気になった。
「文化の継承でもあり、続けていく。ESGで言えば、S(社会への貢献)だ」
「社会への貢献」だぞ。Bのビジネスじゃないんだぞ。義務化してる。辛いけれどやめられないってことだ。
写真は福祉かよ。誰が税金、その制度を受け持つんだよ。
フィルムなんてもってのほかだ。今やホスピス。
いつもいつも思うのだが、カメラ事業はオリンパスも残す残すと言われていたが、結局残らず、とうの昔にコニカやミノルタなどは完全撤退。
ペンタックスもブランドだけになった。
こういう質問や回答が出てくること自体、危ないと思った。
以前からカメラ事業は風前の灯みたいな、赤字事業、部門と言われ続けている。
富士フイルムもヘルスケアで黒字になって、その分をカメラに回しているのじゃないか?
ここまでスマホが普及してカメラが必要なくなってくると、生き残りの道は高級路線のみ。
ライカを見習え。
まず、株式にしない。株主がうるさそうだから。
手作りとは言わない、少数生産、高級路線、高利益。高性能。機能は省く。
60枚/秒とか60fpsの動画と変わらん。
1枚/秒でいいよ。
絶対に国内生産。家内制手工業的な。小さな工場でもいい。1億ぐらいで建つの?
そして、使い手を選ぶカメラを作る。
完全フルマニュアルデジタルカメラとか。露出がずれていてもシャッターが切れる。
JPGしか撮れない。
あー、完全白飛び!失敗したーとか経験させる。失敗も楽しいと思わせる。
どうも液晶がない方がウケがいいようなので有り無しを選べる。
補正ソフトも不可。
made in japanが廃れる前になんとか70代の元技術者の方々を時給4000円ぐらいで再雇用。
先行投資だよ。
若手に技術の継承をする。
フレキのハンダゴテの使い方とかを教える。
それでいて九時五時の出勤。朝の朝礼もない。完全ホワイト。それをブランディング。日本ならウケるかもしれん。
YouTubeで匠の技とかで生産しているところを見せる。撮影はユーチューバーにやってもらう。
工員をエキストラで雇い、ネジ一本も拘っているように見せる。マイナスネジじゃないダメですねと言わせる。
そして工場見学ツアーを組む。横に旗振り役の従業員(監視役)をつけて、裏側は見せているようで絶対に見せない工夫をする。全部見せないようにする。トイレも許可制。
どこで何を作っているのか噂をTwitterに流す。自作自演。
旭硝子やHOYAのガラス溶解の坩堝を見せるとか。やばいもの見たら、そのまま溶解する。
そして、気泡が入ったガラス(不良品)を見せて、こういう手作業がすごいんですと刷り込ませる。
こういうのが好きなのを選ぶようなカメラとレンズにする。
AFは爆速の方がウケがいいようなので爆速モデルとMFモデルを作る。
MTF曲線は真っ直ぐかグダグダなのどっちも用意する。
両極端なやつ。
50mmはf3.5しか選べない。原点回帰ですと謳う。
35mmは4.5のみ。オルソスチグマットタイプで歪みなし。
200mmはf6.3。貼り合わせ2枚玉。
28mmはf8固定。絞り無し。単玉。撮れるんです。
ボケは逃げをキャッチコピーにする。
写ルンです。
あとはISO感度で調整。高感度は好感度。
なんだろな、今のカメラ業界って余裕がなさすぎて面白みが減っている気がする。
まずは新規開拓とかやめて、新たに興味関心を持ってもらうのを諦めろ。
少子高齢化、お給料はもう上がらん。
今いる顧客がさらに欲しいと思うのを追求しろ。
まあ、何が言いたいかというと、今しかないってこと。
Here and Now。今ここでだよ。
生産追いつかない。いいね!