よくここの切通しの写真を見ていたので一度は行ってみたいと思っていた。
結論から言えば、ここはかなり良かった。
ロケーションがいいと写真が進む、進むという理想的なところだった。
ヒモ生活
竹岡駅からの眺め
最寄り駅の内房線の竹岡駅に寄ると、無人駅だった。
海、家、駅。
人がポツリ、ポツリ。
気配がない。
トンビが空を舞っている。
駅前から。向こうは浦賀水道と三浦半島の久里浜。
写真を撮っていたら、今日はガスっていてあまり綺麗ではない方なんですよと、おばちゃんが教えてくれた。十分綺麗だよ。
燈籠坂大師の切通し
わかりづらい入り口のゲートを見つけそこから入ると、工事をしていた。
何かと思ったら「太陽光パネル」の工事。
今、地方自治体でよく見かけるけれど流行っているのだろうか。売電かな。
入り口は素掘りのトンネル。
トンネルを抜けると、そこに広がるのはRPGのワンシーンのような光景。
なんだか、現実感がない。こんなのがあったのかと。
高さは10m以上はあるか。
この上には過去には城があったので切通しで陣地としていたとか。
鎌倉と同じ感じなのかな。
どうしても縦構図になってしまう。頭上に注意・・・と言ってもねぇ。
素掘り?ゴリゴリ。
今週もヘビと遭遇。これはヤマカガシかな。毒蛇。
反対側から。
切通しを抜けると燈籠坂大師がある。
名前の通り燈籠がいっぱいあった。なぜかお寺なのに鳥居。
急な階段を上る途中から。
画像左上の内房線がこの切り通しの下を抜けていっている。
本堂を見たが本当にここで空海=弘法大師は一休みしていったのだろうか。あちこちに「大師」があるし、言い伝えの多いこと、多いこと。
例えば地面を杖で突っついたら水が出て、以来そこが弘法水になっているとか。温泉もいっぱい発見していることになっているし。現代でそんなこと言ったら色々と面倒なことになっちゃうだろうに。
ダウンジング?
本当に全国を回ったのだろうか。四国だけも八十八ヶ所。(お遍路って、空海所縁のお寺だったのね・・・)
遣唐使で唐にも渡っているし。(歴史で習った遣唐使ってこういうことだったのか・・・)
61年の人生でどこまでできるのだろうか。
その裏手にはさらに登る道が。この辺りが城跡だったのかな。
登って本堂を見る
行き止まりと蜘蛛の巣だらけだったので退散。
ランチはcafe GROVEへ
ちょうどお昼に近づいてきたので、cafe GROVEへ。
ここは・・・大変。
少し奥まっている所を「隠れ家的」と言うことがあるけれど、完全に隠れてる。たどり着くまでの道が本当にわかりづらく、細い。途中の小さな看板がなかったら絶対にたどり着けない。
HPに動画がアップされていたので参考に。細さは恐らく全幅1800mm超える車だと怖いと感じると思う。すれ違いは無理。退避する場所もない。
不安を抱えながら進むと突然、駐車場が現れる。
さすがに県外ナンバーはなかったけれど、地元ではないナンバーもあったし地元ナンバーも多かった。
どちらかというと平日ということもあったのかもしれないけれど、常連さんに支えられている感じ。
駐車場からこの切り通しを抜けていく。今日は切り通しにまみれてる。
森の中にある。ここはすごく良かった。
2014年6月にオープンしたようだが、まさに森の中にお店を作ったようで木々がそのまま残っている。
食事はカレーとアジアンごはん(夏季限定)の二種類。
コーヒーがメインのお店なのでコーヒーの味も素晴らしいものだった。豆、焙煎はKUSA.喫茶のものらしくこちらにも行ってみたい。
店内の席かテラス席、そして庭先と言われた庭先にある席。ちょうどテラス席が埋まっていたのと、天気も良かったので庭先席で。アジアンごはんがまだ食べられるとのことだったのでこちらにした。
コーヒーはストロングとマイルドのみ。他、ライムソーダや梅ソーダなどがあった。
食事、コーヒーともに素晴らしかった。完全な外で食べているので遠足気分。遠足の食事の味と言っても過言ではないね。もっと美味しいけれど。
気分が良くなったのでデザートも。イチジクのマフィン。
美味しゅうございました。
ちなみにこのオシャレなカップは4th-marketというところのものだった。
・4th-market | product : shop | prato classic
いいなぁ。欲しい。
会計を済ませた後、店主から是非裏手の海辺にも行ってみてくださいねと言われた。
事前に調べた通り、海に出られるようだ。
このお店はとてもオススメ! 長くなってきたので後編へ続く