旧手賀教会堂をM2とSummilux 35mm f1.4にモノクロフィルムのILFORD HP5+で撮ってきた。
多聞院の残りのフィルムがあった。
目次
旧手賀教会堂
入った正面にイコン。山下りん作。
開放でとってもそんなに滲まないのは露出があっていたからかな。
見た感じに近く撮れた。本当に露出は難しい。構図は学んで記憶すればなんとかなる感じがするけれど、露出はその時々で「適正露出」を弾き出す必要がある。
被写体に向けた時にカメラが示す露出が果たして撮りたい露出なのかどうか。
アンダーにしたいのかハイキーにしたいのか。"適正露出"は戦争になるぞ。
和洋折衷。教会と和室。元々は民家だったのを転用したので、転用教会と言う。
道路をたまたま通りかかる車はなんの施設か?という感じで見ている。
梁の木は松だそうだ。滅多にないよね。
f2.8、見事にふわふわ感がない。
窓を外側から。f2.8だったかと。f2~2.8あたりはいい塩梅だなと。
室内から見た玄関。斜陽。
f1.4と1/1000。色々と迷った結果なので覚えてる。絞るのか開けるのかと。
こうやって礼拝していたのだろうかと。正教は椅子にすわならないと教わった。
この中には一般の人は入れないとか。
そう言われると入りたくなる。この聖画はキリスト。
玄関より礼拝堂を見る。
軒先。教会の軒先と書くのもなんか変だが、軒先だな。f2.8まで絞ればカチンと。
M2とSummilux 35mm f1.4について
やっぱりM2は35mmと相性はいいね。M3には50mmつけっぱなし、M2には35mm付けっ放しが一番かなと。時々、M2にNikkor S.C 5cm f1.4とかつけるけれど。
35mmは伸び伸びと撮れるので楽。見たまんま。50と35mmの違いが少なく感じるかもしれないけれど、私はかなり違うと思っている。
28mmは滅多に必要性を感じないというかうまく撮れない。
写真を見た感じだと見分けがつきづらいと思うけれど、撮り手になって50mmと比べると途端に広く感じる。
ああ、なんて広いんだ、撮りやすいんだと思う。
初めてのライカレンズはSummicron 50mm f2の2ndでM6につけていっぱい撮っていた。そこでSummicron 35mm f2の2ndも買ってつけてみたら、これだよ、これって思った。
でも、好みはどっちかと聞かれると、50mmなんだよなー、まとめやすいというか。広角苦手。28mmだと手に負えない。
f1.4あると結構潰しが効くので重宝している。f2だと一段欲しい時にないとつらい。だいたいf2で解決するけれどね。
あとは完全にかっこいいからSummilux 35mm f1.4 1stを使っているほか理由はない。写りも好みだし。
M2とビットも相性良くて好き。35mmとビットの相性がいいのかな。パッパッと撮れる感じ。
いいセットだわと思う。案外M2とSumilux 35mm f1.4だけでもなんとかなりそうね。どのセットでもそれ言ってる気がするわ。
あと、ILFORDのHP5+にしろ、FP4+にしろ、感度がすごい高い気がする。ちょっとオーバー気味になる感じ。
ISO400のHP5+
ISO125のFP4+
HP5+ならISO800で撮っても足りると思う。ISO400で撮って現像を切り詰めるとコントラストが落ちるかな?
今のところ、T-MAX液で1:4、20度、6:30なので、これ以上切り詰めるのも短すぎるかなとか。切り詰めて5:30とか?あまり変わらないだろうなーと。
それならISO800で撮った方が楽か?
T-MAX現像液は最近、なぜか値下がりした。made in chinaに変わっていた。
今気づいたけれど、T-MAX現像液って中国製になったのね。ボトルの形状が変わったのと、値段が安くなった。現像結果は私には違いがわからなかったな pic.twitter.com/36toASfnND
— アレモコレモ (@_aremokoremo_) 2022年9月4日
実効感度が低いと苦労するけれど、こういうフィルムだと楽ね。
これからもメインのフィルムで使いたい。