前日までちょっと涼しかったのに、また暑さがぶり返した日に流山散策に行ってきた。
カメラはPENTAX SP、レンズはAuto Tkaumar 35mm f2.3。
流山は近藤勇が捕らえられたところとしても有名だし、流山電鉄も有名。
あとはみりんね。醤油は野田、みりんは流山な。
ああっ!カメラ屋さんも有名?
目次
ランチは蔵のカフェ灯環(とわ)
「所用」を終えてから食事をしようと向かったのは「蔵のカフェ 灯環(とわ)」。
こちらは古い蔵を利用したカフェ兼ギャラリー。
満足。おいしかった。これにドリンクがついて1500円は安すぎる。
この陶器に入ったアイスコーヒーも美味しかった。
ランチにありがちなアイスコーヒーがパックということもなく、きちんと淹れたアイスコーヒーだったし、アイスティーもすごく美味しかった。
久しぶりに美味しいアイスティーを飲んだな。
ここはオススメ。
一茶双樹記念館
万華鏡ギャラリー見世蔵で万華鏡を覗かせてもらって、一茶双樹記念館へと足を運んだ。
なんでも小林一茶とみりん醸造創設者の一人と言われる五代目秋元三左衛門(俳号双樹)は交流があり、この建物が江戸時代に再建されたらしい。
とりあえず、トイレに行った後に一枚。
見事なギボウシだと思う。5年ぶりに訪れたけれど、いつも目を惹かれる。
100円の入場料を払って入ってすぐの場所。この淡い写りが好き。
この頃になっても咲いていたのは長い梅雨のせいかな。
なんか朝顔が夏って感じがするのは、小学校の時の朝顔を育てる宿題のせいじゃないかって気がする。
結構緩めの写り。奥に先ほど撮った朝顔。
周辺がすごい流れてる。このレンズ、開放だとすごい緩い写りになるのよね。
開放祭りになってしまったが好き。狙い通りのさわさわした写りになった。
日本庭園に弱いなー。つい撮りたくなってしまう。
ちょっと引けないところだと、35mmは楽。これが50mmだと相当工夫しないと撮れない。
ボケがきつい分、立体感が出やすいのかも。
こういう日本家屋もいいよね。現代家屋に慣れてしまっていて、暮らしづらいだろうけれど。
今更和式のトイレにしゃがんだら、絶対に立ちくらみ一発、脳溢血って感じだし。
ちょっと洒落っ気があっていい。茶室とかも作っているようだった。
これも開放だったのかな。周辺が怪しくなってる。
これは・・・f4ぐらいでもよかったか?なんて反芻している。
部屋に上がると、風通しが良くて感心した。
すごく暑い日だったのだけれど、もしかしたら、これなら案外過ごせるかもと思ってしまうほど。
そうそう、最近、暑さ凌ぎにつけている、冷感アームカバーなんだけれど、トイレ行った時に手洗いで水浸しにしてみたら、すんごい涼しくて助かった。
梅雨明けの新潟に行った時もこれがあった方が楽だと思ったぐらい。
あと、首に筋を守るために同じように水に濡らして使うやつ。アイスノンのスカーフ。
これも吸熱効果を利用した冷感スカーフなんだけれど、あるとなしだと結構違う。
気のせいか、額から汗が出ない気がする。動脈を冷やしているからかな。
アイスノンの凍らせるやつだと、溶けて終わりだけれど、これなら何回でも使える。
欠点はブルーしか色がないので、いかにもボーイスカウトの少年、いやおっさんになってしまうことぐらいか。
冷感生地のハイテクと日本家屋のローテクの合わせ技。
難しいね、朝顔を撮るのは。淡い花なんだなって再認識した。
ド・逆光だったので、露出計が信じられなくなり、二コマ撮った。
f4とf5.6。こっちがf5.6。正解!私の正解はこっちだった。
暑くて暑くて、水分補給が必要と思い、ここで切り上げてコンビニへ走った。
ポカリ二本補給。やたらと美味いと感じたのは、ちょっと水分が足りてなかったんだろうな。
室内かと思って油断したわ。
そこから、午後3時ごろになって急激に暑くなってきて少し休憩。
光明院で葉書の木を見る
境内に多羅葉(タラヨウ)の木があって葉に文字を刻んでいる。
買ったカメラとレンズをきちんと正直に話すこと!だ!
で、これが「葉書」のもと。
今度、これに切手つけて送ってみるかな。多分送れたと思う。
さて、少し散策。f4ぐらいだったと思う。結構端正な写りだよね。好き。
これは開放で。ざわざわしている。ピントは見えているのでいい感じ。
狙い通りの露出になってうれしい。
ここだけ明るかったんだよね。葉が透明になっていたし。
SBOOIと記念写真
ア)ちょっとこれつけてみて。
査察)なに?どうしたのこれ!?
ア)えへへ、買ったのー。どう見え具合は?肉眼より明るいって言われてるの。
査察)うーん、あんまりわからないわ・・・。
ぴえぇぇ。SBOOIさまー!
PENTAX SP
PENTAX SPの露出計は正確だった。
一度疑って、別のところで露出を測ってそれに合わせたら、全然思い通りの露出にならなかった。
SPの露出計を向けたらf2.3開放で1/1000を出したのだけれど、奥の部屋の露出がそんなにないだろう?と思って、近づいて測ったら1/125だった。
ほらー、やっぱりなーって、1/125で撮ったらこのザマよ。ド・オーバー。
もっとアンダーで良かったのになー。ああちくしょー。くやしー。
それだけSPの露出計はNIKONO F3とかと違って変に敏感じゃなくて使いやすいかもしれない。
中央とかスポットとかわからないけれど、使いやすいと思う。
しかし、いちいち測光のためのスイッチを入れていると、指が痛くなった。
もしかしたらちょっと不具合なのかもしれない。こんなに痛くなるのはおかしい。
でも、ここはウィークポイントになりそう。
だったら、SPじゃなくてもいいかなとか。ま、露出計を切ってしまう方が楽かもね。
Auto Takumar 35mm f2.3
これは手に入れるのを苦労したレンズ。
何よりもアクセサリーが汎用品が使えない。これだけ揃えるに相当苦労した。
専用フードと専用被せフィルター以外使えないという。
ねじ込みがあるのにフィルターをねじ込むとケラれる。
しかし、写りはすごく好き。
Takumarの35mm f2のようにかっちりしていなくて、苦労が偲ばれる。
あとAuto Takumarレンズは半自動絞りでちょっと苦労する。
ずっと開放で撮るには問題ないのだけれど、例えばf8撮るときに測光するにはきちんと一回f8まで絞らないといけない。
そしてレンズ絞りそばにある、スイッチのようなレバーを押し込んで、絞り込んで測光。
そこで出たシャッタースピードを覚えておき、開放にしてピントを合わせる。
再度、露出を合わせる。
そしてシャッターを切るという手順でめんどくさい。
いわゆる「開放測光」が不可能だった時代のレンズ。
それを足しても、好みの写りなのでいいけれどね。
ちょっと探してみ、全然見つからないから。このレンズ。
レンズ構成だけれど、P.ANGENIEUX PARIS RETROFOCUS Type R1 35mm f2.5とほぼ同じ。
http://home.a00.itscom.net/shisan12/lens01.htm
こちらの6番参照。
ということは?P.ANGENIEUX PARIS RETROFOCUS Type R1 35mm f2.5と撮り比べしたくなるよねー。
こんな感じでやっぱり似ている。
どっちが手に入れやすいかというと、P.ANGENIEUX PARIS RETROFOCUS Type R1 35mm f2.5で数が多い気がする、エクサクタ、M42と選べるし。もちろんLマウントもな!
Auto Takumar 35mm f2.3は本当に探すとない。Hektor 5cm f2.5よりないと思う。あったとしても、フードとフィルターの問題が残る。
汎用フィルター、フードがないのだ。
さぁ、どうする?お金で解決できるのは、P.ANGENIEUX PARIS RETROFOCUS Type R1 35mm f2.5だし、時間をかけて安くできるのはAuto Takumar 35mm f2.3だぞ!
とりあえず、目に入ったものから買っとき!
安定のHP5。そろそろ長巻輸入するかな?
海外でもすこーしずつ値上げしている感じ?