α7とTRINOL ANASTIGMAT 105mm f3.5で撮ってきた。
この日はそれまで不具合チェックのためにM2と50mmだったけれど、それほど違和感なくスイッチできた。
夕暮れ時だったのでフラットな感じかと思いきや、結構ピントがカリッとしてる?あ、全て開放ね。
105mmはポートレイトにも良いか?f3.5でも十分ボケる。
なんだかこの圧縮感?ピントが急激に立ち上がるっていうの?立体感すごいな。三枚玉って基本シャープよね。ボケはきつめなイメージ。
赤の発色が良くて驚いた。デジカメの影響もあるのだろうけれど。よいね〜。
f3.5のおかげか、あんまりボケがガサガサしないのね。
いいよ、いいよ。これはいい。
おお、光源が爆発しないのかと驚いた一枚。これが三枚玉の威力?
中遠景もよし。赤の色味がいい?ノンコートなのに?
光源からハロは出ているけれど、ゴーストとかきつい収差が出ないのは驚き。
バランスいいよね。手前から奥まで。いやーな感じがない。見た目に近い。
これには驚いた。解像感と立体感。105mmという画角のせいか立体感すごい。それでいて服の皺まで綺麗に写ってる。ソニーもすげーって。
なんだろ、この写り。エルマーとかに近いのかな。
これも思わず唸ってしまった。なんかすごいぞこのレンズって。意外や意外。期待値が低いだけに驚いてしまった。
f3.5でほぼ暗くなってしまったので1/125は確保したく、ISO6400まで上げたらノイズだらけになってしまったので、モノクロでなんとなく。ノイズのせいか、シャープ感が減ってしまったが、フィルムでも良く写りそう。
右上のケラれみたいなのは、中望遠レンズだとEマウントにかぶるんだっけ?なんかそんな記憶。イメージサークルが広いからフルサイズだとマウントにかぶるとかなんとか。違ったっけ?
エルマー9cm f4でも同じようになったんだよ。
総じて驚きっぱなしの写りだった。暗かったのでほとんど液晶で確認はしなかったけれど、帰ってきてPCの画面で見てびっくり。こんなに写るのかと。
唯一欠点を挙げるとしたら、ヘリコイドの回転方向だけだな。ライカと逆なんだよ。慣れるまであれ、あれ、ってなってしまった。
今度はレンジファインダー、フィルムでも試してみたい。これはいいレンズの予感。いい塩梅に古くて、いい塩梅に写る。
ノンコートでここまで写るとは思わなかった。
あー、三枚玉、トリプレット好きだなー。