Rolleiflex Standardを持って内房の海へ行った。
日差しがきついことを予想して、たまたま持っていたイエローフィルター、Rolleiflex-Filter Hellをつけてみた。
これで露出を一段開けられるかと。
(正確には半段ほどのようだ。α7IIにかざしてみたら1/125から1/80ほどになった。)
このRolleiflex Standardはシャッタースピードが1/300(1/500もあるが非常用と考えている)までしかなくて、絞りもf22までなので、今回のフィルムである、ISO200のSFX200も厳しいかなと。
やはり、海の晴天はISO100で測ってもf11の1/250あった。1/250がないので1/300で。ずっと天気は変わらなかったので絞りもシャッタースピードも変えず、12枚撮った。
目次
イエローフィルターの効果は?
Cafe Groveから出た内房の海。
f11まで絞って、イエローフィルター、Rolleiflex Hellを噛ませてみたのでいくらかシャープになるかなと思ったが、案外ハロが出ていたりと思わぬ方向になった気がする。
遠景。まぁまぁ写ってるのが程よい。
まぁ、スキャンのピントが甘いというのもあると思うし、お店スキャンならもう少しシャープになるかな?とか。
もっと濃い色の黄色いフィルターでもよかったか?
でも、そんなフィルターが存在しているのかもわからないし。このフィルターもたまたま、e-Bayで見つけた28.5mmのフィルターということで買ったらハマったという感じ。
今回の内房の海はかなり潮が引いていて歩きやすいかと思ったら、ものすごく日差しがきつくて途中でギブアップ。
源頼朝の上陸地にて
この捨てられたグラブバケットを見にきた。目の前で見ると迫力があった。
これは砂利をクレーンの船から流すための坂道なのかな?
雲のもくもく感はイエローフィルターのおかげ?ちょっと夏っぽいかなと。
砂浜では上半身裸で日焼けしながら釣りをする人たちがいた。
四隅を見るとちょっとケラれているな・・・。フィルターと相性が悪いのか?それともこんなものか?
勝山港へ
さらに南下して勝山港へ行った。
こちらは岩でゴツゴツしていて、そこを狙っているのか、釣り人が多くいた。
日差しが強くて、少しフレアっぽくなってる。
順光に近くなると、これだけの解像感が出た。
ここだけみると、真夏のような感じ。
磯で釣りをするのもいいけれど、日焼けが〜って思ってしまうのは年取った証拠だなと。
イエローフィルターがあってもいいと思う
とにかく暑い日だった。
フードをつけてもこれだけ日差しがきついと意味があったのかどうか。
ただ、イエローフィルターは面白そうなので、他のレンズでも使ってみようかなと思えた。
特に日差しのきついときはニコンのY48辺りなら1段は稼げるし、空とかがシャープになるかもしれない。
あと、戦前の1930年代のカメラにISO400のフィルムを入れるのは無理があるのかなとか思った。
ISO100があるかないかの時代のカメラにISO400とかISO3200とかだと「隙間」(古いカメラなので当然あるとのこと=当時はISO3200のフィルムを想定しないという意味)から感光するとカメラ屋さんに教わったので、これは色々と試してみないとわからないな。
フィルムカメラで色々と試したいことが多くて、なかなかデジタルカメラまで手が回らない。
スマホも良く写るしね。
このフィルムは専用のフィルターを使うと赤外線写真が撮れる。フィルターを使わないと普通のモノクロフィルムとして使える。
すごい世界になるぞ。
FP4+のように、これぐらいでもいいかなと。ISO125のモノクロ。古いタイプなので古いカメラにはDELTA100よりは相性がいいかと。
このフィルターサイズがニコンのレンズには合うか。古いタイプのものがどこかの中古カメラ屋さんに転がっているだろう。
一段なら常用してもいいかなと思い始めた。
オレンジになると、ちょっと硬くなるすぎる感じだし、赤になるとどんな精神状態なんだって感じになるよね・・・。
Rolleiflex Standardは撮りづらいけれど、好きなカメラだな。