全く同じようなタイトルになってしまうが、Elmarで撮るとこんな感じということで。
Elmarで撮った息栖神社と鹿島神宮。
こちらは写ルンですで撮った記事。
モノクロの風力発電
到着してすぐのコマ。これ被ってる。鹿島神宮とかでレンズキャップをしないで日向を歩いたのでレンズを通してフィルムに感光してしまった。バルナックライカやM3あたりを使っている方は注意ね。キャップをしないまでも肩からぶら下げる時に「脇の内側」に入れるだけでもいいみたい。
ヤスダさんのHPから ワンポイントアドバイス
ここの(5)、(16)ね。
基本中の基本のことがいっぱい書かれてて役にたつと思う。(13)を改めて読むと。シャッター音は静かな方がいいとか思っていた時期を思い出すと恥ずかしい。
ここに来るとこの光景をつい撮ってしまう。左の建物?がとても撮りやすいというか撮りたくなるんだな。
はい、どーん。誰もいなかった。こういう被写体を見るとつい"あおり"たくなるけれど、基本的に上を向けたりとか"あおったり"しないように撮っている。あおるとなんか違和感がある気がするのでなるべく「見たまま」で。しゃがんだりしないことにこだわっている。
一段アンダーにして夕暮れが映えるように。西側はかなり明るい。
横から。ゆったりとブレードが回っている。
さて、完全に陽が暮れそうだ。DIIはスローシャッターがないので陽が暮れる前に帰ろう。
機材とか
DII Elmar 5cm f3.5とPENTAX6x7にSMCT 55mm f3.5を二台持ちで。67でかい。レンズでかい。次回は67で撮った風力発電。135フォーマットと120の67フォーマットの違いはでかい。画質においては圧倒的な差がある。しかしながら135フォーマット、特にライカなどのコンパクトカメラはとても良くできていると思う。引き伸ばしにも耐えられる画質とコンパクトさの両立は革命的だったのではないだろうか。さすがにPENTAX67を肩にぶら下げて一日中歩き回れと言われたら気がひけるが、バルナックなら可能だ。レンズもElmar 5cm f3.5なんてとても軽いくて良く写るので本当にオススメだ。とりあえず、ライカレンズの50mmを選べと言われたらElmarとSummicronで死ぬほど悩むだろう。
構図と撮り方について
このような場所で50mmレンズだと先に述べたようについ"あおった"り、見上げるような構図になりがちかなと思う。それはそれでは間違いではないのだけれど、私個人の考え方として「違和感」を感じるので、なるべく自分が立った位置で自分の目線の高さで撮るように心がけている。特に広角レンズであおったりすると一気に不安定になる気がする。画角に入らないのなら下がればいいだけ。10歩も下がれば十分入るだろう。下がり切れない時に35mmとか28mmが役立つのかな。Elmarの3.5cmも"ぺったんこ"でいいぞ!私は貧乳、微乳が好きだ!
理想的な撮り方としては「立った位置」で構図は決まっていてあとはピントを微調整するだけになることだと思う。ピントも事前に合わせておき、露出は常に絞りとシャッターダイヤルを回し続けて合わせ続ける。(これ、M6を使っている人必須だよね)すっと構えれば構図も出来上がっていて露出もピントもあっているというのが理想というか、少し撮っていると被写体を見つけて構図が浮かんで構えるとピント合わせがほぼ必要なくなっていることに自分でも時々驚く。そういうのが理想。速く撮るより被写体を見つた時に事前にどれだけ「絵」が浮かんでいるかということだと思う。絞り値によるボケの量、距離によるボケの量、露出すべてを考えて一枚の写真が成り立っているかどうか。頭に浮かばない時は撮らない勇気も持っていたい。
過去に風力発電を訪れた時の記事
同じISO400のTRI-Xも値上がっちゃったね・・・
ちょっと読んだけれど、構図も知識だよね。センスがいいというのは背景に知識があると思う。知識があってのセンスだと思う。
ナショナルジオグラフィックの本は説得力がある。オススメ。