M3BPとSummicron 50mm f2 BPにモノクロフィルムで草深の森を撮ってきた

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12月に入り、寒さも増してきた。この日はダウンと手袋だ。

再度「草深の森」へ行ってきた。今週も半日のみ時間が取れたので、前回に回りきれなかった部分を回ってきた。

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1周回ってみたが歩きやすく、撮りやすくて、いいところだった。

フィルムは今回もISO125でFP4+にした。

ちょっと今回はISO400にすれば良かったかな。

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寒くなってきたので手袋とダウンを着て正解。

目次

ランチは「紅茶と食と糸」で

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午後に出発した。

ランチは「紅茶と食と台所 糸」へ。

「糸」は電話したら空いているというのでラッキーだった。ここも空いているイメージはなかった。わたしたちが到着した時はどなたもいなかったが、次々にお客さんが訪れていた。

数年ぶりに訪れたが、相変わらず大変おいしかった。そして、ここは紅茶がメインなんだけれど、やっぱりすごく美味しい。

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4年ぶりだ。

ここで紅茶飲んでからは、もうペットの紅茶とか飲めない。お茶も美味しいところで飲むとペットのお茶が飲めなくなるし、コーヒーも同じ。

最近は紅茶、お茶、コーヒーはペット、缶などでは飲んでいない。缶、ペットならコーラの方が好き。

写真は許可を撮って欲しいとのことだったので食事などは撮らず。のんびり静かに過ごして欲しいとのこと。

周辺から、スマホのカメラの音などが出てこないのもまた、今の時代ではなんとも不思議な感じがしたぐらいだけれど、客層も結構年齢が高い感じではあった。

ただ、お値段は2人で紅茶飲んでも3000円ぐらい。大変おすすめ。

http://www.tearoom-ito.com

草深の森へ

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M3 Summicron 50mm f2 (FP4+)

日中だから再度、ISO125のFP4+で大丈夫かなと思ったら、食後は既に3時近くなっており、陽が傾いていて、開放1/125が最速だたった。一度も絞れなかった。

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奥の方は深い森になっていた

ISO125、開放で1/30ぐらい。

 

今回は手前はなるべく早足に過ぎていき、奥の方へ向かった。どんどん陽が暮れていく。

奥の方は森の外に出る細い道もあったりと森が囲われているわけではない様子だった。整備はされているが、アトラクション的な要素は全くない。

逆にここは何も整備をしなかったら歩けないかもしれないなと思った。

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モミジが深い赤色になっていた

 

これは開放で1/60ぐらいだったと思う。

現像してみるとスキャナーの性能が高いのかわからないが、まだオーバー気味かもしれないと思った。

かなり濃度は薄くなってきたがまだこれだけ明るい。

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森の中で

落葉がいっぱいの森は好きだ。

これでも開放なのだから恐れ入る。Summicronの名前は伊達じゃない!と思うわけ。

Summilux 50mmの開放でも1stじゃなければこれぐらいは写ると思う。1stの開放は場所を選ぶと思う。ほぼSummaritだからな。

50mmはもう1本、Xenon 5cm f1.5を持っているがあれはノンコートのf1.5という大口径なので癖が強い。

開放でのレンズ遊びには面白いと思う。そこから勇気を持っていくら絞れるかが勝負だな。

そういう意味では50mm f2のSummicronは万能だと思う。どこへいっても普通に撮れる。

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お散歩の方

スッと目の前をお散歩の方が横切ったので一枚。

もちろん開放で1/60。

この前のSummilux 35mmの開放での写りみたいになったな。

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これの2枚目の写真。もわ〜って。

ただ、あの写真ほど大袈裟じゃないのがSummicronのいいところだな。冷静に写っていると思う。

SummiluxやSummaritのように開放でポヤポヤになれば誰もが個性的と思える写真を撮れるが底の浅い写真になると思う。

それはレンズの個性であって、撮った人の個性ではない。

Summicronは開放だからといってもぐるぐるボケになるわけでもなく、そのまま写る。

優しい写真になるのかシリアスな写真になるのかは撮り手によると思う。

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薄暗くなってきた

ここもかなり薄暗くなってきて難しかった。露出計はf2の1/25とか出してくるんだけれど、躊躇することなく1/30で撮ってる。

それでも見た目より明るくなってしまう。難しい。

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枯れる寸前

こういう葉っぱに弱い。f2開放で1/60かな。

ほんとボケがうるさいなー。仕方ないかー。Planarとかもこんな感じよね。

でもさ、これもISO400でf2.8とかf4ならどうなっていたのかねぇとかね。

これApo Summicron 50mm f2だとどうなの?って思ってしまうよね〜。

あれ、100万超えてたか!高いなー・・・。

じゃあやっぱりf1.5のこれとかさ!

いやいや、きちんと?Xenon 5cm f1.5にして、f2で撮るべきか!?f1.5なら1/125だぞ?あー。悩ましいー。

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隙間から

森を歩いているとこういう光景に出会える。

本当にラッキーよね。露出を1段絞っても足りない。2段でもよかったぐらいだな。いい勉強になった。

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逆光

あえての逆光。逆光じゃないとこれ撮れない。開放でこんなに写るんなんて驚きだ。

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深々と

f2と1/60。1/30と出たけれど1段アンダーにした。

森の明るさが落ちていく。ここは往路に見たところだけれど、たかだか30分程度でかなり暗くなってしまった。

テーブルにカメラでも落ちてないかなーとか見てしまう。

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半分ぐらい逆光

陽が暮れかかってる。森の外は明るいのに。

開放で。

よくこの木を見つけたなと自分でも思うわ。往路には気づかなかった。やっぱり往復するべきだな。違う世界がある。

Summicron 50mm f2はいい!

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いやー、Summicron 50mm f2はいい。沈胴が1953年に発売されて、実に来年2022年で69年?約70年前の設計のレンズとは思えない。

現行の球面Summicronとも遜色ないと思える。これはすごいと思う。

現行は30万超えているのか。沈胴Summicronを10万ぐらいで買うのもアリだなと思う。

ElmarとSummicron、どっちにすると聞かれると理屈では Summicronを、感情ではElmarを選んでしまうだろうなぁ。開放値とかの問題じゃないんだよね。

今度はElmarとバルナックを持ち出してみるか。

草深の森の紅葉とレストラン

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真っ赤っか

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カラフル

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レストラン

さて、ここ「草深の森」を後にして、再度「結縁寺」方面へ向かった。

かなり陽が暮れ始めて、空気が冷たくなっていた。

そろそろISO400の出番かな?

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