PENTAX645とLeica M3を持って富津市の地蔵堂の滝と八坂神社へ行ってきた

千葉フォルニアで撮り切れなかったリバーサルフィルムを入れたPENTAX645とM3、Summicron 50mm f2にモノクロフィルムを入れて、鴨川、富津、鋸南を巡ってきた。

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夜の千葉フォルニア。

5本で8000円超えてるか。

モノクロはアウトレットで買いだめしたILFORDのORTHO+。

オルソマチックフィルムは赤に感光しないので紅葉が面白く撮れるかなとか。

目次

みんなみの里

 

ちょうど昨年の同時期に訪れていた。一年早いなー。どんどんカメラとレンズ買わないとな。すぐに死んでしまうぞ。

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ちょうどランチの時間に入ってプレートを頼んだ。質素というか簡素というか。

田舎飯って感じ。1000円。美味しいよ。

ここみんなみの里は道の駅という感じでバイクでツーリングに来ている方や、近所の方が買い物に来ていたりとそこそこ賑わっていた。

地蔵堂の滝へ

食後に富津市の地蔵堂の滝へ向かった。途中紅葉ロードを通って行くも、私には紅葉しているように感じたが、妻に言わせると枯れている状態とのこと。

そしてこの地蔵堂の滝も12月初旬に行ったのだがやはり枯れているという。

最初、地蔵堂の滝というのがどこにあるのか分からず、人が入って行く方へ入っていった。

ここでもカメラの不調。PENTAX645が電源は入っているのにシャッターが切れない。SS値とかも出ているのでシャッターボタンを押すと無反応。

電池ケースを抜いたり刺したりしているうちに直った。

うう、怖い。完全電子カメラなので壊れたり終わり。

どうも夏に久々に使おうと思ったら、電池が液漏れしていて電源が入らないということがあった。電池が粉を吹いている感じ。その後、新品電池に変えたら電源が入って安心していた。空シャッターも切れた。

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この時、電源が入らずみたら電池から粉吹いてた。

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その後、ここでは問題なかった。

が、またしても久しぶりに千葉フォルニアに持ち出したら機嫌が悪い。千葉フォルニアではやっと5枚ほど撮れた。

そしてここでも機嫌が悪く、なんとか調子を取り戻して15枚撮り切った。何かに取り憑かれてるのかと。

人がここを行き来していたので思わず入ってしまったがかなりのジャングル。

なんだここは?と思っていたら、上から獣の鳴き声。キェー!みたいな声。

あ、猿か?怖いと思って見上げたら、4つ足で移動する動物が見えた。

やっぱり猿か!?こわい〜、もしかして縄張り主張してる?早くここを離れようか。滝観られなかったけれど。

この先に進んでも何もなく山奥って感じ。

おそらく、椿だと思う。全然散っていないので分からなかった。

滝がどこにあるのか全然分からずにいたら、カップルがあれ?橋に向かって行く?

あ、看板に橋の下って書いてある・・・。

あれ?結構緑が多い。まだだったか?と思ったら、妻曰く、もう枯れ始めていると。残念。遅かったか。

緑なのは紅葉しないモミジではないかと。

あー、そういうモノなのか。しかし温暖化なのか今年は11月いっぱい暖かくて早めの紅葉で終わってしまったのかな。残念・・・と思っていたら、TLに富津市のツイートが!

訪れてから10日ぐらい後のツイートである。あれぇ?改めて妻に聞いてみても枯れていると。この赤は?枯れている色だという。

うーむ。

少し周辺をフラフラと散歩して、PENTAX645を撮り切った。なんだろ、この不機嫌な感じ。

ちなみに帰宅してフィルムを取り出して、空シャッターを切ったけれど問題なかった。何が原因だったのか?

八坂神社へ

切り通しみたい。

同じく富津市の八坂神社へ向かった。紅葉ロードから中に入って5分ほどで登って行ったら、少し行き過ぎてしまい、Uターン。

かなり狭い道ですれ違いは無理。また、2軒ほど住宅も見かけた。住んでいるんだなーと。

なんとなく八坂神社の場所に目星をつけて少し離れたところで車を止めた。この道。遠く感じる。でも、道すがら草花を見ながら歩くとあっという間。

これはなんだろ?クサギの実とGoogleレンズでは出た。クサギ・・・。ゴンズイとも似ているな。

途中見かけた、房総名物、イノシシの罠。

てくてくと上り坂。

ここを間違えて車では右へ登っていってしまったので左へ。

と、少し進んだら、左手が開けていたのでパッと目をやると、何か動くものが。

いや、罠だ。あ?罠に何かかかってる!?

猿!?さっきも猿がいたから、ここにあのイノシシの罠に猿がいるのか?

罠にかかっていたのは?

先を行く、妻が何かを見つけた。「うんち」と。

あれ?この糞・・・。鹿とかそんな感じの・・・。あれ?

なんと・・・キョンだった。驚くわけではないが、まさかキョンがかかっているとも思わなかった。

そんなにいるのかキョンはと思った。

こっちに気づくと必死に柵から逃亡しようとするも柵にぶつかってどうにもならない。それでも抵抗を続ける。

ガシャン、ガシャン、ガシャン。ピエー!というような鳴き声も。

あ、もしかして地蔵堂にいた獣、これか。キョンか。

あー、これは相当いる。

ちょっとかわいそうと思いつつ、動画を撮り、少し撮影をした。

うーん、複雑。

八坂神社

キョンを距離を置いてみた後に、脇道発見。あ、奥に鳥居だ。あった。

もっと道の奥かと思ったらそっちは民家だった。車が停められていた。

罠にかかったキョンと民家の距離、わずかに200m程度か。怖い。

少し入るとはっきりと鳥居が見えた。貫がないタイプと聞いていた。そのままだった。

右下は古道のような雰囲気になっていた。誰も通ったような跡はないが。

最高の雰囲気だ。参道のために切り通しにした感じ。

開けたところに出た。いい!いい!

これである、苔むした階段。貫のない鳥居。銀杏の葉っぱの黄色い絨毯。

あ。鳥居は塩ビパイプだった。遠目にはコンクリートに見えた。

この階段。苔むしてる。こういう階段に巡り合いたいという憧れがあったな。

これこれ。

滑りそうなので恐る恐る登って行く。

拝殿。中はよく見えなかったが、座卓のようなテーブルが置いてあった。

お社。

右側にも古いお社と手水?

木に集められた石と言った感じ。

この尾根みたいなところも歩けそうだったのでいってみた。

何もなかった。ただ、さらに上に登ることはできそうだった。本宮とかあったりして。

拝殿、左奥にも古いお社があった。

苔の階段を上から見る。いいね。

真っ黄色の絨毯。左上の木がイチョウか。すばらしい。

恐る恐る降りる。

戻る道すがら、こういうところを見るとキョンが歩き回っているのかなとか。いわゆる獣道に見えて仕方がない。

再度往路の罠を見てみる。綺麗な餌が残っていたので仕掛けられてまだ日にちが浅いのかなと。

しかし、あの罠に捕まったキョンはどうするのだろう。処分かジビエか。

調べると処分が多いようだけれど、最近はジビエということも考えられているようだ。

キョンの増え方は異常だな。10年前はいるよとは聞いていたけれど見ることはなかった。鹿の方が多いんじゃないかとさえ思ってた。

今は明らかにキョンがいっぱいいる。房総に行けばキョンに会うという感じ。結構近くにいても逃げなかったりするので、本当に近くになってざっ!と逃げたりするのでこっちが驚くこともある。

苔とM3BPばえる〜。

このあと、内房、鋸南町の西ヶ崎へ移動した。つづく

フィルムでも結構撮った。

もう買えない値段になりつつある・・・。

がんばれ、がんばれ。

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この後、内房の西ヶ崎に移動した