さっそくsmc PENTAX-6x7 45mm f4をつけて撮ってきた。
いやー、露出一段のデカさを思い知った時間だった。
夕暮れにILFORDのDELTA400を詰めたんだが、一気に陽が暮れて行って露出はf4開放で1/30だ。すぐに1/15になった。
このカメラはデカイ中判カメラ=フォーマットがでかい=手振れが目立つカメラなのだ。
不安に負けて増感してしまった。慌ててフィルムの箱を見たら、ISO800の増感の現像時間が載っていたのでええい、増感してしまえと。
ああ、Super Presto1600があればなーと。EI800で撮るのに。
DELTA3200を買って、EI1600で撮るか。
それでも、f4だと一段陽が暮れると、f4、1/30稼げていても1/15になってしまうんだが。
あ、ISO1600に増感すればよかった?ま、いいや。
果たして手ぶれているのか!?
ちなみに全部f4の開放ね。
しかし、f4とf3.5の差はでかい!
陽暮れる畑道で
どーん。雲がモクモク。これぞ中判って感じ?f4、1/30で。
ぐんぐん陽が暮れてきて、これは・・・と思い、EI800に切り替えた。
f4開放なら絞らなくても、これぐらいに見せられる。ここでEI800でf4、1/30だ。
おお、手ブレが怖い。
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺。覚えた。
空に露出をとってシャッタースピードを稼ぐのだった。1/60かな。思ったより周辺減光がない。
換算22mmというと超広角。
それでも中判一眼レフをのぞいていると「そんなに広く感じられない」のだ。なんか収まりそうって思うのだ。
相当陽が暮れ始めていて、いそいそと向かっていく。
これが大戸の洗い越し。沈下橋ということらしいが、ここを渡る勇気はないなー。
ついにf4の1/15になった。
脇閉めて、おでこにガッチリつけて、あとは運任せでバッコン!(コラ、スケベ)
なんとか撮れてたー。
露出を風景に取って少しシルエット気味にして堪える。これも1/15だ!奇跡だな!ちなみにここでもう一枚1/15を切ったがブレてなかった!
天才あらわる!鬼才あらわる!手ブレ王!(いや手ブレてないが)
ちょっと水の暗さを表現したくて、一段アンダーで・・・とか言えば聞こえはいいが、空に引っ張られて1/30を稼いだ。まぁ、これはこれで結果オーライな!
沈下橋を渡ってきたのか?
ここまで来るときに、結構工事中のブルーシートがあって少し怯んだ。
これ以上進んでいいのかなと。
無事沈下橋を見ることはできたのだが、帰り道に後ろから車が来た・・・。え?
後ろから?
まさか沈下橋を渡って?まさかねーと思ったら軽トラだ。
なんと、よく見るとタイヤハウスとタイヤから水が滴っているじゃないか!渡ってきたのか!?渡ってきたのか!?
と、思い悩んでいるうちに水の跡を残して、そのままウィーンと坂を登って行ってしまった。
今思えば、聞けばよかったか・・・。渡ってきたんですか?って。
渡った瞬間を見られなくて残念・・・。
しかし、生活している人にとって、今回のような台風とかの増水は死活問題だろうな。
ああ、今日は渡れないって。
smc PENTAX-6x7 45mm f4
135版のカメラとの比較?でかいだろー?おおきいだろー?
なるべくこういう大きいカメラの時、中判カメラはできるだけ手に持っている。あんまりストラップは信用していない。
さて、このレンズだが、一枚目から分かる通り、開放からめちゃくちゃシャープで高コントラスト。
すごいよな。このレンズ。
55mm f3.5より写りがいいかもしれない。
このレンズのおかげで換算28mmの55mm f3.5の出番が減るかもしれないとさえ思った。
f4開放さえ目をつぶれば、全く問題ない。
三脚前提か?
しかし、今回つくづく思ったが、こういうカメラって三脚前提かもしれないと。
一応、このカメラのために中古でジッツォの重い三脚を買ったが、まだ出番がない。
陽の高い時に撮ることが多いのと、陽が暮れれば開放にしてしまうので、三脚とレリーズというのがまだ経験がない。
三脚童貞。
7万!7万か!いやしかし、こういうものこそいいものを買った方がいいんだろうな。
なんつうの、海とかで夕暮れ時にISO100のポジでf8に絞って1/2とか切ってみたいよね。どんな風になるの?って。
よし今度やってみるか!と思わせてくれるいいレンズだった。
かなりのオススメレンズ。
私は1.5万ぐらいで買ったが2万はするのかな?