2021年現在買えるモノクロフィルム

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カラーフィルムに続き、モノクロフィルム編。

モノクロは選り取り見どりだぞ。いっぱい選べる。私はILFORDのアウトレットばかりだけれど。

サイバーグラフィック社のアウトレット

ここを定期的に覗いている。

モノクロ(ネガ)フィルム

このモノクロフィルムについては増えている感じさえするけれどな。

富士フイルム

アクロスの"2"。

プレストがなくなってから富士のフィルムはリバーサルしか買ってないんだけれど、このアクロス2も同様でまだ使ったことがない。

一度生産終了を発表してから復活という、奇跡のフィルム。お情けフィルム。

株主激怒したんじゃないかとさえ思う。1040円。安め? 

同120。1040円。バラ売りなのは富士の良心か?

ちなみに乳剤は日本で製造して、フィルムの生産はイギリスなのでおそらくイルフォードのライン使っているのかなーとか。勘ぐってる。

コダック 

トライーX 。王道のモノクロフィルム。私も初めての頃はこれだけしか使っていなかったと思う。いつだったかコダック倒産のニュースが流れてから、ものすごい勢いで値上がりしていって気づいたら高級フィルムになって買えなくなった。1560円。

24枚撮りも選べるぞ。1310円。

 同120。8350円。1670円/本。

ちなみに未だに"TRY"-Xという人がいるのでいつか便所のスリッパで叩きに行こうかと思ってる。"TRI"-Xだからな。ISO100のダブルXのXXに対して、一段増感したISO200のトリプルX=XXXの意味だから。その後にISO400になった。

実はISO200しか実効感度がないんじゃないかと言われている所以かもね。プレストと合わせて使っていた時は感じなかったけれど、今のは400ないかなーと思う。

いつも自家現像なんだけれど、いつからかISO400で撮るといつもド・アンダー。いまだに原因分からず、そのまま使わなくなった。

現像処方はT-MAX、D-76で説明書通り。おっかしいなぁ。

T-MAX100。1480円。コダック最新鋭のモノクロフィルム。24枚撮りは1290円。北井一夫さんのメインがこれだったと思う。

同120。7710円。1542円/本。

ISO400。同じ銘柄で感度違いで出ているなんてすごいよね。でも同じISO400のトライーXとの違いは最後までわからなかった。 1680円。24枚撮りは1360円。

 同120。8140円。1628円/本。

これまた復活したやつ。2018年にE100と同じ頃。すごいね。1910円。実効感度は1000ぐらいかな? 800だって。

コダック プロフェッショナル T-MAX RS デベロッパー アンド リプレニッシャーで現像処理する場合はEI(露光 指数)1000で、また、ほかのコダック現像液で処理する場合には E I 8 0 0 で す 。E I は 、I S O 規 格 に 従 っ て 決 定 し て い ま す 。露 光 の 計 算 を 容 易 に す る た め 、ま た 、通 常 使 わ れ る フ ィ ル ム 感 度 値 の ス ケ ー ル と の 整合性をとるために、公称感度はEI800の概数で表してあります。

p19. https://www.kodakalaris.co.jp/images/BWF_t-max.pdf

イルフォード

今、一番モノクロに力を入れてくれているメーカーじゃないか?

本当に助かっている。値下げもしたことあるぞ。

ISO50のモノクロフィルム。これは貴重なんじゃないか?1040円。

120フィルム。935円。 

FP4+。古いタイプのモノクロフィルム。ISO125。これを今度からメインにしようかなと目論んでいる。 880円!安い!

同120。825円。大丈夫?って思うほど安い。

HP5+。こちらも古いタイプのモノクロフィルムでISO400。きちんと400ありそうな感じ。メインフィルム。

少し赤に対する感光がトライーXに比べて弱いとか。=赤が黒っぽくなる。でも何も不満なし。880円。サイバーグラフィック社バンザーイ!

同120。825円。これからも買います、ついていきます。 

DELTA100。コダックのT-MAXと同じような平たい粒子を使っているとかなんとか。968円。 

同120。866円。安いよなー。 

DELTA400。 HP5+との違いがなかなか見出せないので安く売っていたらこっちを買う。1040円。

同120。935円。

DELTA3200。ISO3200とあるけれどメーカーはEI1000で撮れって。そこから増感って考え方みたいね。1370円。ほんと貴重なフィルム。

同120。1230円。

 SFX200。ISO200のモノクロフィルムだけれど、赤外写真にも使える。1520円。

同120。1370円。 

オルソマチックフィルム。なんと2020年に赤に反応しないオルソマチックフィルムを新しく出してきた。古いモノクロフィルムタイプが一番新しいフィルムとして売り出すなんてすごい。

aremo-koremo.hatenablog.com

RolleiのOrtho25。

最初にオルソマチックフィルムが出て、その後にパンクロマチックという全ての色に反応するフィルムになった。それが今や逆転。これで紅葉撮ったら・・・?1480円。

同120。1460円。  新製品を出してくれるなんてありがたい・・・。

イルフォードはいまだに長巻フィルムを出してくれているので、そちらも選択肢に入れたいが長巻も例えばHP5+だと14990円。

36枚撮りでおおよそ18本とれるが833円/本とこれまた微妙な感じになってしまう。通常のものが880円と考えると差額50円で手巻きというの手間を考えると・・・。

同じハーマンが出している、ケントメアというフィルムもある。同じくオリエンタル名義もある。

 

この辺は好みかなぁと。 

Rollei

ローライ名義でフィルムがいくつか出ている。Macoというメーカーが作っているらしい。

RETROシリーズは透明ベースでコントラストが高い感じ。 

 

ISO400とあるけれどISO200のフィルムのようだ。

実際に撮ったらやっぱりアンダーになったので200だと思う。 

 

これはもう一度試してみたい。 

 

 

ISO100。

 

 

ISO25。 

 

ISO400。 

 

赤外写真用モノクロフィルム。 

FOMA

チェコのフィルムメーカー。手作業的な仕上がりでほのぼのしている感じ。

粒状感ある写りだった記憶。

 

 ISO100あれば結構撮れるよね。

これは結構新しい"平版状粒子技術"が使われているとか。 

 

結構クラシックな写りだったな。 

 

ISO100、ISO200、ISO400とそれぞれ違いがあるようだ。

他に・・・ 

アリスタとかもある。EDUとあるように学生用とか。安めの設定。

本当フィルムは使ってみないとわからないのでぜひ今のうちに色々と試しておいた方がいい。

でも慣れもあるので最初からTRI-XのみとかHP5+のみとかもありよね。 

Rolleiのフィルムはヨドバシなどの量販店も買える場合もあるし、  Silversaltさんやかわうそ商店さんなどでも買える。

FOMAのフィルムはAmazonSilversaltさん、かわうそさんでも買える。

 モノクロリバーサルフィルム

モノクロリバーサルフィルムだ。

SCALAは終わったらしいぞ。でも探せばまだある。

モノクロリバーサルはカラーリバーサルとはまた違う世界観があるので是非ともお勧めしたい。

田村写真さんで現像してくれる。

aremo-koremo.hatenablog.com

モノクロリバーサルはこんな感じ。是非一度は体験して欲しい。

こうやって書いてみると、フィルムはモノクロが生き残りそうな気配がしてきたな。

カラーネガは富士でISO100と400で1種類ずつ。コダックはポートラとカラープラスか。

モノクロは世界でいっぱい。そんな感じを受けた。とにかくフィルムはどんどん値上げと生産終了なので使いたければ急げ。

aremo-koremo.hatenablog.com

モノクロなら自家現像という手もある。