M2とSummilux 35mm f1.4 1stにモノクロフィルムで南房総市を撮ってきた。M2と35mmの相性が抜群に良くてよく持ち出してる。
特に神社などを巡るようになってからは35mmは撮りやすいと感じている。
フィルムはILFRODのORTHO+。撮影感度はEI100でT-MAX現像液、1:4、20度、7:00。7:30とあったがオーバー気味なので切り詰めている。
T-MAX現像液も手に入らなくなってしまったな・・・。富士のフィルムの値上げもあるし。よーし頑張ろうな!
カメラとレンズ買わずにフィルム買えばいいんだよ!な?
初めに南房総市の内郷隧道。この隣にある、日枝神社が目当てだったが入れなかった。
しかしこの隧道を発見できたのはよかった。房総に行けば隧道に当たる。
この日は意識してひと絞りしていた。f1.4とf1/60ならf2と1/30を選択した。
f2だと途端にスッと写るようになる気がする。隧道の壁の質感とか出てくる。
隧道の中は真っ暗だったので、f1.4と1/15とか。写っているもんだな〜。
陰影を見つけたのでパチリと。こう言うところの露出が上手くなりたい。
外へ。藤の蔓が伸びてきている。明るい方へと言う感じが伝わればいいが・・・。
ダークな雰囲気。ほとんど黒で潰れてる。その中で光る出口。
木漏れ日漏れる、隧道の出口。
ここは開放で撮ろうと思った記憶が蘇ってきた。
って、ボケを見ればわかるよな。
最近、切り通しをよく通るようになったなー。光る葉。少しオーバー気味に。
遠くに鳥居。f2だと思う。結構整うよね。
切り通しを振り返って。
天御中主神社を引きで撮ってみる。いい雰囲気の神社だった。
赤色の鳥居が黒くなってる!イルフォードのORTHO+はオルソマチックフィルムなので、赤に感光しない。よって黒く写る!神社巡りには欠かせないモノクロフィルムな!
f2の1/500ぐらいだったかなー。f4でもよかったか。逆光!って感じね。
この階段を見たときは、おおっと思った。雰囲気良し。
階段を登ったところから。開放だな。
天御中主神社の拝殿。誰もいなーい。すごくいいところだったな。
ダニ、ヒル防止だそうです。これで開放。ズミルックス35mmの開放でこれは、結構驚きだよね。光さえ上手く撮れればって感じなのかな。若干、滲んでいるか。
f2。マムシグサと石祠。こういう寂れた場所がいい。廃墟になっていないのがいい。
こうやってみると、注連縄も色々な種類がありそう。
拝殿から境内を見て。モロ逆光。はろはろーフレアー。f2だったかと。
復路、鳥居をとってみた。逆光だけれど、締まった写りになっているのはf2だから?
鳥居も黒黒してていい。オルソマチックの本領発揮。
復路は往路と違った光景が見られる。
これは・・・ウラシマソウかな?
切り株撮ったのに・・・開放?逆光ドカーンになってしまった。
おおうっと、これはいい写り。最後の一枚は奇跡の一枚が写っているんだな、やっぱり。
最短、開放。ズミルックス35はこれだからやめられない。
このM2とVIT、35mmのセットはいい。ほんといい。M3と50mmのセットぐらいいい。M3を使うと時々、ビットの空振りをしそうになるぐらいいい。
ビットってあんまり意味ないかと思ってたりしたが、慣れるとこっちの方がいいというか、楽しいな。巻き上げ!って感じ。
球面ズミルックス35もf1.4でこのサイズだからいい。大きくなると持ち歩くのが面倒になってしまう。
ひと絞りが多かった、今回だけれど、開放だと暴れすぎる時もf2だと途端に落ち着くことが多い。
この辺の使い分けは面白いかもなーと思う。
日中ならISO100あたりで十分かと思うが、同じ値段ならHP5+のISO400を買いたくもなる・・・。
ISO400なら絞りの選択肢が増える可能性が高い。それもメリットかな。