例えるとキヤノンがf1.0を作って販売してからf1.4しか持っていないニコンが追いかけて27年後にf1.0を出す感じ?相当だよね。

死んじゃってる人もいるはずだな。戦争をまたいでいるし。

そしてピント面で言うならHektorよりSonnar 5cm f2の方がしっかりしている印象がある。

最近の好みはやはりSonnarだなぁ。

しかし、ボディはバルナック の方がいいと言う、この矛盾とか葛藤とか。ジレンマ?アンビバレント?

ああ、バルナックいいなぁーと使っていて、ふと、目に入ったべっぴんさんブラコンことContax Iに惹かれて使ってみる。

ああ、すごいなー、みんなからもかっこいいって言われるし〜と、喜びもつかの間。

バルナック に戻ると、ああバルナックサイコーって。浮気性。

カメラのアンビバレントとカメラのジレンマ。

ただ、古いレンズとこれほどの高解像の低感度フィルムは面白いと思う。

いつも開放で撮れるのでカイホウスキーには堪らないだろうし、ISO12でも良いとされているのでf1.4クラスのレンズでも常時開放で撮れるだろう。

新しいレンズではどうなんだろうか?

 

ましてやコシナのフォクトレンダー NOKTON 50mm f1.1でも常時開放で撮れると思う。

新しいレンズで高解像フィルムで撮るのはどうなんだろう?このf1.1レンズが一桁万円で買えるとはどう言うことだ?f1.2のASPH.も出たけれど、どうなんだ?

どうなのよコシナのSonnarは。開放では2~3cm前ピン仕様だからね。

今日の弱肉強食

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暑さのために少しでも木陰に逃げた。

実は画面右に「玉」になっている「ごみ」みたいなのが写っているんだが、これはなんと「アオダイショウが鳥を捕食している」ところ。

FOVEONよろしく、ネガを拡大して見てみたけれど収差なのかボケていた。

この写真を撮る少し前にこの木の少し離れたところから撮ろうと木を見ていたら、突然、鳥が一斉にこの木の中からギャオース!と飛び出してきた。

何事かと思っていたら、その次の瞬間「ボトッ」て何かが落ちてきた。え?鳥?雛が落ちてきた?と思って近づいてみたらでかい「玉」になってウネウネしている。

ええ?さらに近づくと何と鳥(スズメではない)に蛇が巻き付いていた。アオダイショウだったと思う。アオダイショウは木登りが得意とか。

もう締め付けられて死んでしまったのか、鳥は身動きしない。そしてヘビがカクッと動いたと思ったら鳥の頭からパクリ、というかあんぐりと口を開けて咥え込んでいた。

何回もゴロゴロと転がったり、咥えたまま引っ張って行ったりしていた。カラスなどが近くにいたがそれを警戒していたのか?

しばらく見ていたがアオダイショウももしかして子供?と思えるぐらい小さくてなかなか飲み込めなくて苦労している様子だった。

ああ、自然。弱肉強食。ヘビもやっとこさありつけた食事かもしれない。

鳥もかわいそうだけれど、私には何もできない。何もすべきではない。

カメラ買いだって弱肉強食。カメラ市場は縮小する一方。

みんながキヤノンを選んで辛いとなってきた頃にニコンから満を持してやっと出たフルサイズミラーレスのZ 7と Z6。

そして後追いでキヤノンもフルサイズミラーレスを出すと思われ、さらにレンズも拡張してきそうな気配。キヤノン待ちの人もいるだろう。

食うか食われるか。我らユーザー。

しかし、Z 7、Z 6のあのマウント口径は私たちを食うために口を大きくしたのではないか?

www.nikon-image.com

Z 7 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング

ちなみに"Z7"じゃないから、"Z(半角スペース)7"の"Z 7"だから!めんどくせー!どうして半角スペース入れたのか広報に聞いてみたい。

www.mapcamera.com

(新品)Nikon (ニコン) Z7 ボディ(商品ID:4960759901088)詳細ページ | マップカメラ|日本最大級のカメラ総合サイト(中古販売・買取)

40万か・・・。Z 6でいくら?

www.mapcamera.com

(新品)Nikon (ニコン) Z6 ボディ(商品ID:4960759901484)詳細ページ | マップカメラ|日本最大級のカメラ総合サイト(中古販売・買取)

24万。

ふうむ。α7シリーズでもいいかな・・・。一度持ってみたいが。持つな危険?

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