東京都檜原村にある、払沢の滝へ行って来た。この日もとても暑い日だったけれど、滝を見にけば少しは涼めるだろうと思った。暑いと本当に写欲が細くなる。暑くてじっと構えていられない。いざ。
写ルンですの記事はこちら。
HP ; 払沢の滝 | 檜原村ホームページ
かなり山奥。それでも夏休みのためか人出は結構あった。人気スポットなのかな。
片道1kmのゆるい坂道
途中にある、旧檜原村郵便局。この建物は移築されてこちらに移って来たらしい。今は"木工房 森のささやき"になっている。
反対側から。なかなかの森深さでしょう。それでも道は整備されていてトレッキングシューズ、スニーカーなら問題無し。
途中にも小さな滝がいっぱいある。黒く撮りたかったのでマイナス一段。
こんなに綺麗に整備されているのでスニーカーで十分かも。
これは橋?と思ったら、生活用水のための設備だった。
登って行くと徐々に涼しくなって来た。いい感じ。これより上流は生活用水、飲料水に利用するので「小便禁止」など汚さないことと書かれていた。
払沢の滝
払沢の滝に到着。写真を撮りながら歩いて20~30分ぐらい。本気で歩いたら20分かからないかな。先客の方々が涼んでいた。滝つぼから水が落ちて来てその風圧で涼しい風が吹いて来て気持ちいい。多分、気温も2~3度ぐらい違うと思う。
滝壺の反対は何て言うんだ?光と降り注ぐ水が綺麗だった。ここで超広角でバーンって撮るのが普通なのかもしれないが、私は単焦点バカ。50mm一本しか持って来てないので色々と悩みながら撮ってみた。
滝壺の目の前で。すごい風圧だった。ここに至るまではかなり水気があって足元が滑るのでカメラ持って登るのは要注意。この滝に打たれたら、少しは物欲が減るんだろうか。いや、その前に落差があるので打たれたら気絶するかもしれん。南無妙法蓮華経!南無阿弥陀仏!はっー!・・・レンズー!カメラー!
このサイズ感。夏ならこんな滝壺側に行っても気持ちいい。
復路で。秋に来てもいいかなと思う。紅葉の中で滝を見るのも一興かと。そんな時はポジフィルムで撮りたい?PENTAX67に55mm(換算28mm)でもつけてバーンって、中判で!あとは真冬の厳冬期は凍ることもあるらしいのでスタッドレスとか足さえ用意できれば来てみたい。とにかく、人が途切れることはなかったので人気なんだと思った。
50mmで滝は撮れるのか
今回も前回から引き続き、NIKON Fの王道である、NIKON FとNIKKOR-S Auto 5cm f2。お気に入りである。出かける時、果たして滝を撮りに行くのに50mmでいいんだろうかと一抹の不安があったが、いざ、撮ってしまえば何とかなるんもんだと結果的には思った。
超広角の15mmとかで全部を入れて撮るのは天邪鬼な私としては違う、違うぞーと。もうちょっと自分らしく、自らの意図とか意思を写真に入れられないものかと思っている。35mmだと中途半端、28mmだと何を撮りたかったのかわからない、85mmだと狭すぎる。50mmは見ずらかの意思、意図が入る画角なのかもしれない。以前から思っていることは「ピントは意思、構図は意図」なので50mmが自分にはちょうどいいのかもしれない。超広角ほど嫌味もないし、中望遠ほどボケに頼らずに撮れる。逆に言えば、何も考えずに撮ると超つまらない画角。
こういうの、わかりやすいけれどつまらないか。レンズのテスト撮影みたいになってしまう。葉っぱが写って周囲はボケているけれど、それ以上でもそれ以下でもない。それで?となってしまう写真。ボケにしてもなぜその絞り値なのか、なぜ、その背景にしたのか。説明できるだろうか。むやみに開放にしていないだろうか。戒めとしてアップしておく。自分の撮った写真を言語化できるか考えてみたい。
最近、TLを賑わした「写真講義」面白そうなので読んでみたい。
これも出た時は大騒ぎになったけれど、今はどうだろう。
これは持っていても損はないと思う。
暗がりが好きなのでISO400が好きだー