Bronica S2とNikkor-H 5cm f3.5にモノクロフィルムで匝瑳市八坂神社と龍尾寺へ行ってきた

久しぶりのBronica S2。そして暗くなるであろうと思い、DELTA3200を装填して持っていった。2020年1月に期限切れしているが冷蔵庫保管なら大丈夫か?と。

露光量はEI1600にしてみた。いつもは1000だったりする。説明書には1000で撮れとも書いてあるので。

屋外太陽光下のISO感度はISO1000/31です。(ILFORD ID-11を使用した20℃でのリール式小型タンク使用)

http://www.ilfordphoto.jp/products/datasheet/DELTA.pdf

Page7参照。

目次

八坂神社

ここは魂生様というより、商売繁盛の方らしい。

1819年にここ飯高地区小高出身の男が、江戸で女郎部屋を営んでいた時に、品川で大きな石棒を釣り上げたという。それをここに持ち帰って神棚に祀ったところ、商売は繁盛し、大金持ちになった。

そこでここの天王様である八坂神社へ奉納し祀った。女郎の神が婦人の神となり、子授かりのご利益があるとし、近くの村々から参拝に来るようになったと。

特に2月7日に裸詣りをすると御利益は増し、この集落から別の集落に婿に行ったものもここで裸祭りに参加するという。

生殖、生産の神として、豊作祈願も兼ねて祀られているとのこと。

裸詣り(はだかまいり)  | 匝瑳市公式ホームページ

いつも由緒を調べると、すげぇ無理矢理感は否めないが、これを信じて安寧を得られるのであれば信じたもん勝ちよね。別に壺買わされるわけでもないし。

拝殿。簡素な感じ。

ここも本殿へ入ることができるようになっていた。この地域は性善説か?

本殿には魂生様と周辺に石棒。

これが釣り上げた石の棒?重すぎる。

反対の入り口から。

ここでBronica S2の12枚を一気に撮り終えた。あっという間。

魂生様、生殖信仰は本当に多く見かける。特に内陸部で。それだけ子孫繁栄は大事なことだったのだろうと。今では信じられん。社会化が進んだ結果少子化を迎えている。

龍尾寺

龍尾寺。661年建立。ここ龍尾寺は名前の通り、龍の尾っぽが落ちてきたというところ。

龍角寺、龍腹寺、ここ龍尾寺がある。

昔、下総国が雨に恵まれず、水乞いをしたところ、龍神様が現れて、雨を降らしたが、その代わり身体を3つに裂かれて、ツノの部分は龍角寺、お腹は龍腹寺、尻尾はここ龍尾寺に落ちてきたという。

龍角寺は安食のあたり。龍腹寺は印西市。

この通りまるで龍の形?

カエルが迎えてくれた。全然逃げない。

龍尾寺板碑。1373年、南北朝時代に立てられた。阿弥陀如来が梵字で描かれているとのこと。

なんだか650年前と言われてもピンとこない。本当に存在したのか、その時代ってと思ってしまう。

薬師堂のようだった。

弘法大師も訪れて井戸がある。

山門。こちらが正式な正面か。裏手から入ってしまった。

手水舎は当然?龍をモチーフ。

山門を正面から。

弘法大師御手鑿井戸(こうぼうたいしおんてのみいど?)鑿は「ノミ」。

807年にここに訪れたときに湧き出たという。

下総は水で困っていた地域のようだな。印旛沼の治水事業とか。

おそらく十月桜。これだけが咲いていた。

ここは日暮れも近く、フィルムも結構撮ったのでスマホだけでざーっと見てみた。もう一度のんびり訪れたい。

帰りに妻がスタバの新作が出ているというので、なぜか私のおごりになった。フラペチーノ690円にビビる。私はチキンなのでコーヒーを入れたもので590円のものにした。

どっちも美味しくて参った。参った。

さて、1200円以上PayPayで支払ったので千葉県の10%ポイントバック!と思ったらポイントバックされてない・・・調べたらスタバ参加していないでやんの。ちくしょーめ!

記念撮影。トールのブラウニーモカ。ショートにしてもよかったな。ショートってあったっけ?スモールだっけ?

さて、久しぶりのブローニーフィルムの現像はいかに!?

aremo-koremo.hatenablog.com