勝浦で1日、21mmレンズだけで撮ってきた。一応予備で50mmレンズ、Hektor 5cm f2.5を持って行ったが結局使わず。「交換レンズ持って行っても交換しない」あるあるって?ま、Lマウントなら軽いのでいいかなとか?
写ルンですで撮った勝浦宇宙通信所の記事
勝浦宇宙通信所
まずはランチは勝浦タンタン麺を食べて、すぐとなりの勝浦宇宙通信所へ行った。
ここはJAXAの施設でいつでも無料見学ができるところで一度は行ってみたかったところ。でかいアンテナがあるんだから広角の21mmがいいだろうという目論見。
勝浦第4送受信局パラボラアンテナ。この通信所最大のアンテナで直径20m。うまく金網にレンズを突っ込んで撮ったつもりだったが、そこは一眼レフと違うところ、金網が写り込んでしまった。
施設内を見学させてもらった後に撮影へ臨むが、いやはや、思ったよりも近寄れず。21mmレンズが仇となったか?それでも可能な限り撮ってみた。
唯一、この勝浦第1可搬局パラボラアンテナのみが下から見上げることができた。直径約10~13m。見上げるように撮るとでかく見えるね。でもこの撮り方は難しい。ディフォルメされやすく自然な感じに撮れなくなる。レンズに頼った撮り方かな。
施設を外から撮る。こうやって見ると違和感あるな。自然が多いところなのに「ハイテク」がどんと置かれている。
自然の中に突然現れる、「超古代文明」のような出で立ち。無性にかっこいい。カメラを持って見学、撮影はすごくいい。特に時間内に夕暮れを見ることができたら最高かもしれない。
HP : JAXA | 勝浦宇宙通信所
勝浦城趾と八幡岬
ぼんやり中心に見える磯に鳥居があった。どうやって建てただろうとか。21mmだと広すぎたー。
そのまま八幡岬まで出た。岬には勝浦城趾もあると言うので覗いてみた。
勝浦城の城主は正木頼忠で、その娘はいわゆる家康の側室となった「万」で水戸黄門のおばあちゃんと。なんだか、そこまで続くか!と房総の果てで思った。
八幡岬から勝浦灯台を見る。ここに「お万布晒し」がある。先の「万」が秀吉に攻められ落城したときに崖を布を使って降りて逃げ延びたという話。勝浦は「おせんころがし」といい、女性が苦難を浴びているところが多いな。
参照 : おせんころがし | かつうら潮風散歩道|勝浦観光ポータルサイト
ここまで来るのに結構な階段を登ってきたので「ヒーハー」言っていたところ。はー、はー、言いながらシャッターを切った。岬を抜ける風が気持ちよかった。この日一番のお気に入り。
岬に咲いていた八重桜がまだ満開に近かった。なんか不思議な写りをするな。やっぱりシュナイダーって感じ?
HP : 八幡岬公園 | かつうら潮風散歩道|勝浦観光ポータルサイト
勝浦灯台
勝浦灯台から八幡岬を見る。あの崖を「万」は降りて行ったのか。
少し登ったところに灯台があった。ここは以前訪れた野島崎灯台のように中には入れず。しかも誰も勤務していないように感じられた。巡回式の勤務なのかな?管理とかどうしているんだろう?でも、ここは人気も少なく風景もいいので結構穴場。
灯台へ至る道もかなり鬱蒼としていたが、他にバイクのツーリングで訪れている方が一人いらっしゃって、「こんにちは〜」とご挨拶。灯台から一眼レフで写真を撮られていた。いいよね、一人でバイクも。
ちょっと遊んでみた。21mm f3.4の開放で測距できる最短70cm。ボケてる?ボケてる?このレンズは距離計は連動しないけれど、最短は30cm。そこまで来ると目測になるが最短開放は目測で合うか?今度試してみるか。21mm f3.4で玉ボケが出せるのか!?
HP : 勝浦灯台 | かつうら潮風散歩道|勝浦観光ポータルサイト
その後、鵜原理想郷へ足を伸ばした。つづく
最近はISO400はこのHP5+がスタンダードになってきた。
中判でISO100はFP4+(ISO125)かな。
またトライ-Xも使ってみたいかな。ISO200で撮ってみたい。トライ-Xの何がいいって言語化できないけれど、まぁ、一番使って慣れているからとしか言いようがない。安く長巻があればなー。もう販売終わったんじゃなかったっけ?
2年前に勝浦を訪れた時の記事。「おせんころがし」が怖い。