秋元牧場から、同じ長生郡長柄町大庭にある、熊野神社へ移動してきた。
こちらは神社が目的でもあるがメインは大庭隧道だったはずと思いながら到着。しかしどこに隧道があるのか分からず。
カメラは引き続き、M3とSummicron 50mm f2で、フィルムは一本撮り切ったので、追加でILFORDのHP5+。よく見たら4月で期限切れになってた。あらら。
いつ買ったものだったんだろう。神田で買ったのものかな。
お?ここか?左に伸びる道も怪しい。
まずは神社で安全祈願?こじんまりとしていたがきちんと氏子さんたちの手が入っている感じがして良いところだった。
鳥居のそばにあったお社。あー、子安様だったかな?忘れてしまった。
ん?ここにも石祠が2個。
これは夫婦杉と呼んでもいいのでは?
本宮。ここをみているときに後ろの下の道から、声が聞こえた。軽トラックが止まっていて、運転席の初老の男性が「オメーさんたち何しにきた?」と和やかに話しかけてくださった。ま、いつも飲み慣れない人に対する挨拶だと思うので、「こちらの神社とそちらの道を見にきました。そちらの道は入っても大丈夫でしょうか?」「ん?ああ、だいじょーぶだー。うんうん」と言って、窓を閉めながら「気をつけてな〜」と。「はーい」と返事をした。軽トラは暗がりの道へ消えていった。農家さん?
本宮右側。目立った彫刻はなかったが簡素で好感もてた。
夫婦杉?の裏手から。竹林が広がる。伐採途中といった感じだった。
本殿右側に獣道のような道があった。
少し入ってみた・・・。どうやら隧道の崖上に達するようだった。なんの道?
さて、問題の?横の道。何か真っ暗だ。ここ先ほどの軽トラの男性が進んで行った。
おお!と声をあげてしまった。素晴らしい切り通し。足元はコンクリートになっている!?
さらに少し進むと、大庭隧道!?うはー!興奮。薄暗さも相まって雰囲気良い。ここで妻はギブアップ。ヒルがいる、ダニがいると。
手掘りだよな?すげー。
神社側へ振り返る。よいぞ、よいぞ。
そして大庭隧道だー!燃える〜。高揚する感情!
この圧迫感すげー。よくぞここまで掘ったなーと。
中に入って振り返り。最高だな、隧道。神社のそばに隧道あり!なんてなー。
出口付近。隧道内はひんやりと涼しかった。50mほどだろうか。まさに真っ暗だった。
出てすぐのところ。見事だー。これはすごい隧道じゃないか?房総に多いと言われている、あの「観音堀り」に見えてきた。
大庭隧道出口は緩いカーブ。ここの雰囲気も良い。
隧道反対側に出た。崩落注意の看板。崩落があっても、町は責任持たんよってことか。つまり崩落する危険性があると。その時はその時だなー。仕方ない。
こちら側に出ると田んぼがあり、先ほどの男性が作業していたので、改めて会釈してご挨拶した。また、住宅も結構あったのが驚いた。ここは生活道路?と思ったら、反対側からもこちらに来ることができるようだった。
神社を起点にするとこちら側に出るということになる。
写真を撮りながら、再び神社側で戻ってきた。こんな田園?風景が広がっている。右側はどうも湧き水の池っぽかったが?果たして?
いやー、ここの神社と切り通し、隧道、よかったなー。
次の目的地へ移動だ。