ニコンソフトフォーカスフィルターはニコンが設計販売している、純正のソフトーフォ−カスフィルター。
このフィルターは強さが二段階に分かれていてsoft1とsoft2となっている。
その中でもソフト度合いが強めのsoft2を中古の1600円で購入した。
このフィルターはもう生産されていないが、今は別のバージョンで販売している。
こちらは現在のもの。3700円もする!たかがフィルターされどフィルター。
早速デジタルで撮ってみた
もともと開放は柔らかい写りのNikkor auto-S 55mm f1.2。結構ソフトだが・・・。
フィルターをつけてみた。もわ〜ん。それでもピントの芯はある。
これでは元々が柔らかいので比べにくい・・・。
なぜソフトフォカースレンズではなく"フィルター"なのか
ここで伝家の宝刀、Micro Nikkor Auto 55mm f3.5を使ってみるよ。
すごくカリカリ解像するレンズ。カリカリレンズ。略してカリレン。
花とかとりたくない。キリキリしすぎる。ポートレイトもかわいそう。
f3.5開放で50年ほど前のレンズにしてはよく写っていると思う。
フィルターを使用。いい感じ。
やっぱり使用するレンズによって少し変わってくる。
フィルターなのであたりまえだが。
そう、フィルターなので絞りによるソフトフォーカスの描写の変化がない。
f5.6 フィルター無し
f5.6 フィルター有り
f8 フィルター無し。最高にカリカリしている。好き。
そしてf8のフィルター有。柔らかい写りでも品が悪い感じではない。芯が残っている感じ。
f32、最小絞り。ピントが深くなっている。かなりカリカリしている。
f32でもこれだけソフト。絞り値による変化がない。ピントが深くなっているだけ。
これが今回のソフトフォーカスフィルターのいいところ。
つまり「ピントが深くてソフトな写りが得られる」こと。
もともとソフトフォーカスレンズは絞り値によってソフト量が変わってくるけれど、このフィルターを使えば絞り値に関係なくソフトな描写を得られる。
古いニッコールレンズはほとんどがフィルター径が52mmなので今度は広角にもつけてみたい!
と、いうわけでフィルムで撮ってきた。
菊の花が滲んでる。これって私の涙で滲んでいるわけじゃないよね。
みんなも滲んでるよね。みんなで滲めば怖くない。
ふわっふわ。この種がジーンズについて苦労したわー。
そして広角行きますよー。
どーん。 せっかくの名玉が・・・
怖い道なんだか、楽しい道なんだか。
ま、でも楽しめたかな。またちょっと使ってみたいアクセサリーではある。
あと、ベタにイルミネーションとか撮りに行ってみたい。
私はイル子。
これはイルカ。