市川芳澤ギャラリーを後にして、隣の弘法寺へ向かった。
目的はあの有名な「涙石」だ。通年、ある一部の階段の石だけが濡れたようになっていると言う石。
面白そうだろ?
木内ギャラリーから芳澤ガーデンギャラリー、手児奈霊神堂、弘法寺はいいルートだ。
目次
弘法寺の涙石
この階段。登るのかと思うとクラクラするが、途中に「涙石」がある。
27段目にあるとのことだった。
背景の妻がフォトショップでぼかしを入れたみたいになってしまった・・・。
この石だけがずっと濡れているようになっていることから涙石。
由来は
江戸時代、作事奉行の鈴木修理長頼が日光東照宮の造営のために使う石材を伊豆から船で運ぶ途中、市川の根本付近にさしかかった時、どうしたことか船が動かなくなってしまいました。
長頼は「近くの弘法寺に仏縁あり」と思い、積んでいた石を勝手に近くの弘法寺の石段に使用してしまったのです。長頼は幕府から責任を追求され石段で切腹。その時の無念の血と涙が染み込んでいるという伝承がある。
http://mamasan.or.jp/keidai.html
個人的には勝手に思い込むなと思うが・・・。
触ってみるとじんわり湿ってる感じ。石の材質は違うから、染み込んだ水分がなかなか抜けないのかなと。
こう言う歴史的逸話があるものが大好きだな。
鶴岡八幡宮の13階段目とか。ロマンあふれる。
弘法寺境内
仁王門。考えてみたらなんでお寺は入り口に仁王像があったりするのかな。
神社は狛犬だもんな。
面白い!ネット社会に生きていられて本当によかった!すぐに知りたいことが調べられる。
阿吽が宇宙とは・・・。
霧は出ていないぞ。これがズミルックス35の開放だ。宇宙だ。
なんかRPGとかバイオハザードの世界みたいになったな。
やりてぇなぁ。時間が足りないわ。
太刀大黒尊天
ちょっと離れた、龍神堂の方へ。
アガパンサスが綺麗に咲いていたのでパチリと。毎年撮ってるな。これ。
f4はしっかり写るな。しかし、これ以上開けない。ISO100が無難かなぁとか。
少し奥まったところにある大黒堂とヤマボウシ。
この木好きだな。可愛らしい花だと思う。
35mmで縦構図って難しいな。全部入るようで入らないし、下の方が余る感じがする。
柳原水閘
弘法寺を後にして、最後に「柳原水閘」(やなぎはらすいこう)へ行ってきた。
ここは現在はでは使われていないようだ。マムシに注意の看板が気になって藪漕ぎはやめておいた。
ここは"土木学会認定「選奨土木遺産」"と"経済産業省認定「近代化産業遺産」"となっており、ちょっと気になっていた。
1995年に松戸市の有形文化財に指定されてもいる。
手賀沼の干拓に取り組んだ土木技師の井上二郎らによって、1904年=明治37年に作られたようだ。
手賀沼もかよ・・・と。
明治の頃まではレンガ作りでそのあとはコンクリートだったかな?
まさに天気が良くてセンパチ。
あ、露出間違えたかと思ったがいいの、いいの、暗いところは暗く、明るいところは明るく。それなら明るいところで露出をとればいいの。
少し見上げたら、見事にドギャーンとなってしまった。
逆光フレアー。ズミルックス〜って。
なんだかこの辺りは駐車場もあってか、人が集まってきていた。
ランニングする人、散歩する人。釣りをする人。
ちょっと草が生えて見えずらかったのでまた、秋、冬あたりに来たいかな。
M3BPとSummilux 35mm f1.4 1st
まぁ、外付けファインダーがかっこいいこと。
って、思うんだけれど、やっぱり実用性は欠けるなと。M2欲しいなと。
ただ、建築物とかには35mmはやっぱりよかった。
f1.4に関しては趣味かな〜と思ったり、思わなかったり。
f2でも十分間に合うし、ISO400入れていれば夜も撮れる。
うーん、メガネのSummicronとか?あー、f1.4から絞ればいいじゃんね。
ふぅ。
今回もRodinalの1+25で現像してみたんだが、ネガを吊るしたときにコントラストが高いかなと思った。しかし、天気の良い日に撮ったならこれぐらいコントラストはつくかとか。
1+50だと20分かかるのよね・・・。めんどくさいのよ・・・。年取るとじっとしてられなくなるのよ。
早起きしたくなるのと同じ。
あ、今度はISO200で撮って1+50なら11分か!やってみるか。