あっという間に1本撮ってしまったので、追加でおかわり。持っていて良かった予備のフィルム。
今回も露出をEI200に設定。
おかわりのフィルム
目次
薬草園の続き
開放で。ちょうどISO200だとf2で1/125などちょうどいい露出を得られた。ま、これぐらい薄暗いとISO400でも幅が持てるけれど。
ざわざわしてる。ピント面はシャープでボケが少しざわつく。これSummcron 50mmのクセだろうなぁ。
昔、10年ぐらい前に使っていた頃もこんな感じだった気がする。
もっと使い込んでみないとわからないけれど。
f2の1/125ぐらいだったかな。開放でもこれぐらい写れば十分ね。
何だろ、リッチなトーンとっていうの?こういうの。
スーッとしてる。
右上のボケはきついかな?
スキャンとかトーンカーブとかいじったときに硬くなったかな?
光の具合とか?まー、チリチリ写ってるよね。
これで開放だもの。
うむ。いい感じ。こんな光具合を見つけたら勝ったも同然。
しかし、いいね、Summicron。
ちょっと引いたらこんな感じ。
なめらかね〜。
曇りでも逆光。f2と1/125だったかな。
輝度差がもっとあると面白かったか?
これぐらい薄暗くて、水があると撮る気満々になる。
わかりやすい。
これ、見つけたとき、「かっこいい」と言ってしまった。
「トラノオ」って言うのよ。びっくりした。全然「虎の尾」に見えない。
あ!なんと!葉っぱが虎の模様してるからなんだ!
じゃあ、この花は?トラノオの花ってことか。
しかしまぁ、よく写ること。
薬草園周辺
薬草園から離れたところ。ガードしたで。
とりあえず、これ見て。すごくないか?この写り。f2.8だったかな〜。1/125。
白い壁だったから反射を嫌って一段アンダーぐらい。
はー、買って良かった。
はい、この植物は何でしょうか!
チッチッチ。ドーン!
南天でした!南天のど飴の南天。
コンビニで売っているのみたことないかも。一度買ってみよう。どんな味なんだろ。
家族でお散歩の方々も多くみられた。お子さんもキャッキャと走り回ってた。
コロナ禍だろうとお子さんは元気。
今のお子さんたちはあの頃はさー、なんかコロナが流行ったんだよなーって10年、20年後に話すのかな。学校休みになったりさーとか。
薬草園に戻って
露出を木の下で取ったのでちょっとオーバー。
f2の1/500ぐらいかな。開放命!f4の1/125ぐらいにしてもいいのにね!
もうね、これが撮れただけでもフィルムで撮って良かったって思うね。
f2の1/60。結構日陰と木陰と日向と露出に差があって面白かった。
さっきの白い花が取り巻いていたので、ボケボケになるかなと思って開放責め。
そんなにボワッとならないのね。
Summarとかだとボワッとなるのかな。あ、もうないぞ。
開放だったと思うけれど、硬いなー!
スキャンかなー、レタッチかなー。ボケがとにかく硬いわ。
右上のカップルさんは彼氏がでかい望遠レンズで鳥さんを狙っていた。結構鳥を撮りに来ている方もいたように思う。
レンズを向けた先を見ても、全然わからないの。それぐらい離れている被写体を撮れるのすごいと思う。
薄暗い遊歩道
あれ!もしかして、これ・・・Y1フィルターの影響か!?
この硬さ。 EI200にして減感現像もしているのに、これほどコントラストがついているのはY1フィルターか!?
これは今度外してみよう。いやY2フィルターを使ってみよう。どっちもやろう。
帰り道
森と林の違いは?
森は自然にできたもの、林は人が作ったもの。
ほほう!
で、やっぱりコントラスト高めかな?
f2.8でもこれだけ寄ればこれだけボケが出る。さすが50mmって感じ?
しかしカチッと写るなー。これがY1フィルターの影響なのか?Summicronの写りなのか。
f2開放で。なだからな陽の加減。
奥の明るいところで露出を測って手前の暗がりを潰しにいく。
オーケー、オーケー。見た目に近いぞ。
向こうに露出を取ろうと思ったがそうなるとf2.8で1/1000とかなので自信がなく・・・。
手前も少しは写って欲しくて・・・。
暗がりはf2と1/60。そうなると向こう側、池の方が飛んじゃう。
でもぼかしたい!
はい。一段絞る。あとはフォトショップなりに助けてもらおう。甘えよう。
そんなことを考えて撮ってみた。
まぁ、スキャン画像で判断じゃなくて、実際のネガを見て判断したいわね。
ここで閉園時間間際になって、さらに2本目終了。
大変満足。このセット買って良かった。
M3とSummicron 50mm f2
上にも書いたけれど、このセット最高にいい。コンパクトでよく写る。
別に黒くなくても50mm好きならこのセットで大変満足すると思う。
でも黒がかっこいいからこれがいい。
最短が1mでも全く問題ないかな。
トリミングすればいいんじゃないか?とか。
フードも今回は切り欠きのある「12585H」を使ったが、どうだろなー、ITDOOも捨てがたいし、IROOAも捨てがたい。
フードはその日の気分でお着替えしましょう。
Y1フィルターの効果は?
どうだろう。このY1フィルター。
ライカを初めて買った頃、2006年ごろに、あ、イエローフィルターだ!買おうと思って、衝動買いしたものの2回ぐらい使って、その後はずっと眠っていた。
その2回はY2フィルターと思い込んでいて、一段オーバーに露出をかけていたけれど、気づかなかった・・・。
どうもデジカメでかざしてみると、やっぱり半段ぐらい差がある。
1/1000なら1/640ぐらいになる。
なんか空がスーッと写ってるなーぐらいで、効果あるなーとか。
しかし、最初のイメージしていたY2とは違ってよく見たらY1フィルター。
どれだけ効果があるのかと改めて思うが、今回は曇り。
イエロフィルターは青をカットするが空の青はわからない。Y2よりカットする力が弱いか。
ただし、ところどころで目を見張るような写りがあったのはもしかすると、このY1フィルターの写りだったのかもしれない。
よく言われている、トリウムズミクロンのあの黄ばみより薄いぐらいだけれど、あれもイエローフィルターのような影響を受ける。
それにも似ている気もするが・・・。
黄ばんだよ・・。
今度はY2フィルターも使ってみようと思う。
上が今回のライツ純正のY1フィルター。Y0フィルターもある。
下がライツを探してもなかったのでマルミのY2フィルター。
明らかに黄色の濃さが違うね。
これなら効果出そうだな。
ライカ現行品も一応あるけれど例のコンピューターフォントのやつ。さらに15000円以上!
マルミが1800円ぐらいなのに!(39mmだけ高いのな・・・他は1000円以下・・・)
さらに、これ、Y1なのかY2なのか。説明がない。ライカジャパンに問い合わせてみた。
回答はY2=Y48フィルターと同じ効果で、露出補正も1段必要とのことだった。
モノクロ用フィルターの効果
モノクロのフィルターは補色に効果を示すので黄色(Y2、Y48フィルター)の場合は青をカット=感光しない。
空を少し黒く写してくれる。露出補正は1段(開く)。
オレンジ(YA)は補正が1段半、赤(R)は補正が2段、これらはさらに黒く濃くコントラストに写る。
緑なんて何に使うのかと思ったら、赤をカット。つまり唇のリップとかがはっきり出るとか。
じゃあ、時々見る青は?黄色をカットか。黄色をカットするとモノクロではどうなるんだ?
フォトショップで確かめてくれ。
元々、モノクロフィルムはオルソクロマチックと言って、紫外線、青だけに反応して緑、赤色には反応しなかった。
だからモノクロプリントの時は赤いセーフライトな!印画紙がオルソマチックなの。
戦前のライツなどのUVフィルターが黄色みがかっていたのは青を少しでもカットして空の色味を出すためか?
何かしら意味があって、色味をつけていたのだろうと思う。
今はリバーサルでは使えないし、パンクロマチックで全色に反応するのでイエローフィルターが一枚あれば十分だと思う。
一度だけ赤外写真も挑戦したが、大変だった。
こんなに赤くて黒い。
真っ黒に近い、赤いフィルターをつけて赤外線以外全てカットする。
赤外線フィルム。インフラレッドとか。
普通のモノクロフィルムとしても使えるよ。
もう少しフィルターは研究と実践が必要だな。ISO200のモノクロフィルムが少ないね〜。
ISO100あたりだとFP4+でもいいだが、室内撮影とかになるとISO400が欲しくなる。
この時もつけて撮った。Y1かY2なのか。