M2とNIKKOR S.C 5cm f1.4 LTMにモノクロフィルムで松戸市立博物館と手賀沼を撮ってきた

昭和チックどころか、昭和。

松戸市立博物館と手賀沼を撮ってきた。

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カメラはM2にビット。レンズはNikkor S.C 5cm f1.4。ゾナーコピーと言われとかなんとか。開放の写りが好きで使っている。

ビットは重くなるけれど、かっこいいのでつける。なんなら巻き上げをビットでするのを忘れるぐらいだけれど、かっこいいので必要。

フィルムはいつものILFORD  HP5+。

ISO400は室内用って感じになってきた。

目次

松戸市立博物館

M2 Nikkor S.C 5cm f1.4 (HP5+)

開放。硬くないので好き。ぐるぐるしないのも良い。

鯨の腰椎

ホワホワしているんだけれど、解像しているのが好き。引き伸ばすとわかるその良さみたいな。

土器

土器にドキドキ。左手前に出ているのは右上のライトがフィルターに反射したのかな?

フィルターはワルツかなんかの当時のやつ。かっこいいんだから。

常盤平団地

常盤平団地が再現

これはカブじゃなかったな。スズキだった。なんだろう?

S

気になってバイクをしつこく撮った。

かっこいい

以前、カブ欲しいなぁと思った時期があったな。燃費がすごく良さそう。

虚無僧寺一月寺

虚無僧

いい感じに撮れて満足。入射式露出計万歳。

喜捨は電子マネーでもいいですか?

虚無僧に電子マネーで喜捨を渡そうする一幕。

なんかこれも照明で逆光だったんだけれど、ネガのおかげでなんとか撮れた。いい感じ〜。

撮りたくなる被写体

モノクロ映えするなーと思って撮った。照明が多いので露出に苦労したな。

テラス

テラス

無闇に開放で撮ってるけれど、たまには絞るか?

クーラーが効いているのに汗が止まらない。暑い。外よりマシだけれど。

古文書展示コーナー

熱心に見入っていた

離縁状=三行半の古文書展示から離れようとしない妻。

なんでそんなに見入っていたのか尋ねると「またレンズ買ったら、これ必要かな」ってと恐ろしことを仰る。

僕らにはそんなの必要ないさと諭すも、ふふっと微笑むだけだった。

南無阿弥陀仏。

博物館のそばで

見ろこの写り

閉園後、博物館のそばで撮った。

f4。このカチッと感すごいだろ?伊達にニッコールじゃない。絞ればできる子。

見下ろされるのは嫌いじゃない。見下されるのも?

構図の勝利と言って欲しい

見ろ、この絵面。すごい、この配置と思ってばちーんと撮った。f4のまま。

絵みたいな写真だな。50mm本当に性に合うかもって思う。

すれ違い

勢い、開放で撮った。ピントは怪しいがいいんじゃないの?写ルンです状態。

手賀沼

白鳥

最初、でかい白ゴミが捨てられていると勘違いしてしまった。

手賀沼は白鳥が住み着いてしまっているのだ。突っつかれないように注意って看板も見た気がする。

ハイライトがほわっとなっているのが好き。同じようなスペックで所有しているXenon 5cm f1.5と比べると、Nikkorの方が上品な気がする。コーティングのおかげかもしれない。

湖畔

17時ごろだったが、曇りでいつもより暗め。ジメジメとしていた。

中遠景でもこの通りぼやんとしている。

いつも撮ってしまう

ここに来るといつも撮ってしまう、この木。絵になるから楽。

レンズに助けられる

"オールドレンズ"で撮れば誰でもこの写りが手に入る。レンズに頼った撮り方の見本みたいになった。楽しい。

もし、この写真がウケがいいならこういうのを積極的に撮ると肯定感が上がるに違いない。ネットを利用して生きるのだ。

楽ちん

開放にして寄ればいいだけ。玉ボケすごい。ふんわりすごい。

当時の最先端の写り。だから惹かれるんだと思う。今のレンズの最先端の写りに惹かれるのと同じぐらい。

皆苦労してここまで写るように設計して製造したから、それが楽しい。

ベンチ

雨が降ったり止んだ理でベンチが濡れていたので座れなかった。

木々を見ると収差の激しさが見える。何収差っていうの?Summilux 35とも違う感じよね。回ってはいない。

まだまだ稲穂というには早いけれど、房総は早稲が多いのでもしかしたら8月中には収穫かもしれない。

ピント合わせには泣かされたわ。バルナックで合わせる自信はない。

M2、VITとNikkor S.C 5cm f1.4

トータルではまぁまぁ重い。ただしかっこいいので満足感高い。ついつい、ビットを忘れてレバーで巻き上げてしまうのもご愛嬌ね。

M2はM3とは違う良さがあると思った。ファインダー倍率がM3は0.91、M2は0.75、M4は0.72。

なんとなく、M2の0.75は使いやすい。M3のピント合わせのしやすさは倍率にあると思うけれど、M2も十分扱いやすい。

フィルムカウンターも手動だけれど、それがいいという感じ。必要最低限という感じで清い。

M2は使い込んだ感じがかっこいい。プロに使われてきたのかなとか。

Nikkor S.C 5cm f1.4は安さ重視でf2以下のレンズを探すと、ライカで使えるレンズの中で一押し。

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Lマウントなのでバルナックでも使える。こういうレンズがいい。安くて個性的な写り。

FUJINON 5cm f2とかも気になるけれど、これがあればいらないかなと思える。でも、Nikkor 5cm f2は余裕があったら買って使ってみたい。

案外、f1.4を手放すことになったりして。

ギャンギャン絞って使ってもスゲェと思うし、開放でポヤポヤを見てもおもしれぇと思う。

レンズもボディも時代的にもピッタリ。バランスが良い。結構最後に残すボディってM2なのかな。

現像はT-MAX現像液1:4に20度、6:30。この現像時間の短さが好みだったりする。

現像もしやすくて、品質も安定しているので使いやすい。

なぜか2323円と以前より安くなっている。

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