成田山に行ってきた。雨。雨の中。写真撮ってた。なんだ、ここ一週間の雨は。ずっと降りっぱなしじゃないか?で、今日は晴れたね。コノヤロ。
まいりました。
雨天決行したものの・・・
午後から夕方には雨が上がると聞いたのでのんびりと出発し、富里の蕎麦屋さん 手打ち蕎麦処 五郎右ヱ門で昼食。到着した頃にはほぼ止んでいたのでこれで雨は大丈夫と思った。
築300年の古民家でそばをいただく。ここめちゃくちゃ美味しかった。コシのあるそばも絶品。薬味にあったワサビをなめたらほのかに甘みがあったのには驚いた。
てんぷらで人参があったのだけれど、ホクホクしてた。あと、デザートのそばプリンも最高だったな!
その後にサラブレッドの牧場に行く予定だったんだけれど、雨で馬さんいなかった・・・。
千葉県って産駒が結構盛んなのね。知らなかった。船橋と中山と二つも競馬場があるもんな。
そのまま、近くにある成田山へ向かうが雨が降り始めた。成田山に着いたら、本格的に降り出した・・・。そのせいか人気がない・・・。
数秒悩んだが、ここまで来て何もせず帰られるものか。と、私の貧乏性な気質が現れて、成田山巡りを決行した。ほぼ貸切状態。
雨が強かったので始めフィルムカメラは出さなかった。しかし、傘さしながらdp2 Quttroで撮ろうにも森の中は薄暗くISO100だとf2.8で1/8以下。
四面楚歌。二進も三進も行かない。
解決策としてISO200にしてマイナス2補正かけてAEロック多用してraw現像での救出に希みをかけて撮ることにした。
かなり薄暗いこの階段を降りていく。
ブログにアップするサイズ(800×533pixel)ならノイズにも気にならないだろうし、少しぐらいの手ぶれならわからないだろうと。1/60を下限にした。
降りたところには古刹のようなお堂があった。
しかし、撮っていてなんだか物足りなくなり、急遽フィルムカメラも投入。
ISO400のフィルムだから開放f3.5でも1/30ぐらい稼げるだろうと、試しにカンで露出を合わせてからファインダーを覗いたら正解。
ふふ、私は体感露出持っているぜと一人、暗がりの森でほくそ笑む。
暗がりに他に誰もいないポッツーン。
そのあと、開けたところに池があったのでそこでも撮っていたのだけれど、あれ?あれ?ここf8で1/250ぐらいじゃないの?あれ?全然合わない・・・。やっぱり露出計は必要です。
あと、予備の充電池は持ち歩こう。デジカメは充電池が切れたらただの無駄な重い塊だから。最悪、SDカードなくても内蔵メモリーに4~5枚撮れるでしょ?内蔵メモリーの時は気合い入れていこう。
露出計用の予備の電池もね。フィルムコンパクトカメラ用の予備電池も。予備のSDカードも。お陰でリュックはパンパン。
話が逸れた。森の中はシビアな露出に苦しめられるも手持ちで必死に撮る。フィルムは気楽。少しぐらい手ブレても私がプリントするサイズなら平気。
デジタルはシビア。すぐに等倍でみたくなるから。少しの手ブレも気になってしまう。
流石に三脚持って来ればよかったなとは思わなかったけれど、FOVEONはほんと光がない時はダメだ。SSが1/100でも気を抜けない。この日のカメラ選びは失敗の巻。
枯山水・・・じゃなくて、栄枯盛衰・・・じゃない。花鳥風月。しっとり。
池のある、開けたところに出ると、三脚立てて、カメラにはビニルをかけ、長靴、雨合羽で撮影されている方がいた。これが正解なんだろな。
私は手持ち、カメラは裸、ヤッケとトレッキングシューズ。蒸し蒸しするのでヤッケが暑くて仕方がない。
なぜか濡れた石畳でトレッキングシューズがめちゃくちゃ滑る。危うく、池に落ちそうになった。 池には鯉がいっぱいいたので落ちたら喰われてたな。ほとりに立つと遠くから波立たせながら鯉がよってくる様はジョーズ。
コイジョーズ。
恋上手。
さて。
フィルムとデジタルを持ち替えて二刀流でコイをひとしきりとったあと、本格的に降り出したので夕方5時で撤退。
二刀流。下がコンデジ。
参道にも出たけれど、すべてのお店が閉まってた。よくよく立て看板を見たらサマータイム導入ですって!16時閉店。人もほぼいなかった。
ある意味珍しい光景ではあった。ほとんど成田山っぽいところは撮らなかったけれど、それでも結構楽しめたな。
雨の日の撮影って初めてかもしれない。そういう時しか撮れないものもあるように思った。
人も鳩も雨宿り。
駐車場に戻ると神輿があって、またテントと長机もだされていたので、何だろうと思ったら、今日から祇園祭りみたい。
この日一番後悔したもの。麦のソーダ。蓋を開けたとたん、変な香りが・・・。味は激しくまずかった。麦茶に水飴を溶かした感じ。飲みきれなかった。
なぜ、いつもスパークリングになると砂糖を入れるのか。生茶スパークリングも砂糖が入ってたし。炭酸コーヒーも甘すぎて飲めない。無糖、無糖にしようよ。
誰もクリックしてない・・・。
この時のフィルム写真