雑司が谷にある「雑司が谷旧宣教師館」へ行って来た。少し雨に降られたので室内撮影できるところで選んだ。
・雑司が谷旧宣教師館【利用案内・地図】|豊島区公式ホームページ
ここは1907年(明治40年)にアメリカ人宣教師のマッケーレブが建てた、いわゆるマッケーレブさんのお宅と言うこと。
撮影許可を事務所で撮ること
撮影は可なのだけれど、SNSにアップロードする場合は建物の裏手にある、事務所で許可を得る必要がある。撮影目的などを伝えると、SNSにアップロードも許可となる。
ここの玄関からすぐに入ることができて、誰でも自由にみられるので、勘違いしそうだけれど、撮影の場合は要注意。
室内は質素だけれど見応えがある
手すりにも当時の日本の雰囲気と欧米の雰囲気が感じられる。華美なものではなく質素な感じも受けたが、当時の日本ではかなりの高級住宅になるのだろうな。
階段はかなり急でえっちらおっちらと言う感じ。全て開放で撮影。1/15~1/125あたり。
一部、f2.8で1/60とかで撮ったものもあるかもしれないけれど、見分けつかない。
これだけ急な階段だと結構年取ると大変だよなって思ってしまうのは、自分が歳とったからだなとか。
白を基調とした、窓などが清潔感を感じさせた。よって露出を一段プラス。室内でISO400だとf1.4ぐらいで1/30は稼ぎたいところかな。f2で1/15は自信がないな〜。
こう言うオルガン?が置いてあるところが、西洋風?
二階に上がってみると
二階に上がってみると、光の取り込み方が綺麗で良かった。これで外が晴れていたらまた違った、光加減になっただろうな。
夏はエアコンがないので注意!涼みに入ろうと思ったら、結構暑いかも?
寝室に向かう廊下。外を見ると白と緑を基調とした建物で、周囲の建物とはかなり異なった雰囲気。
寝室だったかな。やはりベッドで西洋風。
反対側の階段に向かう。階段が二箇所あった。奥が書斎だったかな。
二階も同じように白を基調とした窓になっている。
雨が少し止んだので室外に出て、少し撮った。f4と1/250ぐらいだったか。
しかし、建物は難しい。こうやってわかりやすい建物だとこう言う風に「奇をてらって」撮るのが楽だけれど、自分の家を撮る場合どうする?相当難しいと思う。
35mmは広すぎたか?
あと、室内で35mmは少し広すぎたかな。50mmできちんとまとめた方が良かったか?
広すぎと感じていたのか、縦構図で逃げている写真が多くなった。横構図は違和感があった。
室内だと広く撮りたくなって広角にしがちだけれど、やはりきちんと見て50mmなどで撮影者の意図をまとめた方が写真として成り立ちやすいのではと思った。
広角は広くなればなるほど、意図が散漫になる。難しい。案外50mm以上の方が何を撮ったのかはっきり伝わりやすい。
Summicron 35mmについて
M4ブラックと久しぶりのSummicron 35mm 八枚玉。これと六枚玉、Asph.と使ってみたが、六枚玉、八枚玉ともに2回使って、もうめんどくさくなって「八枚玉」と言うブランドにしがみつくことにして、六枚玉を手放した。
まぁ、クセが少ないし、開放の周辺を捨てれば、普通に写るレンズ。案外普通だったでしょ?
この写りを見て40万出しても欲しい!と思えた?(写真が下手なのは許せ)
今の値段と写りが全然噛み合ってないレンズ。40万、50万払って買って、何かすごい写りをするのかと聞かれれば、しないと即答できる。
完全な趣味レンズだと思う。「俺、八枚玉使ってるんですよ」って言うためのレンズだからな!
私は写りよりも写真よりも、何よりもカッコつけたいので余裕があればM2シルバーとこのレンズで王道セットを作りたい。
ああ、昔、コダクローム64をこのレンズで撮ったら「神がかった写り」をした経験があって、あれはフィルムのせいだろうなと思ってる。
これ。開放。毛並みの質感とかすごいよね。
当時住んでいたところのクリーニング屋さんで仲良くなって、撮らせてもらった。プリントして渡したら、なぜか一升瓶の日本酒をもらった。元気にしてるかなー。
あえて、今、ライカの35mmを買うとしたらお金があればAsph.、おおよその予算20万以下なら(15万ぐらいが買いの値段だと思う)絶対に六枚玉。コントラストなどが上がって、いい塩梅。
この八枚玉は10年以上前に14万で買えたので今も持っているが、お金に困ったら売って、六枚玉にするぞ!余ったお金でもっとニッコールレンズを買うと思う。
それでも欲しくなるライカレンズは罪深いよな。だからさぁ、買って経験するしかないよね。
商売でも言うよね「明日の10万より今日の1万」って。
おんなじだよ、「明日のお金より今日のレンズ」だよ。
40万払うなら、こっち買えって。中古なら30万ぐらいだろ?
勉強しましょう。
通勤電車で読みすぎて、ボロボロになった。
Kindleに入れておこう。
使いやすいフィルム。
M6とSummicron 35mm f2で撮った記事。
M4とSummicron 35mm f2で撮った記事。