M10-PとFUJINON 3.5cm f2を持って安食の大鷲神社(魂生大明神)へ

成田山から移動して、M10-PとFUJINON 3.5cm f2を持って安食の大鷲神社と駒形神社へ行ってきた。

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久しぶりのFUJINON 3.5cm f2かな。最近35mmはSummilux 35mmが多かったか。

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このレンズもいいぞー

 

この日はお気楽にデジタルで。フィルムもM2が幕を焼いて修理中。

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やっちまったなー

大鷲神社の境内は私たち以外誰もおらず、社務所も閉まっていたが、御用の方はこちらのボタンを押してくださいとあった。この日は前回訪れた時に知らなかったものを手に入れたかったのでボタンを押した。

境内にある「魂生大明神」にまつわるものだ。

これだ。御神体グッズの魂生あめ。

子孫繁栄のお守りみたいなものだが飴だ。舐められる。舐めがいがある大きさ。でもこれ神棚とかに祀ってもいい感じ。

魂生あめの説明。

 

男根飴を買ってから、大鷲神社を見学した。

見事な彫刻。こちらは日本武尊が東征の際、訪れたという話もあるが、徳川家光の乳母、春日局の崇敬を受けたという。

家光が三代将軍になるように願掛けしたところ見事、将軍になることができ、徳川家御座船「天地丸」の金色の和紙を献納したと。以来、出世開運の神として崇められているとのこと。

本宮にも素晴らしい彫刻がある。あ!これ司馬温公の甕割か!覚えてた!水瓶から子供が出てきてる。

これは「爛柯」?=囲碁。

山で仙人が囲碁を打っているのを木こりが眺めていたら、仙人が帰らないのか?と尋ねた。すると木こりの持っている斧の柄の部分がボロボロになっていた。

木こりが山から里に帰ると知っている人は誰もいなくなっていた。

中国版浦島太郎的な話。

琴を弾いている。玉巵弾琴図

ちなみにここは芸能の願掛けとしても有名らしく、大鷲神社の祭りでステージに立った歌手は翌年の紅白歌合戦に出場できるという。

書いてあったのは瀬川暎子・三笠優子・松原のぶえ・鳥羽一郎・冠次郎。有名人だ。

石神様もあったのだが、周辺に蜂の巣があると書いてあり、本当にでかいスズメバチがいたので退散した。大鷲神社から降りてきたところ。

「魂生大明神」の御神体は日本でいちばん大きな男根だ。

管理している方が16時過ぎには帰られ、戸は閉めていきますが、自由に見ていってくださいと。鍵はかけないようだった。まぁこの大きさ、重さなら盗難もないだろう。

左にも魂生様と小さな魂生様たち。

右にも魂生様と小さな魂生様たち。これら小さな魂生様は願掛けのために借り、大願成就の暁には同じ男根を作り合わせて2対にして、ここに戻すという。

社務所でも売られていたので、ここに願掛けしたものが置かれている。

五穀豊穣、子孫繁栄、縁結び、安産、夫婦和合の神。

男根信仰、性神信仰は内陸部に多いという。つまり、働き手である子供たちを産むということの願掛けではないかと。

今の少子化とは全く違う感覚だなと。社会化が進む先は少子化と合理化か。

魂生大明神の中には魂生様が多く祀られていた。

魂生大明神と左の階段が大鷲神社へ向かう階段。

子授けの大樹。女性器を表しているとのこと。魂生大明神が祀られるようになってから出現したとか。

今は不妊治療などもあるけれど、この魂生大明神が祀られるようになった、西暦900年ごろは子授けは神頼みだったはず。

また、男性も女性も健康な体があってのこと。

こういう民俗的の願掛け、信仰はすごく身近なものとして親しみやすいものを感じる。

 

ちょこちょこと撮った

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