最近読んでいる写真・カメラ関係の本ー2021年ー

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今やほとんどのことがネットで情報が手に入るけれど、どうしても本じゃないと手に入らないこともあるよね。

本の方が辞書みたいに使えるので重宝するときもある。

さて、ここ最近、私が読んでいる写真・カメラ関係の本について書いてみる。

目次

ライカ通信

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最近、また買い始めた。一時期ほとんど持っていたんだけれど、全部売ってしまった。

でも、欲しい情報が載っていたりするので、その時に必要なものだけ買い直している。

エイ出版がなくなってしまって残念。

No.12はSummilux 35mmの特集をしているので今読み直している。

クラシックカメラ専科 カメラレビュー ライカブック

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ライカブックに限らず、気になるカメラがあると買っている。

とにかく情報量が多いので助かる。

ただ、1999年とかの本なので情報が古い時もあるが、今の情報と照らし合わせて読んでいる。

全然知らなかったこととかあって驚くこともしばしばだ。

このNo.71はSummilux 35mmとM3について書いてあるので買った。

ライカ物語 中川一夫 

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細かいアクセサリーとかが載っていて助かる。こういうものが載っている本って結構少ない。

Amazonで見ると「ライカの歴史」と一緒に以前買っているんだけれどなー、無くしてしまったので再度購入した。

どこへ行ったのか・・・。

カメラスタイル 

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岡田さんの文体は結構真似しているよ。

知らないことばかりで大変面白い。いつもトイレに置いてあるよ。

取っ替え引っ替え読んでいる。

Leica COLLECTORS GUIDE

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これは有名なライカポケットブックの原本みたいなやつ。

結構隅々まで書いてあるので大変役にたつ。

日本語版と合わせてどうぞ。安く出ている時があるよ。

 

 Leica An Illusrated History

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こっちは日本語版ね。

 ジェームス・L・ラガーさんと銀座の老舗カメラ屋のカツミ堂さんが一緒に出した本。

これも細かく出ているので大変役に立っている。調べ物がある時にいい。

売っているところによってはすごく高いけれど、5000円ぐらいで買えるはず。

www.kosho.or.jp

この辺で探した方が安い。

日本語版の方が高いかも?

こっちは2冊をまとめたやつだね。

www.katsumido-camera.com

ここには在庫あるみたい。

VOL.IIIがアクセサリー編みたいであんまり見かけないらしい。

 たけぇな。

アサヒカメラ-ニューフェース診断室 

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かなり定番だけれど、やはり侮れないのは当時のデータで残っていることかな。 

郷愁のアンティークカメラ3・レンズ編

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1993年当時のクラシックレンズについての本。

メーカーの違う設計者同士でああでもない、こうでもないって言い合っているのが楽しい。

設計裏話的な?

最近のニコンのレンズ設計の話とか、そんな感じの話が読めたりするのですごく面白い。

photo.yodobashi.com

photo.yodobashi.com

photo.yodobashi.com

この辺なんかが刺さる人は楽しく読めると思う。

本当はこれらの記事はありがたい。カメラとレンズが身近になる。

あーでもない、こーでもないと言い合うのを読むのは楽しいね。

やっぱり、メーカーじゃなくて、いち修理屋さんとかがMTFを測定してそれを比較してみるとかさ。

個体差ってあるのかとか。数値で見てみたい。主観的じゃない?個体差って。

本当にどうなのかって。

組み付け不良かもしれないしね。

すげーボケじゃん!と思ったら、片ボケとかさ。

そういうのが知りたい。修理の専門家が開けてみたとか。

ライカの高い理由とか。開けて見せて欲しい。

カラーリバーサル撮影術

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これも大変ためになったなー。露出は1/3ステップで撮りましょうとか。そうかなるほどと。それぐらいリバーサルはシビアですよと。

「ベルビア50」をEI40で撮るとか。リバーサルはアンダーで撮るのかと思ってた。思い込みはダメね。

買えるうちに使っておけよ。"そろそろ"だぞ。これは。

銘柄はもうほとんどが廃盤になったけれど、まだプロビアとベルビア100と50があるし。

コダックは比べようがないけれど、傾向を見るには面白い。 

こういう本がなくなって久しいよね・・・。

Cameraholics select ニッコール千夜一夜物語 I

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久々に新品の本買った。ニッコール千夜一夜物語は現在もニコンのHPで公開中で大変役に立っている。ニコンレンズの資料的価値は高い。

レンズはいいよね、デジタルでも使えるから。フィルムボディはフィルムがなくなったら終わり。フィルムボディを設計してきた人が泣くよな。その涙の上を歩いて行こう。

それが紙で読めて残せるのはとてもいいと思い、購入した。結果的に内容は素晴らしかった。これなら3000円でも納得だ。

こういう本をいっぱい出してほしい。作例に力を入れるより資料価値に力を入れて欲しいのだ。作例を入れるのならきちんとしたカメラマンに撮って欲しい。

北井一夫「道」

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2014年当時、ZEN FOTOギャラリーで展示を見て、気になっていた。

東日本大震災をテーマにした写真集だ。

多くの写真家が震災を撮っているが、ちょっと違った視点でドキュメンタリーとして残されている。ちょっと幸せな感じもした。未来があるというか。

www.shashasha.co

上田義彦「YUME」

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あとは久しぶりに上田義彦さんの写真集、「YUME」を買ったり。

静謐な雰囲気でいいね。なんでもライカと35mmで撮ったとか。

すると奥さんからもらった、M4とSummilux 35mm f1.4 1stか?とかね。

at Homeがほとんどそれだったっけ?(GRでも撮っていたらしい)

こっちは全てモノクロで家族を撮っている。いいよぉ。M4とSummilux 35mm f1.4とGRで。

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カタログが近所の電気屋さんに全くなくて、取り寄せたら、上田さんのプリント2枚とペラの使用表が入ってた。GRIIIxのカタログはないのかな。

www.ricoh-imaging.co.jp

GRIII、GRIIIxで撮った現代版「at home」だ。素晴らしい。

www.grblog.jp

久しぶりにドキドキワクワクして読んだ。

GRなー、ファインダーとホコリ対策がされれば欲しいんだが・・・。

ああ・・・。40mm。

北井さんの「COLORいつかみた風景」

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あとは北井さんの「COLORいつかみた風景」だ。珍しいリバーサルカラーフィルムの写真。

これもしみじみとよかった。パッといい!という写真じゃないけれど、染み入る感じ。 

あんまり気合い入れてない感じがする写真が好きだなー。

スタジオ写真とかちょっと気後れしてしまう。かっこいいんだけれど。

道端スナップは原点かもなぁ。

これから読みたい本

これが欲しい。もう少し安いのを見つけたい。でもそろそろ買っちゃうかも。 

久しぶりに新品で本を買ったので思わず書いてみた。本は面白いねぇ。知識がどんどん満たされていく。

aremo-koremo.hatenablog.com

半導体不足で新品がデリバリーできず、中古デジカメが値上がってる?